母と電話で話した最後はいつも「まったねー!」で終わりでした。

 

今日、実弟くんが母のところに顔を出したところ、

別れ際に「またね。」と言われて「ぜってー台風が北海道上陸だ!」と

報告してきました。ははは。

 

思えば、この2月に(そうか、あれは今年の出来事だったんだよな。)

騙したかたちでホームに入居させ、「死ぬ!」だの「殺せ!」だのと、

母と実弟は闘い続け、その後も「財布がない!」だの「時計がない!」だの、

入院だの、デイケアだの、なんだかんだと闘続けた半年であったことよ。

 

ほんとに半年?いや、7か月だ。

 

「(私は)土曜日も毎週デイケアに行くのかい?」と確認されたそうです。

実弟くんは何食わぬ顔で「そうだよ。」と言ったそうです。

 

「なんか言い返してきた?」と私。

「いや、なんにも。」と実弟くん。

 

デイケアの回数を増やせば、やれお金がかかるだの、

文句のひとつでも出るのかと思いきや、無言だったそうです。

 

そして、帰り際の「またね。」

 

母の中で何か変化があったのか、単に天変地異の前触れなのか?

その真実は神のみぞ知るですね。

 

淡々と、淡々と。