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2005-01-06

カッコイイ

テーマ:書評

山田 詠美
「ぼくは勉強ができない」

主人公の男の子、ほんとにカッコイイ。

そして彼の母親と祖父も、なかなかイイ。
年齢にとらわれずに、とても自由だ。


「どんなに成績が良くて、りっぱなことを言えるような人物でも
その人が変な顔で女にもてなかったらずい分と虚しいような気がする。
女にもてないという事実の前には、どんなごたいそうな台詞も色あせるように思うのだ。」

顔より中身なんていうけど、やっぱり見た目は重要。

自分では気がつかなかった、心で密かに思ってた事。
きっぱり痛快に表現していて、なんだか笑っちゃうほど気持ちいい。


息子が出来たら、勉強よりも、いいオトコになる方法教えたいなぁ。

2004-12-30

言葉にすることの出来ない作家

テーマ:ブログ

自分が読んで面白かった本を
例えば友達に紹介する場合。

その本の面白さをだいたい説明するのだけれど
どうしてもそれをうまく言葉に出来ない作家がいる。

江國香織と山本文緒。

感覚に働きかける。。と言えばよいのだろうか

上っ面のストーリーを説明しようとすると
その作品を台無しにしてしまいそうだ。


この二人の作品は、
こっそり一人で読み、感動は自分の心の中にしまっておこう。
2004-12-28

テレビという魔物

テーマ:書評
脚本家であり作家でもあった野沢尚さんが亡くなって
本当に本当に残念、その一言に尽きます。

もっともっとたくさん作品を読みたかった。




著者: 野沢 尚
タイトル: 破線のマリス


初めて読んだ野沢さんの本
この作品はテレビ局の報道のあり方を中心に描かれている。

主人公(女性)の自分の子供を捨ててまで仕事にのめりこんでいく姿。
その姿は鬼気迫るものがある。そして彼女自身の歯車がずれていく。。。。

全くテレビ、マスコミという業界に接点はないので
その世界を垣間見る事ができた気がする。

一気に読める。
ミステリーとして読むと
結末はあんまり納得いくものではないらしい。。。
(私は特にそう思わなかったが)
最後は親と子の悲しいすれ違いで、ちょっと泣ける。

野沢さんの残った作品群をもっと読もう。
2004-12-27

理不尽

テーマ:書評



著者: 山崎 豊子
タイトル: 沈まぬ太陽 (3)

あえて3巻について…。

他の巻は
航空会社の社員である主人公が
労働組合の組合長であったばかりに
アフリカやそこらに飛ばされて…
いろいろと会社員としての悲哀が描かれている感じの内容です。
(かなりおおざっぱ)
会社一筋でもなく、だらだらな私にはどこの世界の話??という
感想だけだったのですが。。。。

私を感涙の渦に巻き込んだ3巻の内容は…。
85年に起きた御巣鷹山に墜落した日航機の事故がモチーフになっています。
実名の部分もあり、あの時のことが本当に克明に描かれてます。

電車の中で読んでいて、本当に涙、涙でした。
遺族が必死に、亡くなった家族を、遺体の山から探し出すくだり。

私は大事な人達のたった一本の指だけで
本人だとわかってあげられるだろうか。
黒焦げの遺体、原型をとどめていない遺体から
大好きなあの人を探し出してあげれるだろうか。


墜落する寸前に書いた家族宛ての遺書。
その当時その文面が新聞に出てたと思います。
私はあの時も泣きました。
パニックになっていながらも
大事な人達へ冷静で愛情のある言葉を残した乗客。
誰にも真似は出来ません。

この事故のことを忘れてはならないと本当に思ったし
これからも、もっともっと大切な人を大事にしていかなくちゃと
思った1冊でした。
2004-12-25

ジャンルなんて読む側からすれば無意味

テーマ:書評


著者: 東野 圭吾
タイトル: 秘密

この本は
「週刊文春」ミステリーベストテン第3位
「本の雑誌」が選ぶ日本ミステリーベストテン第1位
だという。

いつも「ミステリー = 謎解き」というイメージ。。

スキーバスが事故を起こし、妻と娘が巻き込まれる。

奇跡的に助かった娘は、妻の意識を持っていた…。

気持ちは妻なのに外見は娘。
夫(もしくは父親)である平助は嬉しいながらも戸惑う…。


平助と妻の意識をもった娘との
とてもとても、セツナイ、生活。

私にとっては「ラブストーリー」でした。

2004-12-24

テーマ:書評



著者: 浅田 次郎
タイトル: 鉄道員(ぽっぽや)


