こんにちは。
今日は久しぶりにちょこっと解説記事を書こうと思います。
ご興味のある方はよろしければご覧ください!
今日のテーマはタイトルの通り、「3種類のバイオリンについて」です。
最近はバンドにバイオリニストが加わったりする機会も増え、バイオリンもそれに応じて進化してきました。
大まかにですが、最近のバイオリンは3種類に分類できます。
持っているバイオリンを並べてみました。
こちらが三種類のバイオリンです。
写真左から
・アコースティックバイオリン(アコ)
・エレクトリックアコースティックバイオリン(エレアコ)
・エレクトリックバイオリン(エレキ)
・・・となっています。
ギターにもアコギ、エレアコ、エレキギターとあるように、バイオリンも最近は使い分けされるようになりました。
★それぞれの特徴
ではそれぞれ一体何が違うのでしょうか??
個別に見ていきましょう。
①アコースティックバイオリン
これは一般的に用いられるいわゆる通常のバイオリンです。
弾くとボディが振動して煌びやかな音色が鳴ります。
特に改めて説明する必要もなさそうですね。
写真ではピエゾピックアップのマイクが取り付けられています。
②エレクトリックアコースティックバイオリン(エレアコ)
日本であまり見かけないのがこれかもしれません。エレアコです。
(写真は5弦仕様でC線が増えています)
作りは通常のアコと似ていますが、マイクで音を拾う前提で作られています。
制作過程で楽器の内側にピエゾピックアップマイクが取り付けられており、
その音をアンプなどに出力するためのラインジャック(プラグを指す穴)もあります。
アコースティックな音のイメージのまま、バンドなどのサウンドに埋もれないように増幅して出力したい場合に向いています。
③エレクトリックバイオリン(エレキ)
最近はけっこうよく見かけるようになってきた気がします。エレキ。
バンドで使うことを想定して作られたものです。
こちらも基本的にピエゾで音を拾い増幅します。
形は様々で、このようにフレームのみになっていて軽量化されているタイプも多いです。
YAMAHAのサイレントバイオリンもエレキバイオリンに分類されます。
エフェクターで加工してバイオリンのイメージとかけ離れた音を作ったりする場合に特に向いています。
★それぞれのメリット、デメリット
ざっと挙げてみます。
①アコースティックバイオリン
メリット
・生音が充分に出る
・繊細な表現が可能
・バイオリン本来の弾き心地で演奏ができる
など
デメリット
・生音が響きづらい吸音されやすい場所には弱い
・楽器本体の性能に大きく左右される
・高い
・湿度などの影響を受けやすいため野外での使用に注意が必要
など
②エレアコ
メリット
・アンプやスピーカーに出力できるため大音量にも負けない
・ボディがあるためアコの弾き心地をある程度保ったまま演奏できる
・生音もそこそこ鳴る
など
デメリット
・音は楽器本体とピエゾにある程度依存してしまう
・アンプのセッティングなどの音作りの知識が必要になる
・生音を鳴らしたくないような場面でも生音がそこそこ鳴ってしまう
など
下段は考え方によってはメリットにもデメリットにもなりますね。
③エレキ
メリット
・アンプなどに繋がなければ生音はかなり小さい
・音の加工がしやすい
・アコと比較すると安い
など
デメリット
・箱鳴りがないものがほとんどのため、アコとは多少違った演奏感覚が必要
・音作りの知識量で音が変わる
・まだ日本では種類が少ない、が増えつつある
など
環境や用途によってどれを使うかの選択肢が増えてきてバイオリニストにとっては喜ばしいですね!
色んな音楽シーンにバイオリンが参入しやすくなってきています。
近日補足動画を作る予定です。
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました!



