スポーツ界の裏側!?意外と身近な黒い影! | Sports of Japan(SOJ)
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早稲田大学公認サークル Sports of Japan(SOJ)のブログです^^

 こんばんは!二回目の登場です。スポーツ科学部一年、今井陽介と申します。前回はポーカーを例にとったマインドスポーツの話題を書かせていただきました。(だからなんやねん)そうです。だからなんやねんって感じです。そして、今回は何かというと、最近ニュースにもなった、スポーツ界でのホットダークな話題を題材にしたいと思います。


 その話題というのは野球賭博です。合法的に賭博(ギャンブル)として認められているものは当然あります。それは世界の国々それぞれで違うのですが、どこの国でも、法的に認められていない賭博は違法です。賭博は、基本的には勝負事です。その賭博の対象が、勝負事であるスポーツと関わらないはずはないのです。

 そして、賭博があるところについてくるのが八百長です。賭博で勝つために実際に賭ける対象の試合、勝負に対して手を加えるといった考えが出てきます。もちろん、賭博とは関係のない場所で、単に優勝をかけた試合や、何か他に負けられない理由があるときには、八百長が単独で行われる場合もあります。


 と、いうことで今回の話題は「賭博と八百長」です。なんだか明るくない話題です。


 八百長の語源は、明治時代の八百屋の長兵衛という人の名前が由来で、通称「八百長」と呼ばれていたそうです。長兵衛は相撲の年寄「伊勢海五太夫」という人とよく碁をしていたそうで、実力は長兵衛のほうが上だったのですが、機嫌を取るためにわざと負けることで勝敗を調整していたそうです。このことから、わざと負けることを相撲界で八百長というようになりました。そこから転じて、事前に示し合わせて勝敗を決めて試合に挑むことを、相撲以外の勝負の場でも八百長という言葉が使われるようになりました。

 では、英語では八百長はどのように言うのでしょうか?いくつかの表現があるのですが、ここではmatch-fixingという表現を紹介します。試合に対して手を加えるというニュアンスが伝わってきます。




 八百長と聞いてほとんどの人が自分の身の回りに起こるはずのものではなく、関係のないものだと思うことでしょう。しかし、今現在、大量の八百長が発覚しているのです。このような状況では、今何気なく見ている試合、その結果がすでに決められていた、ということも全くないとは言い切れないのです。それは競技レベルが上がればなおさらのことです。なぜなら、そこには大量のお金が存在しているからです。


 サッカーで言うと、まずは日本代表アギーレ前監督についての事件が記憶に新しいことと思います。しかし、これは氷山の一角にすぎず、実際に欧州刑事警察機構という組織が2008年から2011年に行われた様々な試合を調査したところ、680試合で八百長の疑いがあると発表しました。さらにそれだけでなく、20095月から201411月までの、イングランドプレミアリーグや欧州CLなども含む約40,000試合を、スポーツレーダー社(スイス)という会社が八百長があったかどうかを監視した結果、トップの1部の試合で997試合で八百長を強く疑われるケースがあったそうです。スター選手が集まっているところでもそういったことが行われているのです。

 単純計算すると、40試合に1試合が八百長であるという結果になり、仮に20チームのリーグ戦だとすると、年間で約9試合も八百長の試合があったということになります。多いです。


 そして、現在話題になっている野球に関しても、過去に様々な八百長の事件が起こっています。日本野球界では有名な「黒い霧事件」、韓国では、2012年にプロ野球での八百長が発覚しています。日本には戦後すぐに「野球くじ」が存在していたにも関わらず、八百長の懸念から廃止された過去もありますし、現在も野球くじの導入も考えられてはいますが、実際には難しいと現場では考えているそうです。


 また、日本の国技、相撲でも八百長の噂はよく耳にすると思います。過去の主な疑惑だけでも、非常にたくさんの数になっています。



 多いですね。

 相撲は番付の高さで給料や、上下関係などの様々な要素が変化していきます。各場所15試合行われ、8勝で勝ち越せば番付が上がります。こういったことから、各場所の千秋楽(最後の試合)での77敗の状態である力士の勝率が異常に高いとはっきりとしたデータが出ていたり出ていなかったり、、、しているらしいです。これ以外にも、過去の実例、疑惑などを調べると様々なスポーツでかなりの量のケースが出てきます。こうしてみると、八百長は皆さんが思っているよりも身近なものなのかもしれません。怖いですね。


 実際に選手として出ている試合、または関係者として関わっている試合で、八百長の話を持ちかけられた時、あなたはきっぱりと断ることはできるでしょうか?それとも双方にとって好都合な話であると、その話に乗ってしまうのでしょうか?もし、そのような場合になると、冷静な判断が出来なくなってしまうことも多いそうです。交渉を持ちかけてきた相手が非常に大きな団体で、圧力をかけてくることも少なくはないでしょう。そんな中でも、勇気をもって断ることが出来るでしょうか?


 今までに選手として試合に挑み、全力で勝ち取ったはずの勝利。応援する側として、ドキドキしながら見ていた歴史的、感動的、劇的であると思っていた勝利。それはあなたが気付かなかっただけで、全てシナリオ通りに進められていた単なる出来レースだったのかもしれません。


 そういったことを避けるためにも、過去にあった八百長(賭博)に関する出来事について調べ、そのことに対して理解することによって、今のスポーツ界の汚職の現状を少しでも把握することにつながるのではないでしょうか。そして、それがこれから先に起こる事件を防ぐ第一歩になるのではないかと思っております。このことについて調べていると、どんどん気分が暗くなっていくというデメリットはありますが、この機会にぜひ調べてみてはいかがでしょうか。









参考

http://www.nikkansports.com/soccer/world/news/f-sc-tp3-20150124-1425622.html

http://golgo.hatenablog.com/entry/2015/10/11/215136

http://www.sankei.com/politics/news/141230/plt1412300007-n1.html