どうしても今日受け取りの再配達を待つ間に
掃除。


すごく古いメモ帳が出てきた。

20代で初めて転職活動していた時のもの。


失業保険をもらうにあたって説明されたこと、
ハローワークの窓口で言われたことなど。



「『(資格の)勉強してる』だけならだれでも言える」

「取って初めて勉強したと言える」


窓口で言われ当時はカチンと来た言葉。



卒業後アルバイトも5年経ち、
いつまでも親の扶養のままではいけない。


でも店は扶養内で収まるよう
時間を減らしてくる。


他にも要因はあったが転職を決め、
医療事務を第一希望に動いていた頃
言われたことだ。



今、そのメモを見て思ったこと。

確かにそれはそうかもね。

自分が決めたことでしょ?





10代の頃から長いことずっと占めていた
「このままじゃいけない」という思い。

こと自立という点では特に。



「今はとりあえずこれでいい」

ようやく思えるようになったのは
紆余曲折後、
第二希望だった一般事務に就いて半年ほど経った頃。



その後また紆余曲折。


今の世の中
生き抜くだけでサバイバル。


そう思うようになった。



「普通◯◯ですよね」
「普通◯◯なのに◯◯ってヤバくないですか?」


複数人でいる時にそう言う話題になると
聞き役に徹する。


だれでも起こり得る可能性があるから。

それに近い立場だったことがあるから。



でもなる人はなるし
ならない人はならない。


それが世の常だとしても
やりきれない時はやりきれない。


やっと生きてるのが楽しいと思っていたところで
「また。今度はこれか」というようなこと。


一体いくつ
越えなければならない壁があるのか。