欅坂46 平手友梨奈について | 欅坂、乃木坂、スポーツ、芸能、お笑い・・・ごちゃまぜブログ

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おんせん県大分県在住の普通の会社員が、自分の趣味に関することや、ちょっとおもしろい話を日記にします♪

紅白での欅坂46のパフォーマンスには感動しました。

その余韻がまだ収まらず、毎日録画を見直しています。

yahooの知恵袋などを覗くと、その反響がいまだに続いているようで、欅を知らなかった人がいろんな質問をしています。

その一つに返信した文章を、初めてのブログの一発目に紹介させてください。

 

質問の内容は、「欅坂46 平手友梨奈 パフォーマンス について
欅坂46の平手さんは不協和音のパフォーマンス中何を考えてるんでしょう?
どのようにしたら、あんなに狂気のパフォーマンスができるのでしょう?

想像でも構いませんのでお願いします」

といったものでした。以下、私の返答です。

 

 

私は欅坂46の発足当時から平手友梨奈を見ています。

最年少でありながらセンターの重責を負わされ、周りの大人たちが「天才」ともてはやす。
そこにはいろんな利害関係が生じていることに気付き、それに「利用されているだけではないのか」と不信感を持つようになり、それが大人不信と繋がっていく。
また、「臭い物にはフタをしろ」「長いものに巻かれろ」「成り行きにまかせろ」といった、社会で生きていくうえでの大人独特の考え方がまだ理解できない年頃なのです。だから「オトナの事情」というものを素直に受け入れられない。
そういう「理不尽な大人や社会に対する反発」というのは、昨今の若者には少なくなってきた考え方と思っていましたが、平手にはそれが根深くあるようです。
もともと内向的で人とのコミュニケーションが苦手とのことで、悩みや不満をうまく相談できずに溜め込んでしまうのかもしれませんが、そのため今は精神的に不安定な状態のようです。

個人的な見解としては、気分の落ち込みがひどい時には気持ちが乗らずうまくパフォーマンスできなくて、うつ状態の一歩手前ではないかと考えます。とにかく最近の平手には笑顔がなくて、覇気が感じられません。
ただバラエティの収録なので屈託のない笑顔を見せる回がたまにあり、うつ病に見られるようないわゆる「躁状態」と「うつ状態」と二面性があるようです。
ただしそれでも歌収録でセンターを務め続けているのは、彼女なりの責任感と、欅坂46というグループに対する思い入れの大きさと、表現者として世間に発信したいという気持ちからではないでしょうか。

見ているファンの側からすると「てち(平手)もういいよ・・・。」「少し休んで元気になって」という気持ちもあるのですが、どうも本人の意思であるように感じます。

ただ長い目で平手を育て、守るのであれば、運営サイドがストップをかけることが必要と感じます。紅白という区切りを終えて、もしかしたら何らかの動きがあるかもしれません。
少なくともこのままセンターを続けるのは無理なので、もう少し楽なポジションを与えるべきです。
乃木坂の生駒が5作連続センターから解放されたときに安堵で号泣していましたが、それほどにプレッシャーのかかることなのです。平手ちゃんをどうか潰さないで、守って欲しいと思います。

質問とずれてしまいましたが、平手のそのような「大人への反発心」から、『不協和音』という曲の世界観に入り込みすぎてしまい、あのような「狂気」ともいわれるようなパフォーマンスになっているのです。
もっと詳しく言うなら、欅の振り付けを担当している世界的ダンサーのTAKAHIROから、「欅のダンス、振り付けには全て意味があり、振り付けで歌詞を表現しているからまずは歌詞の意味を完全に理解しなさい」と言われており、尊敬し心酔するTAKAHIROの言われたとおり、どっぷりとその歌詞の世界観に浸ってしまうので、不協和音のようなメッセージ性の強い歌を歌うと、今の自分の気持ちとリンクする部分が多くて感情的になりすぎて不安定になるのです。
だから歌番組では不協和音はしばらく封印されていて、紅白の一発にかけていたのですが、結果的には2ステージ目までメンタルが持ちませんでしたね。

とにかくそこまで自分を追い詰め、歌の世界観に入り込んでしまう平手友梨奈、彼女はやっぱり「天才」なのかもしれません。
ただ、同時に16歳の少女です。周りの大人のサポートが必要なのです。

秋元康プロデューサーは平手のことを「永遠の中2病」と評しているようですが、私(43歳)も、中高時代は大人や先生のことが信じれなくて、その頃は尾崎豊の歌にハマッていました。自分のメッセージを代弁してくれてるようで・・・。
平手もきっとそんな気持ちなのでしょう。スポットライトを浴びる仕事を選んでおきながら、気持ちはまだ理不尽な大人への反発が抑えきれない少女のまま・・・。
それがパフォーマンスに表れ、まるで何かに憑依したかのような圧倒的なパフォーマンスを見せる。
すごい表現者だと思います。
同時にガラスのようにもろいのかもしれません。
どうかその才能という美しいガラスを周りが壊してしまわぬよう願うばかりです。

 

 

以上です。

非常に長文で失礼しましたが、みなさんはどのようにお考えでしょうか?