浅田次郎の本は結構私のツボで
何度読んでも泣かされる。
(「天国までの百マイル」もそう)

映画化されたくらいだから長編だと思っていたのに
わずか47ページのおとぎばなし。

大切な人が自分より先立たれるのは
とてもつらい。まして自分より年端のいかない子だったら。。

子供は親を思い、親は子を想う。
こんな普通なこと出来ない、しない人がいるんだろ。

2004-12-22

カロリ

テーマ:書評
久しぶりにジャンクフードを食べた。

トレーの上に敷いてあるペーパーをよく見ると
なんと、そのファーストフード店の商品の食品標準成分表なのだ。

カロリー、ミネラル、ビタミン、コレステロールの値までのっている。

一般にファーストフードなんて
カロリーが高いし、栄養もあんまりないんじゃない?というイメージなので
こんな成分表を簡単にお客の目につくところに表示するなんて
強気というかなんというか。

と思いつつ、私、飛びつきました。そして調べました。
今日、私の選択したハンバーガー達の総カロリーは…
トホホ、700kcal超してます。

こんな表があったって、買う前にはみないし、
見せられたら見せられたで
現実を知ってしまったという後ろめたさ
わかっちゃいるけど知らないほうがよかったような
複雑なー気分になった代物でした。



2004-12-21

気持ちイイ

テーマ:書評
所謂、「タレント本」なんて興味ないし
立ち読みすれども、購入なんてあり得ない!という考えでしたが。。。




著者: 石田 ゆり子
タイトル: セ・ジョリ ここちいい毎日

ゆったりとした、初夏の昼下がりに読みたいようなイメージの本。
石田さんってイメージ通り、まっすぐでさっぱりしていて
気持ちイイ人なんだなと。

心に残ったトコロは…

お店で見かけて、かわいいと思って試着した服が
「かわいすぎて」、似合わなくなっていた。
でも、自分の世代に似合う洋服はきっとある。
そういう洋服たちに出会うのが楽しみ。

という感じのフレーズ。

見た目と自分の感性のずれをなかなか気が付けなくて
街中では、「あらららら…」って思ってしまうカッコの人がいる。

石田さんは自分のことを、ちゃぁんとわかってていて
素敵だな。

2004-12-18

ビタミン

テーマ:書評
数年前、この時期、仕事があまりにも忙しく
精神的につらかった時期があった。

私に安らぎを与えてくれた本です。

丸くてふわふわで、無表情のものってどうしてこんなにかわいいんだろ。


著者: 野村 辰寿
タイトル: ポーとメリーのクリスマス―STRAY SHEEP〈5〉
2004-12-16

生まれながらの感覚ニスト

テーマ:書評
川上弘美「センセイの鞄」を読んだ。

評判はそこここから聞いていて、まったりとした単なる恋物語だと思っていた。
ストーリーはもちろんだが、筆者の言葉の選択が秀逸。

せんせい、先生、ではなく「センセイ」だとか
こくばんを「ぬぐう」だとか。
頭の中で考えが「むやむやむやっとひろがる」
「隆とした声」、「センセイのことはあわあわっと遠かった」

炬燵、拘泥、退嬰的、茫洋、菜、遊山

この五感の独特の表現。ほんわり暖かく、平和的だ。
この独特さ、中勘助「銀の匙」を思い出した。

このセンセイ、愛すべきキャラクター。
使い終わった乾電池を蒐集していて、乾電池にどの電化製品で使っていたかを書き記していたり、
お弁当やさんで「豚キムチスペシャル」を頼んだり。(意外と大食漢?)

「センセイ」のような味のある人、いいな



著者: 川上 弘美
タイトル: センセイの鞄



著者: 中 勘助
タイトル: 銀の匙

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