lavaの創作ストーリー用ブログ

lavaの創作ストーリーを小説化したものを載せていこうと思います。

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「…なぁ、気になっていたんだが…さっきの2人…妙な力を使っていた気がするんだけど…」
「…やはり気付いていたか。」
と、俺の問いにセフトは返した。
「となるとやはりあの現象には何か理由が?」
「あぁ…あれには4つの"属性"が関与している。」
「"属性"…聞いた事あるぞ…!炎とか、水とか電気とか…っていうアレか!」
俺は自信満々にそう答えた。
「いや、それもそうだが…厳密に言うとまた違った種のものだ…」
「…違った種?」
戦闘には詳しい姉貴から、属性の事は少し聞いていたのだが…どうやらそれとは情報が違ったらしい。
確か、姉貴から聞いたものだと、属性にはそれぞれ特徴のある色を持ち、自然界に存在するものや現象を元に個々に振り分けられている、と…
中にはその中の2つを合成させて出来た、所謂合成属性もあると言っていたような…
姉貴が主に持っていたのは…草原…だったか?
「ラッシュ、お前が今言った属性は"自然属性"と呼ばれるもの…誰もがその中の1つを主属性として体内の波動に流れており、自由に扱い味方とする事が出来るが…中には2つを主属性とする者も存在する。自然属性には7つがあり、炎、水、電気、毒、闇、草原、光…それぞれ赤、青、黄、紫、黒、緑、白の7色が充てられる。中には炎と闇を合成させた黒炎…水と草原を合成させた細流といった合成属性も存在する。」
「…あぁ、確かに俺が知っていると思われる属性はそれだ…だが、それ以外にも属性が存在する、と…?」
「そうだ、実はこれは最近発見されたばかりでな…戦闘スキルに付加され、技としても起用でき、個人の戦闘法の象徴として充てられる4つの属性があるんだ…おっと、着いちまった、この話はまた今度…」
…また大事なところで情報が止まってしまった。
俺達は会話の最中に既に最上階のボスの部屋の前まで来ていた。
「…ボス、セフトです。バトルを終え、ラッシュを連れて戻りました。」
「あぁ…確と見せてもらいましたよ…君達のバトル…」
そう答えると、ボスのリバース様は起立して此方へ歩み寄ってきた。
「…率直に申し上げます。この部屋へ繫がる映像を拝見し、その濫觴は攻撃力に防御力、特に俊敏性といい、戦闘に値するものとは言えなかった。」
ドキッと、焦燥感が滾る。
「しかし、チームワークは最高と言えよう。元々交友関係にあったとはいえ、セフトやイクスサンダーの言葉を武器に、即座に動きを変えて瞬く間に一人前へと成長した。その成長は、突然訪れた敵を退けるまでに値した。まだ君には計り知れぬポテンシャルアビリティがある。良かろう、ラッシュ君、貴方を二次白軍の一員として認めます。」
「よしっ!」
「やったなラッシュ!」
「あぁ…!」
心の中でガッツポーズをした。
「しかし、本番はこれからだ。我々は現在5色の軍による争奪戦の頂点を競っています。目的は各軍からの石の強奪…加入したからにはラッシュ君にもこの争奪戦に協力してもらう事になります。いいですか。」
「はい。」
「加入希望に至ったきっかけはセフトから聞きました。この戦いに身を委ねる事で、きっとそのクロスジーンと対峙する事もあるでしょう。そう気を張らずに、落ち着いていきましょう。」
「…はい。」
と、ボスは言った。
そう、俺の相手はあの村を襲ったクロスジーン。
奴等を駆逐するため、俺は進むんだ。
「…そうそう、さっきこの階にいた彼は何処へ…?石狙いですか?」
「あぁ、ザイディンか。彼には今、二次赤軍に強襲を掛けてもらっています。」
「一人で…?確かに彼は真っ直ぐで揺るがない心、強い意志を持ち合わせた強者ですが…たった一人に任せるのは…」
「問題ない…ちょっと脅すだけだ。それに誤った判断を下す者ではないですし、危ないと気付いたらすぐ退くように伝えました。」
ザイディン…?
「…あぁ、さっき此処へ来る時に煙草吸ってた彼奴だ。鎌持ちで一つ上の兄貴を目指し続けているすげぇ奴だ…そして何と言っても強みは能力、二段階のPower Extending…」

「おうザイディン…ここまでか?この程度の俺の攻撃で斃っちゃぁ…」
傷だらけ。
乱れた髪が表情を隠す。
「ぐっ!」
突然地面から現れた黒い手が、コンクリートの上の赤髪の男を襲う。
「此奴…!」
続いて、赤髪の男は左手に瞬時に取り出した3本のマッチに火をつけ、右手で取り出した物に火を掠めて空へ数個放り投げる。
すると爆発音が響き、黒い手を落とす。
同時に足でそれを踏み潰す。
「倒れろ!」
叫びと同時に、今度は円形に火花を散らすものを何個か、ザイディンへと投げる。
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するとザイディンは鎌を地面に刺して足元から連続して円錐状に鈎を飛び出させる技を見せる。
名を、Zサーキュラーコーン。
それにより攻撃を阻む。
しかし、続いて導火線に火のついた玉が近づく。
今度はザイディンの防御技、リバーススクエアが発動。
自身の周囲に立方体の防御壁を貼る。
しかし、それはこの攻撃を阻むまでの頑丈さに欠けていた。
阻み切れなかった火花がザイディンを襲う。
すると今度は右眼に火を灯し、鳥の形を成した炎を発動する。
「火には火を、か…しぶてぇな…」
赤髪の男は棒状のものを大量に構え、再びマッチの火に掠めて大きく放つ。
「扇華!」
その技は名の通り、綺麗に扇状に放たれた武器が火を連れて群れを成し広範囲へと拡がる。
それは簡単に火の鳥を貫く。
「…くっ」
対してザイディンは鉄の立方体を召喚する技、Squareで防御するものの、疲れからか不幸にも個数が足らず、多くの攻撃を身体に受ける。
「…ちっ…」
舌打ちだけ残し、ザイディンは走り去る。
「…ふぅー、俺もまだ捨てたもんじゃねぇな…少し手古摺ったが俺の前じゃぁまだまだ…」
赤髪の男は両手を払う。
「さて、軽く後片付けだけして戻るか!」
そう言うと地面に多く置いた武器を回収し始める。

…ライフルスコープ。
遠距離の建物の屋上から様子を伺う陰があった。
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腰に数個の銃を携えて、藍色に染まる髪の男はすぐ立ち上がった。
ライフルを背負い、その男はゆっくり立ち去った。

続く。
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