目の前の困難や苦悩は、いつも心を悩ませる。
ふとしたときに、”悩ませられる”という考え方が、気になった。
”・・・られる”、というのは、明らかに受け身な表現であり、自分の責任ではないと言っているようなものだ。
ある人に教えられた。
「苦労は買ってでもするものではない、買ってまでする苦労なんて必要ないんだよ。
ほとんどの苦労は、自分が生み出した、余計なものなんだよ」
困難や苦悩に直面したときこそ、そこに込められた意味を理解しなければならない。
そうでなければ、いつも受け身で、いつも誰かの責任にしている自分になってしまう。
どんなに理不尽なことでも、目の当たりにする意味もある。
自らが生み出した苦労を、人のせいにしてはいけない。
それに気づかない限り、同じ事の繰り返しなのだから。