保育から療育への転職。
採用が決まった事業所の療育方法は「ABA」でした。
ABA → 「応用行動分析」
初めて出会う言葉でした。
アメリカでは多くの州で保険対象となっており、自閉症児に対して最も効果ある療育方法というお話を聞きました。
1930年代にスキナー博士による行動分析の研究、
1980年台にロバース博士の研究結果の発表
という、歴史ある療育。
行動の結果、その行動が増える、または、減るという行動分析。
その行動分析を応用し、社会生活を送る上で必要な行動を増やすように教えるABA。
それまで保育で経験してきたことが、
「あの時はこうだったのか。」
「この時はこうすればよかったのか。」
と、保育士としてあった出来事を点で例えると、ABAの原理が線となってそれまでの点をつなげていき、
すごく自分の中でストンと府に落ちる考え方の療育との出会いでした