義母の葬儀代、着金キター | spinflopのブログ

spinflopのブログ

(2022年1月から~) 
両親が亡くなり空き家となった実家の売却と確定申告日記(2023年6月納税完了)。遺品・写真から亡父母の生前を振り返り菩提を弔う。そして父の遺品の一眼レフカメラSONY α350の交換レンズを購入し使い倒す。

代表相続人の「○○○○ ○○コ」さん個人名義で、332,592円、夕方着金。

亡義母(父の再婚相手)の葬儀代・公共料金代について、自分が支払った金額の一部を、相続人の方から振り込んでいただいた。

ありがたや、合掌。

唯一、メールアドレスを知っている甥御さんにお礼のメールを打った:

▽▽様、
本日、葬儀費用の振り込みを確認いたしました。
ご尽力に感謝いたします。
〇〇様、他、ご同意いただいた皆様に、どうぞよろしくお伝えください。
《Spinflop》

一体、俺は祭祀承継者なのだろうか、、、なのだろうなぁ、、。

これから延々と続いて行く法事に、責任を持たねばならないのが憂鬱。

社会通念上、自分の「家」に嫁いで来た人が亡くなったら、その家でお弔いをして、その家のお墓に入れてあげるのはきっと、当然のことなのだろう。

すると、戦後生まれの俺は、旧民法下の家長なのか? 俺は家督を相続してしまったのか?

新民法でそういう、「家」みたいなヤツはダメだってことになって、新民法では徹底的に排除したのではないのか?
 

姻族関係終了願で何とかなるのかと思っていたら、あれを出せるのはお嫁さんだけらしい。義理の息子には姻族関係を切る権利はなく、祭祀承継者からも逃れられない。と言うか無理に逃げてしまったら、社会的欠格者の烙印を押される。法律も、「義理の息子には、金は一切出さないが、義務だけは果たせ」と言うことになっている。つまり、一親等姻族は扶養義務があり、祭祀承継者は相続とは無関係に慣習によって決まる。もし慣習が気に食わない場合、家裁に訴え出る必要がある。

 

しかし、今回(次回があるわけではないが)は、亡義母(父の再婚相手)が、葬儀社の積み立て、いわゆる互助会、に多めに入っていてくれたこと、そして、相続人であられるご親族から、沢山、香典をいただいたこと、などで、葬儀費用や公共料金の精算に、実質的には、困ることはなかったことを記して置く。

少しでも直接、義母に世話になっているのであれば、無償で喜んで祭祀承継者でも何でも引き受けるのだが、脳裏には嫌な思い出しか浮かんで来ないのだ。それが一番の苦痛で、こんなブログを書き連ねているのである。亡父を最期まで世話してくれた人、と言う観点からしても、その父親本人から、「離婚したい」 と打ち明けられたこともあり、何ともはや、である。

 

検索すると、世の中には、葬儀費用が全額、非相続人からの持ち出しになってしまったという、大変な事例は多々あるようだ。それらに比べれば自分は何とありがたい境遇、と言わねばなるまい。