読破 | S.L.B

読破

 

本屋で目に留まった「アイリーンはもういない」を読んでみる。読み始めたからには物語の展開が気になるので、頑張って苦痛に耐えながらも読み終える。別に明るくて楽しい作品が読みたい訳ではないが、文脈から想像する絵図らは暗くて酷い有様で、淡々と語られる人物像が不快であり、主人公以外の人物の誰一人にも魅力がなく、読み耐えた分ラストの展開にやっと…という救いがあるようにも思えるが、結局なんのために読んだのか…本屋で出会う必要などない作品だった。