2016年11月以来、1年3カ月ぶりのドル/円106円台に突入しました。

チャートで見れば週足で確認できる次の抵抗線が105円近辺、その次が103.30円あたり、その次が100.50円近辺です。

ドル売りなのか、円買いなのか...

こういう理由付けはいつも後付けで、意味はないとは言いませんが理屈かなとも思いますが、とりあえず現段階で言われているのは、

   1,日米通商問題でのドル安誘導  保護主義強化
   2,予算教書で米財政赤字拡大によるドル売り  アメリカ売り
   3,日銀黒田総裁続投による量的緩和政策変更疑惑  総裁の心を深読み
   4,海外勢の円ショートポジションが解消しきれていない
   5,リスクパリティ戦略での株売りが終わっていない 株売りと円買いはセット

こんなところでしょうか。

NY株式市場は、なんとなく落ち着きを取り戻している感じで、米株価上昇を促すには保護主義強化策を出すことが考えられるので、上記「1,」はうなずけます。

「2,」は素直に合意できますね。

2019会計年度(2018年10月~2019年9月)は4.4兆ドル(約478兆円)規模となり、国防費と移民法執行費用を拡大する一方で、給付金など国内プログラムの縮小、歳出はこれ以上減らせないところに減税による税収不足は否めませんからね。

次の世界的ステージは、各国の財政改善がテーマとなると予想していますので、アメリカから資金が逃げることも十分に予想されます。

「3,」は、本来は円安に振れるはずなのですが、その逆にいっていることが皮肉です。

「4,」「5,」がおそらく現実の需給要因かと思います。円高を起こしているのはこれでしょうね。行動の背景となる理由は、いくらでも考えられます。

そうなると、この状況は長引くことが予想されます。

米長期金利は徐々に下落してきています。ボラティリティを表すVIX指数も低下してきています。

NY株式市場は少しずつ値を戻してきているとするなら、日本市場だけが下げ止まらないことになります。

上記の円高理由を日本株価にあてはめれば、おのずと日本株売りという答えにつながりそうです...