ホームスクーリングで本格トートバッグ作り | 紡ぎの日々

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我が家では
只今5人中10歳の三男と8歳の長女の2人が
自宅でホームスクーリングをして過ごしています。
過ごし方はその子それぞれで、
季節にもより様々ですが
興味を持った時が学び時!
できるだけそれぞれの興味の旬を
逃さずに取り組めるようにサポートする。
そこに一番気を使っています。


ある時の三男は 
母ちゃんのミシン仕事を見て、
「自分もミシンで鞄を作ってみたい!!!」と
突然ミシンをしたくてしたくてたまらなくなったよう。






自分で入れたい物をイメージしてデザインをあれこれあれこれ悩みながら書いてる。
彼はマシンとしてのミシンにもすごく惹かれるらしくって、
気がついたらミシン前に座ってさわさわかちゃかちゃ触っている事も。
そんな三男のミシンデビューは7歳の冬。(記事はこちら
とにかく何か作りたいということで、一緒に移動ポケットを作ったのでした。







あの頃から2年半。2度目の作品がトートバッグ!
(母さんサポート頑張りますよー笑)
家にある布をあれこれ合わせて布合わせを考えて、、、
迷彩は絶対に使いたい!と三男。ふむふむ。
そして慎重に布をカット。
難しいー!と言いながらもにこにこしながら夢中で作業。

はい、1日目はここまで。
終始わくわくわくわく。物静かな三男から伝わる興奮感。
早くミシンに入りたくって、またもミシンさわさわよしよしする三男。笑
明日のお楽しみ☆







さて次の日。

朝一番から
あー早くミシンしたーい!!!!
と叫ぶ息子。
ちょちょちょっと待って、お弁当作って送り出して、最低限の家事しないと~。



 

さてお待たせ♪ようやく念願のミシンですよー!!
1度移動ポケットを3つ作っただけだけど、器用で要領を分かっている息子なので
少しの指示ですぐに理解して、1人で慎重にカタカタやっていました。

意外に難しいんだなーと思ったのが、アイロン定規を使ったアイロンがけ。
息子に取っては大きく重いアイロンを片手で持って、折り上げる。
私にはなんて事無い事だけど、改めてなるほど、小さな手には難しいものなんだなと。

持ち手一つ取り付けるにしても、
ミシンは下に送り歯がついてるから、下の布の方が引っ張られていくからね、
下を引っ張り気味にして、こういう感じで縫うといいよ。

など、余計な(いきなり高度過ぎる)アドバイスを時々する以外、
聞かれるまで見すぎないようにほったらかします。

(料理にしても何にしても、見ていると大人はほぼ「余計な」手出し口出しをしてしまうもの。
子どもはたいてい大人が思っているよりずっと何でも上手にできるんですよね)

几帳面な性格は母ちゃんと良く似ているらしく、少し歪むと「ああ。。!」とほどく。

内側は私が作って使わずだったものが丁度あったので、
それをぽんと入れて、口部分の仕上げだけは私が手伝いました。
あ、あと三角マチの部分はさすがに私が。
そしてついについに、、、
完成!



じゃん!!


うんうん、とっても素敵に出来上がりました!!!
この迷彩の布はバッグ用ではない薄めの布だったので、底に使うのには向かないんだよ。
と息子に言ったけれど、ここはどうしても迷彩で切り替えたかったようで、
芯を貼り、デニムに合わせた物を作ってから底布としました。
なのでよりしっかりとした仕上がりに。
芯張りテクニックもすっかりマスターしていました。










内側はこんな感じ。
8号帆布で作ってあったので、良い感じに自立するしっかりめのトートバッグに仕上がりました。
底は底板を入れています。









自分で作り上げたトートバッグ。
たくさんの人にすごい!欲しいー!なんて言ってもらって、
なにより当初の目的であるデスノート(赤いノート)にお泊まり用の着替えも入れられて、
この上なく満足そうな三男でした♡