ABAを意識しての日常生活。
長男の寝起きの悪さがこの頃の私の悩みでもありました。
そこで、ABAに当てはめて考えてみることにしました。
ABAの考えは、
行動の結果、良いことがあればその行動は増える。
行動の結果、良いことが無ければその行動は減る。
それまでの長男に対する私の関わり
「朝だよ!起きて!!」
「・・・・(無視)」
「ほら!早く起きなさい!!」
「ヤダ!起きたくない!!」
「朝ごはん、好きなおにぎり作ってあげるから!」
「ヤダ!ヤダ!!」
「おんぶしてリビングまで連れて行ってあげるから・・・」
「ヤダ!ヤダ!!ヤダー!!!」
「いい加減にしなさい」
こんな感じのやり取り。
長男の問題行動に対して、あやしたりなだめたり、最後には強制連行。
ABAで考えれば、たっぷりと注目を与え、時には強化子、行動の減少につながらない罰を与えているという状況
しかも、機嫌を損ねることなく起きていた時には
「早く着替えて」「早くご飯食べなさい」「早く支度して」
と、スムーズな行動に対しての強化はせず、矢継ぎ早に次から次へと指示。これは長男に対しては消去的な関わりになっていました
そこで、関わりをABAに添って、
スムーズな行動時によく注目して声を掛ける、ご褒美的に長男の好きなおにぎりを作る。
愚図った時は、本人にとって得をした。しめしめ。とならないように淡々とした態度でいました。
その関わりを行うようになり、寝起きがスムーズになった長男。
寝起きの良さは習慣化し、あれから数年経ちましたが、今でも気持ち良く起きてくれています