母の化学療法の治療が始まりました。

何もかもが未知の世界で、びっくり。
まず、7:50から再診受付機の前にずらりと、行列。多分、ほとんどが化学療法の患者さんです。みんなほんと大変。付き添いの方もいるけど、1人の方もいて。

それから血液検査、診察を経て、化学療法が始まる。

それまでの時間が長いこと。
健康な人ならまだしも、こんな思いしながらみんな通ってきてるのかと、なんとも複雑な気持ち。


母の治療は、Xerox療法といって点滴をしてから二週間内服薬もあり、一週間休薬ののち、また新しいクールが始まり、それを8回繰り返すので、順調にいけば半年。

母がずっと気にしていた脱毛の副作用はあまりなく、末梢神経障害が起きやすいようで、点滴をしている途中から手に電流が走るような感覚だったり、治療後もしびれがあったり、直接色々なものに触れず、手袋が必需のような感じ。
温めたら緩和するようで、今まで使ったことない貼るカイロを買ってきて、貼ったりしてました。

食欲はあったけど、次の日は喉の腫れが少しあり、前日よりは落ちた様子。

家事用に厚手のゴム手袋を買ってましたが、それでも感じるようで、綿手袋を履いてゴム手袋がいいみたい。

だるい、足が重くふらつくなどもある様子。

副作用はしんどいだろうけど、最後まで治療できるといいなぁと私は思ってしまう。

あと、がん治療はほんとお金がかかる。限度額申請したり、高額医療費の手続きで返ってくるかもですが、それにしても、かなり高額でびっくり。


自分の保険を見直さなきゃとも思う。

救いだったのが、看護師さん。
すごく優しくて、丁寧に対応してくれて、救われた。

今回の様子を見て、じわりじわり、実家に戻ろうかという気持ちが高まってる。
通勤にかなり時間もお金もかかるけど、側にいて少しでも役に立てるなら。と言いつつ、自分のためであったり。

育ててくれた恩返し。
独身で孫の顔も見せれなかった、その代わりでないけど、親孝行になるなら。
親が子育てに時間もお金もかけてくれたなら、私がそれくらいのことをしてもいいんではないか?

そんなこんなで、色々試算しつつ、考えています。