アンタッチャブル 柴田英嗣と元妻と | 星が語る『Star』~Astrology Cafe~

アンタッチャブル 柴田英嗣と元妻と

柴田英嗣 1975年7月15日

 
二見直子 1981年5月13日
 
柴田英嗣が結婚したのは、M-1チャンピオンになった翌年のことである。2004年12月26日にM-1グランプリで優勝し、2005年9月に結婚を発表したのだが、その途中の2005年5月9日前後に、柴田英嗣は土星回帰を迎えている。この環境との再調整は、柴田英嗣にとって、相当な波乱をもたらしているように思われる。なんとなれば、土星回帰の牡牛座の太陽に対して、土星回帰の水瓶座の海王星がスクエアなのだから。いつか、この期間を振り返って、柴田英嗣は、なんと見通しの立たない、意味不明な、それでいて希望とやさしさにあふれた時間だったと思うだろう。
 
柴田英嗣と、2015年5月に離婚した元妻とは、結婚という意味では、ほとんどと言っていいほど、関わりのない相性である。しかし、恋人としては、強烈な接点がある。まず、牡牛座の火星である。柴田英嗣と元妻の牡牛座の火星は、コンジャンクションなのだ。彼らは、肉体関係が先行した関係なのだろう。しかも、元妻の双子座の水星は、柴田英嗣の射手座の海王星と、オポジションである。柴田英嗣の世代に対して、元妻は、過剰な期待を抱く傾向にある。おまけに、柴田英嗣の乙女座の金星と元妻の双子座の金星、水星は、それぞれスクエアである。出会ったころは、知的で刺激的な会話を楽しんでいる感は、非常に強かったはずで、その上、肉体的な相性のよさが、非常に強力な接点となったはずだ。
 
本来なら、柴田英嗣は、牡牛座の火星と乙女座の金星のトラインのおかげで、肉体的な欲望をセクシーかつ十二分に満たしてくれる、クールで知的で感情的に依存しないタイプの女性と円満な関係を維持できるタイプの人物である。しかしながら、柴田英嗣は、乙女座の金星と射手座の海王星のスクエアのために、過度にロマンチストでもあり、キッパリした、輪郭の鋭い性格にもかかわらず、かわいそう、という状況に、異様なまでに弱いところがある。
 
そして、柴田英嗣の土星回帰図。出生時間が不明であるために、月の位置はほとんど当てにならないのだが、それでも、これは、元妻のホロスコープと重ねてみると、驚嘆せずにはいられない。
 
柴田英嗣の土星回帰の牡牛座の太陽に対して、元妻の牡牛座の火星と太陽が、それぞれコンジャンクション。柴田英嗣の土星回帰の双子座の月に対して、元妻の双子座の金星と水星が、それぞれコンジャンクション。
 
本来ならば、刺激的な恋人で終わるはずの関係が、結婚に至ったのは、この、環境との再調整のためだと思われる。
 
しかし。土星回帰図は、当然のことながら、土星の位置関係を非常に重視する。蟹座の土星は、牡羊座の水星とスクエアである。あれこれと思い悩み、表現したいことがあっても、それを表現することがかなわない、ということが起こる。それは、真実や真相を語ることが差し障る、ということでもあるだろうし、謹慎によって活動の場が奪われる、ということでもあるだろうし、何よりも、漫才をすることができない、ということであるだろう。しかし、ひとつひとつの発言に、重みと、責任が伴うことを、存在そのもので示さなくてはならない、ということでもある。

いま、土星回帰を半分折り返す時期にさしかかって、ようやく、柴田英嗣は、土星回帰図と折り合いをつけることができるようになったように思われるのだ。それは、土星と重なる太陽のもとに生まれた柴田英嗣が、土星の重さに耐えて、自覚的に責任ある言動を示すことになった時間を示してもいる。
 
あれほど、鋭角的なツッコミだった柴田英嗣が、的確さは変わらぬまま、以前よりも、やわらかく、穏やかな空気をまとってツッコむようになった、そういう時間でもある。
 
 

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