2024年の季節的なテーマ 夏 2024年6月21日から2024年9月22日まで | 星が語る『Star』~Astrology Cafe~

2024年の季節的なテーマ 夏 2024年6月21日から2024年9月22日まで

 

夏至ー蟹座へのイングレス

 

 2024年東京の夏至は、6月21日午前5時51分(日本標準時)に成立する。蟹座0度の夏至の太陽は12ハウスに在泊し、これは魚座の定位である。ミッドヘブンに魚座29度の海王星がカルミネートしているだけでなく、12ハウスの太陽は、蟹座4度の金星、蟹座7度の水星と緊密なステリウムを形成し、魚座の海王星と、アウトオブサインのタイトなスクエアを形成している。オリンピックシーズンでもあるこの夏、妨害・騒乱・テロ・密約・病院・亡命を意味する12ハウスが強調されるのは好ましいものではない。また、海王星は、目に見えないもの・不決断・不透明・インフレ・薬品・病院・療養所・隔離・アルコール・麻薬・石油のシグニフィケーターである。海王星が魚座のルーラーである以上、これらの意味は極限まで大きくなると考えてよいだろう。誰が何を言っても、あやふやで、はっきりしないように感じられる。妙な安心感がある反面、すべてが曖昧で、見通しが悪く、疑わしい。そして、国内外の緊張感は知らず知らずのうちに高まり、気づいたときには手に負えない状況になっているかもしれない。

 夏至図では夏至の太陽の星座、蟹座が上昇している。そのため、4ハウスの属性(地殻・気候・国土・野党・治安・災害・歴史的な遺産)が表面化しやすい。蟹座のムードでコミュニティを支配するという傾向が、そこかしこに顔を出すこともあり得る。7ハウス・水瓶座の冥王星と、10ハウス・牡牛座の火星はワイドではあるが、スクエアである。火星・冥王星は、ともに蠍座のルーラーである。蠍座の心理的属性、移行・変容・ある期間の終わりが迫っており、物事がそれまでと同じではなくなるという感覚も、表面化しやすくなる。何かが失われたり終了したりする可能性があるが、できることなら、新たなよりよいものが生まれてほしいものだ。改革と変化への衝動は強く、まるで止めようのない勢い、そして恐怖が存在するかのようである。それでも、変化に対する抵抗は制度の中に根づいているため、いずれにせよ、権力をめぐる争いは熾烈さを増しつつあるだろう。

 アセンダントのルーラーである月が射手座に在泊するため、幾ばくかの希望も感じられる。だがそれは楽観的な展望であり、大衆からの喝采を浴びることで自信をつけるといった、政治大会の閉会後に立候補者を発表する際の典型的な光景である。そこではいつものように、気高く高邁な約束がなされる。だが、射手座の月は魚座の土星とスクエアを形成しているため、高邁すぎて信じがたいかもしれない。そのため、希望とともに湧き起こるのはおそれ、心配、皮肉や冷笑、懐疑主義である。一方、ポジティブなメッセージを伝える可能性がある分野は研究、とりわけ薬学研究である。魚座/12ハウスが強調されていることで、特定の疾病や疾患への新たな治療法の発表がなされるかもしれない。

 社会的、政治的、あるいは経済的な変化の流れはよい方向に向かうのだろうか。それとも、すべてを悪化させ、絶望的なものになるのだろうか。やらねばならないことは山ほどある。だがやるべきことが多すぎて、実際に何かを成し遂げるための時間がなさすぎるという集合心理的な懸念が存在する。人々は、自分たちには何も変える力がないと感じている。その力はごく少数の者が手にしているのだ。しかし、実際には、冥王星が今後20年かけて水瓶座を運行することにより、人々は力を持つようになる。何が起こるのだろうか、我々は安全なのだろうか、安心してよいのだろうか、ということについては誰にもわからない。多くの人々が心配している。それはむしろ最悪の事態を予感させるものだ。だが、現実に最悪の事態が起こるとは限らない。現実というよりも恐怖に心が傾いているのかもしれない。ありもしない幽霊や幻想に振り回されているのかもしれない。しかし、そこには権力者に対する不信感や疑念が存在し、彼らが本当に状況を悪化させることなく、必要とされ、約束された変化を実行に移せるだけの能力や信頼性、誠実さ、有能さを備えているのかどうかが問われている。特に大衆に影響を与える国家的、世界的な金融システムに関する不安と不信感は根強いだろう。

