バンコクの大病院をはしご 長男骨折のその後 | はいぽんっ!~hybrid PONKOTSU

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これは世の中のぽんこつ仲間に捧げる、ぽんこつ女の日記です。
ぽんこつな人間はイロイロ大変です。
でも今日もがんばって、ぽんこつ、ぽんこつ!

夏の初めに長男が右ひじを骨折しました。その節は励ましのコメントなど本当にありがとうございました。今回はそのてんまつをば。
 
 
 
怪我した日に駆け込んだ病院でギプスしていただいた時、様子見て骨の位置が変わらなかったら手術かもというお話でした。



(えー!治るまでに何カ月かかるんだろう。まったくこれからって時に!)と母は心配と怒りがごっちゃになった状態。鰻を食べたのはこの頃でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
しかしその数日後、思いがけないことにギプスを外してよいと医者に言われました。「少しずつ動かしていきましょう」と優しい笑顔の整形外科医。
 
 
 
案外早く治るみたいと安堵して「テニスはいつくらいから復帰できますか?」と尋ねました。すると先生は穏やかな笑顔のまま。
 
 
 
 
 
「真剣なテニスは一生できません。」
 
 
 
 
 
・・・ハイ?まさかの宣告に家族一同目がテン。
 
 
 
常日頃ぼんやりしている長男が大泣きしました。泣きながら「今から左利きになったらテニスできますか」と聞きました。
 
 
 
先生は首を振って「そんなのイチからになるじゃないか」
 
 
 
「サッカーだってバスケだって、野球だってピッチャーじゃなきゃできるよ。日常生活も問題ない。無理なのは真剣なテニスだけだよ!」
 
 
 
そんな殺生な。慌てふためく母親がどんなに可能性のある言葉を引き出そうとしても、先生は「絶対無理」としか言わないのでありました。
 
 
 
 
 
オットは「あの医者はきっとスポーツのことをあまりよく知らないんだろう。気にすることない」と言いましたが、私は帰宅後すぐに別の大病院に電話を入れました。可能性がないと思っている人のもとでは伸びるものも伸びないわっ!
 
 
 
日本人受付の人に経緯を説明しセカンドオピニオンであることを伝え、「スポーツ整形に強い、とにかく人気のある先生をお願いします!」と頼みました。もう必死。 受付の人は「12歳以下なので小児科になるんですが」と言いながらも「この先生が一番いいと思います」と予約をとってくださいました。
 
 
 
これでもう大丈夫。誤診と笑ってくれるに違いない。
 
 
 
別病院の小児科の先生は雰囲気の穏やかなとても優しそうな先生でした。人気があるのもうなずける。しかしその先生も、レントゲン写真に眉をひそめ、「このケースは初めてだ。もし日本の肘の名医を知っていたらそっちに行ったほうがいい」とつれないことをおっしゃるのでした。
 
 
 
 
 
ちなみにレントゲン写真などのデータは病院に請求すればもらえるものなんだそう。前の病院の資料も欲しいと言われて急いでもらいに行きました。それ以後、日本で診てもらうことも想定して、セカンドオピニオンの病院でも、レントゲン、MRI、CTのデータはすべてもらうことにしました。
 
 
 
また次の予約を取ってウツウツと過ごす日々。



もともと好きなだけで戦績もない息子のテニス。勉強も心配だし少しずつフェードアウトしていってくれないかななんて思ってた。でもこんな終わり方では彼の心に傷を残してしまう。それが心配でした。



悩みながらタイの有名三寺院に行きました。コメントいただいたようにご利益があるといいなと願いつつ。
 
 
 
 
 
 
 
 
ワットプラケオで撮った写真の中に長男に光の帯がかかっているものが何枚かありました。単なる光の反射なんですが、スピ系のブログで良い印だと書かれていたなと思い出し、ちょっと喜んだりして。
 
 
 
 
次の診察で、小児科の先生は「全部のデータをもとに手術したほうがいいかどうか病院の先生たちで話し合い、半々に意見が分かれました。今から診てくれる先生の判断ですべてが決まります」と言い、一人の先生を紹介してくださいました。闊達な感じの整形外科の先生でした。
 
 
 
その先生は事故当時の状況を確認し、入念に診察したあと、「手術は必要ない。正しいリハビリで治るはずだ」と朗々とおっしゃいました。いや治るのは前の病院でも言われたんです。手術したっていいんです。
 
 
 
「テニスはできるようになりますか」
 
 
 
「・・・それはわからない。」なんだやっぱりか。
 
 
 
「努力次第です。がんばりましょう!」
 
 
 
初めてもたせてもらえた希望でした。長男はコツコツ右腕のリハビリを続けました。その回復は医者の想定を超えていたらしく、毎回ひじの角度を測っては「ディーマーク!(すごくいい!)君はまじめで賢い」とほめていただけました。
 
 
 
9月に入ってようやく「この調子なら必ず治る。テニスも100%できるようになる」という言葉をいただけました。



ああ良かった!これで「勉強しなきゃテニス辞めさせるよ!」とまた怒ることができる・・・
 
 
 
そして。



医者に完治のお墨付きをもらって、この10月から長男はテニスを再開しました。「めちゃめちゃシンドイ」と言いながら、嬉しそうにご飯をたくさん食べるようになりました。
 
 
 
 
 
私はそんな息子を眺めながら。
 
 
 
この夏休み中、時間はたっぷりあったにもかかわらず、テストは相変わらずからっきしだったことを考え、このままテニスやらせてていいのか、また悩んでいるのでありました。