☆薬膳をテーマに理療研修センターでお話ししてきました
先日26日、札幌市中央区の高等盲学校へ行ってきました。
敷地内の「理療研修センター」で、薬膳をテーマにお話ししてきました。
鍼灸師として広く活躍されているみなさまの前でお話しするのは、ちょっと緊張(^^ゞ
でも、みなさまニコニコとうなずきながら、優しく聞いてくださいました。
(一般の方向けの公開講座ではなかったので、こちらでのご案内は控えさせていただいておりました)
日本人の「食」についての常識は、
・食べてりゃ何とかなる
だったり、
・元気が欲しければ、とにかく食べること
だったりします。
これは、食べものを充分に確保するのが難しかった時代には、全くその通り!
必要な態度でした。
しかし、今の日本はどうでしょう。
おいしいものが身の回りに、これでもかとあふれ、食欲に振り回されるわたしたちではありませんか。
世の中がこれだけ変化したら、常識の方も変化させていかないと、よい食べものもよい効果が出せないのではないでしょうか。
「薬膳」献立を考える前に、よいものを食べて、そのよい効果を感じられる身体を、作る必要があるのです。
プロの方々を対象とするので、普段はあまり使わない専門用語も解説なく使えます。
ちょっとラクさせていただけたかな(^_^)
薬でいう「効能」ごとに、得意な食材や、それを使ったカンタンレシピをご紹介。
そのくらいまでアドバイスしないと、普通の生活者であるクライアントさまにはやってくださいませんからね。
施術の効果を正しく感じてもらうために、施術を受けた方の普段の生活は、とっても重要!
そう言うと、みなさま深く深~くうなずいておられました。
とっても楽しい2時間でした♪
講義風景を「撮影してください!」とお願いするのもはばかられ、今回も画像はナシ。
代わりに、講師控え室に飾られていたお皿を撮ってきました^^
「中国・瀋陽」
とあります。
満族の民族衣装を着けていますね。
以前、瀋陽の大学病院へ研修に行ったとき。
鍼の研究がとても盛んなその瀋陽中医には、世界中から研修生が押し寄せていると聞きました。
眼鍼といって、目の周りに刺す(取穴する)技法が有名だそうでした。