 この夏、国民は心配と不安に包まれやすくなる。そして、国民や政府が準備してきた以上の現実が待ち構えている。

 

留意すべき特定の期間ー夏

 

 春に展開された木星のアスペクトによる希望は、夏には憂慮すべき力学へと道を譲ることになる。これは、土星と海王星がともに魚座で逆行する6月30日〜7月2日、夏の始まりとともに顕著なものになる。この組み合わせはかなり偏執的で、誇大妄想というよりは被害妄想と言ったほうがいいかもしれない。土星は監禁や制限を象徴し、海王星は何らかの施設やヒステリーに関わることがある。これらが結びつく時、怪しげな疑惑の下に人々が迫害される、魔女狩りのような風潮が助長されるかもしれない。まるで何かが制御不能に陥ってしまったかのような状況で、当局は法律を再解釈したり、法を破るようなことをしてでも、失ったものを取り戻そうと躍起になる。多くの場合、この組み合わせは汚職や虚偽の疑惑、誤った真実を伝えるニュースの見出しが目につく時期と一致しやすい。さらに、海王星とともに強調される土星は、毒物、付着などによる伝染性が危惧される毒ガス、病気、原油流出、また洪水などの水害による損失が発生する時期を示唆することもある。こうした話題は、この時期の前後2週間のうちにニュースになるかもしれない。また、エネルギー価格もこの時期にトレンドが反転する可能性がある。

 この夏、もうひとつのニュースになりそうなのは、休みが増えるのを求める気持ちである。人々は、志を持って働き経済的にも安定した良い生活を求める心理と、仕事一辺倒で自分の生活を楽しむ余裕もないまま懸命に働かねばならない状況の間で板挟みになっている。人々は、もっと適度にリラックスし、仕事による重荷を軽くできる制度改正を望んでいる。

 7月12日〜8月5日、金星が獅子座入りすると、状況は少し明るくなってくる。これは社交的な雰囲気が生まれやすい期間で、楽しい経験をしたい参加者のためにパーティーやイベントを開催するにはよい時期である。それ以前の7月3日〜11日は、金星が土星と海王星の両方にトラインを形成するので、早めの時期でも楽しい時間を持つことができるだろう。だが、7月12日〜15日になると、金星が冥王星にオポジションを形成し、火星は天王星とコンジャンクトする。このあたりで困難や紛争へと進んでいく突然の衝突が起こるかもしれない。一方の側は、自分たちには共通点が多すぎるためにかえって上手くいかないと考え、もう一方は自分が完全に誤解されていると感じ、我が道を行く自由を求めている。それはまるで、ふたつのパラレルワールドが、互いにつながるための何かを見つけようと模索しているようなものだ。その後、一方が、特に金銭面や安全保障に関する領域で、純粋に非合理的な行動をとる。したがって夏の前半は、銀行セクターや為替評価が非常に不安定になり、驚くような変化が突然起こるかもしれない。

