☆冷えは食べものでかなり克服できるんです
いよいよ冬です。
毎日、「まつもと漢方堂」へお越しくださるみなさまとのご挨拶は、開口一番、
「寒くなりましたね~」
「冬ですね~」
「日が短くなりましたね~」
です、すっかり。
この時期は、「冷え症さん」と「冷え症でないひと」との差が、ハッキリ大きく出てしまう季節でもあります。
冷えてると、何が問題なのかというと。
まず、「動けない」。
寒くて寒くて、ストーブの前から離れられないでしょ?
すると、時間ばっかり経って、何もできない。
それから、指先足先が冷えてると、動きが極端ににぶくなるので、同じ動作に時間がかかりますよね。
それから、「内臓の動きが低下して、元気がなくなる」。
冷えてると内臓の動きも低下してきますから、お腹が気持ちよく空かなくなったり、便の出もスッキリしなくなったり。
女性の場合、月経に症状を伴うようになったり、男性の場合、活力が湧かなくなったり。
冷えてると、本当に、いいことないんですよね!
かくいうまつもとも、昔はものすごい冷え症でした。
おかげさまで、今はかなり克服しました。
その代わり、生活上、気をつけていることがいくつかあります。
そのひとつが、「食べもの」。
自分の身体の弱点を知って、それをラクにする毎日の食事の工夫。
これを「薬膳」と呼ぶんですね。
たまに豪勢な食材を使ってプロが作った、薬臭いメニューを試す、これは本当の薬膳じゃありません。
毎日の生活で身体はかなり治るんです。
これを、みなさまにお伝えしたいな~。
実はまつもとがこんな仕事をしているのは、この気持ちがベースなんです。
自分が要らない苦労しちゃったもんだから。
あとから来るひとには、余計な苦労をして欲しくないんですね。
ということで。
極寒の北海道の真冬を前に、家庭でできる「冷え症さん向け・あったかポカポカ薬膳」料理教室を開催します^^