中学2年の頃、

確か席が窓際だった。



窓の下に棚があり

そこに並べてあったのが学級文庫。


担任の先生が持ってきた

日本や世界でどういうことがあったかの本。



教科書や新聞では見ないような

モノクロの写真がたくさん載っていた。

(当時はまだネットが身近ではなかった。)



先生も

見るのを強制した訳ではなかったけれど

そばにあるから合間にちょいちょい見てて、

「○○(←本名)、何見てるの。

アンネフランク?」と声かけてくれたり。



広島、長崎、沖縄、

空襲後の東京。



その頃も見た時は衝撃だったけれど

大人になればなるほど

その日への重さを想う。




一人一人に人生があった。


今があるのはそのおかげ。




感謝を。




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