 7月21日、火星が双子座に入居し、9月5日まで双子座を運行する。白熱した議論や論争が巻き起こるかもしれない。互いの舌鋒は鋭く、討議の進行には慎重なコントロールが必要だ。よいニュースは、多くの輝かしいアイデアが提案されることである。特に、太陽が獅子座入りして冥王星とオポジションを形成し常火星が冥王星にトラインを形成する7月最後の10日間は、心が刺激され、議論や討論が活発で楽しいものとなるかもしれない。また、病気や疾患への新しい治療法が発表される可能性もある。ヘリオセントリックの水星が射手座を運行するため(7月21日〜8月2日)、金融・商品市場は急激な価格変動によって過熱状態になるかもしれない。これは8月5日まで続く可能性がある。なぜなら、金星が天王星とスクエアになり、水星が逆行に転じる一方で、木星が冥王星と135度のセキスコードレートを形成するからである。インターネット株とテクノロジー株は、ここで最も大きな価格変動に見舞われるおそれがある。さらに、金銭的な合意への道を歩んでいる人々は、その道が突然崩れ始めることに気つくかもしれない。一方の当事者は力を与えてほしいと望むが、その力の贈り物に対する対価を支払うことや、将来、支払いをする責任を負うことは望まない可能性が高い。また、性感染症が増加する時期でもある。性的な関係には十分注意が必要になる。

 8月20日、今年最初の木星・土星スクエアが起こるため、8月15日〜23日はジオコスミックの観点において、もうひとつの重要な時期となる。これは、運行する火星と金星の双方によって火をつけられることになるが、乙女座の金星と双子座の火星は、8月23日に互いにスクエアを形成することがそのトリガーとなる。まず、8月15日の火星・木星コンジャンクションは、製品に対する需要の高まりを示唆する可能性がある。また、企業や株の将来の利益に対する楽観的な見通しと相関する可能性もある。だが次に、8月16日、火星が土星とスクエアを形成し、その後8月20日には太陽と天王星がスクエアとなり、金星が木星と土星にTスクエアを形成する。これは前後2週間以内に起きる異常気温、おそらくは異常なまでの暑さを引き起こす可能性があり、穀物価格に影響を与えるかもしれない。実際、8月16日〜9月3日は強風、竜巻、ハリケーン、停電、地震等の災害、悪天候に見舞われ、穀物価格が一気に上昇するおそれがある。これにより作柄予想が変更され、サプライズや突然のトレンド転換が起こる可能性がある。また、一般大衆の支持を集めないような法律や法案が提案され、可決・制定されることも考えられる。しかし、これらは社会に益となるより害になりがちな内容のものが多く、後になって破棄を検討する必要が生じるかもしれない。

 9月8日〜12日、太陽が木星・土星スクエアとTスクエアを形成する。これはまたも新たな法律が取り沙汰されたり、政府や裁判所の適切な役割が議論されたりする時期である。9月8日〜21日は太陽が土星と海王星にオポジションを形成し、同時に木星とはスクエアを形成し、夏は複雑なシグナルとともに終わっていく。一方は多すぎると声を上げ、自制する必要があると言う。もう片方は足りないと声を上げ、もっと刺激が必要だと言う。その結果、生じるのは、ただ混乱である。誰を信じればいいのか誰にもわからない。両陣営とも、よきにつけ悪しきにつけ誇張しがちなのだ。国民が真に求めているのは中庸であり、極端な政策ではない。したがって人々は個々に目を肥やし、選択しなければならないだろう。国民にとっては終わることのない神経戦である。ふたつの異なるリーダーシップ間の明確な戦いと選択の時期でもあるのだが、残念ながら民意に近い中庸という選択肢はないようだ。

 

夏の重要変化日

 

 以下の日付はこの時期の金融市場におけるジオコスミックな重要変化日だ。2週間ぶりまたはそれ以上の高値、または安値をつけている市場は±3取引日のオーブをもって反転の候補となる。急反転の度合いは、各市場がプライマリーサイクルのどの位置に来ているかに依拠する。プライマリーサイクルの天井や底をつけるタイミングに来ている時なら、最も急勾配の反転が起きるし、1/3サイクルやハーフ・サイクルの局面であれば、急峻さは小規模になる。だが、どちらにも当てはまらない場合、おそらくその反転に取引する価値はないだろう。

7月1日 

8月16日〜19日 

9月3日 

9月20日〜23日