中国市場がおかしい...?

 

中国本土の株式相場は8日、急落していまする。国慶節(建国記念日)の連休による休場が明けた本土市場では、人民元と中国国債先物も下げています。上海もしくは深圳に上場する主要銘柄から成るCSI300指数は前営業日(9月28日)比3%を超える値下がりし、テクノロジー銘柄が下げの中心となっているようです。上海総合指数と深圳総合指数の下げも大きく、香港株も安くなっています。

 

中国10年国債先物は0.2%値下がりしています。国慶節明けに人民元が1ドル6.9135元と2017年3月以来の安値をつけました。7日に中国人民銀行が金融緩和に動いたことを受け、当局が元安を容認しているとの見方が強まったと報じています。中国人民銀行が預金準備率を15.5%から14.5%に1ポイント下げると発表(15日から実施)しています。

 

米中貿易戦争から秋以降の景気下支えが狙いとのことですが、米中貿易戦争の影響が出てきているのでしょうかね。

 

NY市場はダウは上昇、S&P500は大きく下げた後、下げ幅を縮小、ナスダック100指数は3営業日続落、8月1日以来の安値となりました。CBOEボラティリティー指数(VIX)は日中ベースで6月以来の高水準となる場面があり、ボラティリティーの再燃が示されました。

 

毎週配信している情報誌9月17日号で「オプション市場の誰かが、5年平均を下回って推移しているCBOEボラティリティー指数(VIX)が2月の市場混乱時の水準に戻ることに賭けている」というニュースを取り上げました。

 

原油先物相場は小幅安でした。イランからの供給途絶が、恐れていたほど深刻にはならないとの見方が広がったと報じています。トランプ政権による制裁が来月再開されるのを控え、米政府はイラン産原油輸入国と交渉に入っているとの関係者情報が週末に伝わっています。WTIで1バレル74.29ドル、ロンドンICEの北海ブレントは24セント下げて83.91ドルでした。

 

金先物は反落、ドル高と先週の大幅な米国債利回り上昇が材料視され、8月中旬以降で最大の下げとなりました。ドル指数が上昇し、ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は1.4%安の1オンス=1188.60ドルで終了しました。

 

今話題のソフトバンクに関しては、サウジアラビアの政府系ファンドが、ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長が計画する第2のビジョン・ファンドに450億ドル(約5兆1170億円)出資すると報じています。1本目への拠出と合わせると、出資額は900億ドルに倍増することになります。

 

昨日配信の情報誌「ら・ぽ~るマガジン」では、トヨタとソフトバンクの提携について書きました。月額324円、初月1ヶ月は無料です。

 

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       らぽ~る・マガジン 第333号(2018.10.8)

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    目次

     1,今週の重要指標&予定

     2,わかりやすい経済のはなし

        ○米雇用統計結果から...

        ○中国、米国債を売る

        ○ラガルド専務理事来日会見で...

        ○イタリアとイギリス

     3,いま話題のニュースの裏側

       TOYOTA + SoftBank

        ○モビリティー(mobility)

        ○Maas(マース)

        ○e-Palette Concept

        ○TOYOTAが変わる

        ○トヨタはなぜソフトバンクを選んだのか...

        ○MONET Technologies(モネ テクノロジーズ)

     4,今週の相場シナリオ(私見)

     5,よもやま話~近況

 

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