SF好きのとらさんにとっては、

 

時間があると旧作の映画をよく見ます。

 

AKB総選挙も盛り下がり、脳への刺激を絶えず求める者としては、

 

刺激不足に陥り、アマゾンプライムで映画を物色

 

「ターミネーター:新起動 ジェニシス」を見つけて視聴開始

 

作品公開時には現実世界に無かったものが、

 

今見返すと、結構現実的な部分が発見された。

 

それと同時に現実に起こりうる危険性を秘めている事に戦慄が走った。

 

新起動ジェニシスは、「スカイネット」の覚醒前に叩こうと言う部分が大まかな主題だが、

 

現代の「IoT」に非常に似ている。家電やモバイルが全て繋がり、ビックデータを検索し

 

「最適」を導き出す。便利なシステムだ。

 

そこに「地球の寿命を延ばすとしたら?」「地球を再生」とかのコマンドを入れたら、

 

間違いなく「人間・文化」の抹殺に繋がるだろう。

 

基本OSにはそんな能力はないだろうが、アプリケーションの高度化と、

 

どのような機器にも接続可能な状態になれば、

 

「自我に目覚める」に近い状態になるだろう。

 

人間は文化の発達でより自由を謳歌できるだろうが、

 

果たして安全性や個人の自由は守られるのだろうか?

 

文明の発達は喜ばしいが、人間の自我がいつしか消えてしまうような気がする。