息子が寝た…

私の仕事が休みの 日曜日の夜。

彼にとっては
唯一1週間に1度 この日だけが

母親の優しい眼差しを感じながら
夢路につくことができる貴重な時間だ。

彼は
寝る前の読み聞かせが大好きだ。

子供用の読み聞かせ本を
同級生の女の子から長いこと借りて
読んでいたが

ようやく先日読み終わり
次の本を借りるか購入しなければ
ならない状態なのだが


なにせ
1週間に1回だけの行事のため
あたしも忘れてしまっていて
なかなか新しい本の準備ができてない。

ママ〜〜
本読んで〜〜
と言われて困ってしまった。

自分の本は
たくさん買うくせに

子供用の本は
学校の図書館を頼りにしているだけの
あたしの子育てへの姿勢が
少し恥ずかしい。


🍀🍀🍀🍀🍀


わたしの幼い頃は
家には読みきれないほどの
文学全集などが
書棚一杯にギッシリ並んでいた。

うちの「すぴの座」
の名前の由来になっている
哲学者スピノザの研究者である兄は

昔から本好きで熱心に読んでいたが

あたしは
そんな本類を開いては
鼻クソをつけて楽しむだけだった。
🤣

決して裕福とはいえない
狭い部屋なのに

所狭しと
百科事典や文学全集や図鑑などが
置いてあり

こんなものなけりゃ部屋が広々するのに…
といつも邪魔ものにしか感じていなかった。

大した家系でもないのに
今思えば
どこかしら 知の雰囲気漂う家だった。

貧しい中にも小さな幸せがたくさんある
ということを学んだのは
小さい時のこの環境かもしれない。

ピアノの隣に本棚があったのだが
その本棚の上段に
父親が500円玉貯金をしていた。

それも透明なウイスキーの空き瓶の
中にどんどん入れていくもんだから
硬貨の山が丸見えだ。


あたしはそれを尻目に見ながら
したたかに指をしなやかに動かし
ピアノに向かっていた。

しかし頭の中は

そのころハマっていた
サンリオの文房具を買うために

そのザクザクした500円玉の山から
いかに父親にバレないように
少しづつ くすねるかしか考えてなかった。

アレ〜
なーんか少なくなってない?
ひとみちゃん、あんた取りよらんやろーね?

と呑気にある日父親があたしに言った。

あたしは
言われながらも盗み続けた。
父親は
少なくなっていくのを知りながら
棚の上へ置き続けた…

いつしか気づけば
私は盗まなくなっていた。

父親はただのいい人なのか
結構すごい教育者なのか
未だにわからない。

音楽好きな母親が
あたしが弾くピアノ🎹に聞き惚れて
感動の涙を流しているのに

娘の頭の中は
こんな状態だったなんて

笑うしかない。

とにかく要領のいい
絵に描いたような
いいとこどりがうまい2番目の子供だった。

まあ、んなこたあ
どーでもいい。😑

🍀🍀🍀🍀🍀🍀

さて。

そんなあたしが
ここにきて
小学生の男の子を育てている。

宿題をしないから、って
怒れるわけはないじゃないか…🤣

子供専用の読み聞かせ本を
選ぶのも買うのも面倒くさいから

最近では
あたしの本棚にある
普通の文庫本を読んであげている始末だ。

「博士の愛した数式」だ。

言葉はわからないはずだが
そんなこと構わず
息子が寝落ちるまで
ひたすらどんどん読む。

なぜだか
わからないが
話の意味をわかっているようで
毎週楽しみにしている息子が不思議だ。

映画化もされているから
この文庫本を読み終わったら
DVDでも見せてやるか〜。


とにかく
子育てにも
限りなく自己中なあたしなのである。


うーむ。
しかし

なんて
可愛い寝顔なんだ。

柔らかいほっぺ。

パチパチしたお尻と
スンナリ伸びた脚。

決して裕福な暮らしじゃないが
住む家があり
なによりも愛がある。

こんな穏やかな生活ができるのも
あたしの仕事があるからだ。

誰の指図も受けることなく
好き放題に生きてきたあたしだけれど

今こうして
皆様に支えられて
幼い子供と一緒に
明るく元気にがんばれている。


🍀🍀🍀🍀🍀

10月10日で
うちの店も4周年を迎える。

もう
ひたすら

ただただ
皆様に感謝しかない。



まあ周年に関しては
あまりワイワイ騒ぐつもりはございません。  

うちの店は
基本、隠れ家ですからね。

隠れ家の意味を失っては
うちの良さがなくなってしまいます。

なので
ひっそりこっそり
あたしに会いにいらしてくださいませ。
🤣

楽しみにお待ちしてます。🎶


今日も
お読み頂きまして
本当にありがとうございました。

最近は子供ネタばかりで申し訳ない。

皆様に幸あれ✨



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