今朝、息子が起きてから
「げほげほげほ」と咳をしていた。
今日はインフルエンザの予防接種の予約入れてるのに~。
でも意外といけるのかも、と思い、予約の病院へ。
診察してもらったら、風邪の引き始めだろうということ
だったけど、「OK」が出たのでその場でブスリ。
息子?
もちろんおお泣きでさぁ。
診察室に入ったとたんに大泣き。まあいつもの事だけどね。
さて、今日は昨日のつづき。
読んでない人は昨日の記事から読んでね。
かあちゃんのマインドコントロール?により、お腹の子供は
すっかり女の子だと思い込んでた夫。
ここまでくると、面倒だったけど生まれた息子をみて
小躍りして喜ぶ夫をみてやりたいと思うようになっていた。
予定日の10月3日にそなえて、9月から実家に帰っていたかあちゃん。
暇なので夫は週末になるとたずねてきた。
んで、すふぃ実家で夕飯をご馳走になったりする。
ここで、かあちゃんの実家家族についてちょっと紹介。
ばあば かあちゃん実母。ことし還暦
じいじ かあちゃん実父。無口で多趣味な男。65歳 隠居生活。
妹1 かあちゃん妹。二つ下。独身。
妹2 かあちゃん妹。6つ下。独身。
みいた 飼い猫。17歳のご高齢。♀
妹二人は、結婚する気配もなく、実家から仕事に出かけて
週の半分は友達(彼氏がいるのかは不明)と夜遅くまで遊んで帰る
お気楽OL。
かあちゃんちは、家族全員が
酒好き いやん(/ω\)
こう書くと、普段から飲んだくれてるみたいだけど、
かあちゃんが実家にいた10年前はまだそんなことなかった。
とくにかあちゃんが嫁に出た5年前ぐらいから、ひんぱんに
家族で飲み会を開くようになったらしい。
(毎晩ではないようです。念のため)
特に、かあちゃんや夫がいくと喜んで宴会が始まる。
車で帰るときはどちらかしか飲まないけど、お酒があまり
つよくない夫にとっては脅威であるらしい。
夕飯がおわったあと(夕飯どきにもビールはお茶代わり)
場所をリビングにうつして、各種アルコールと、つまみが用意されて
各自が好きなものを作って飲む。
かあちゃんもあまりお酒に弱いほうではないけど、この家族のなかでは
いちばん弱い。・・・いや。本当はもっと弱い人が1人いる。
妹1 (現在31歳 彼氏募集中?)
3姉妹の真ん中は変わった人が多いらしい(少なくともかあちゃんの周りでは)
こいつも、ちょっと変だ。
普段は、あまり口数が多くなくて、家に帰ってきても部屋にすぐにこもってしまう
んだけど(でも息子の事はすごくかわいがってくれてる)
飲むとね~。大変。(;´Д`)ノ
外で飲んでくるとちゃんとして帰ってくるんだけど、気が緩む自分んちで飲むと
わりと高い確率で、
壊れる。
かあちゃんが家をでてからのことなので、妹2や、ばあばに聞いた話なんだけど。
まず、理性のたがが、外れる。
ぺらぺらしゃべる。
人にからむ。自分で言った事を人のせいにする。
話し込んでいるうちに泣き出す。
とつぜん「吐く」と、部屋をでる。(たいてい帰ってこない)
探しにいこうとリビングをでると、
玄関で寝ている。
もしくは、2Fの自分の部屋にたどりつくまでに
廊下で全裸で寝ている。
じいじ(実父)も2階にあがるんだけど ヽ(;´Д`)ノ
1回や2回じゃないらしい。
まあ、そういう要注意人物なわけです。彼女は。
んで、かあちゃん臨月に入ったばかりの頃。
夫が陣中見舞いに実家に遊びに来たので、めずらしく家族そろって夕飯。
その前に、女性陣+夫で、生まれてくる子供の名前を考えていたんだけど
非常に面倒な事に、男の子と女の子の名前を両方考えなければいけない。
夫以外はみんな、女の子の名前なんて真剣に考えてないんだけど、夫が女の子だと
思っている以上、より真剣に考えなくてはいけない。
字画も調べるので、その作業はほんとおおおおおおおおおおに面倒くさい。
そのときは全員で協力して女の子の名前も考えてくれた。ありがとう。みんな。
んで、男と女の場合で、それぞれ候補を3つに絞るところまでできた。
やれやれとはじめた夕食時のこと。
その日は夫はそのまま帰るし、かあちゃんは当然飲めないので
2次会は開かれなかったが、かわりに夕飯どきからペースが早いみなさん。
特に、妹1のペースが早い! 大丈夫か??脱いだりしないか??
と、心配になる姉。
だんだん饒舌になる妹1。
妹2はおもしろそうにながめている(そういうやつだ)
ばあばは、さすがに「飲みすぎ」とたしなめていたが、もうその声は彼女には
届かない。
そうして、宴もたけなわになったころ。唐突に彼女が言った。
(・∀・)
「でもさぁ~。今までうち男の子いなかったから、どんなんか楽しみだよね」
∑( ̄□ ̄;)!!( ̄□ ̄;)( ̄□ ̄;)!!
一瞬場がさぁっと醒めた。
顔を見合すばあばとかあちゃんと妹2。あえて夫の顔は見ない。
・・・・・・さあ、どうフォローするか・・・・・・・
頭をフル稼働させて、フォローの言葉を捜す。
妹1は、場がおかしくなったことに一瞬気がついたのか
「・・・・・・・・・あれ?」 と言ったが、さほど気にせずまた飲み出す。
かあちゃんたちも言葉が見つからず、ここは無理やり
なかったことにしようと、暗黙のうちに決定。
夫も「ん?ん?えーっと・・・あれ?」
なんて言ってるけど、「もっと食べる?これはどう?」なんて言って
話をそらしてみる。いけない。動揺しては、よけいにばれる。
こ、ここは・・・妹1も夫を惑わす作戦にでたことにしなければ!!
それには・・・えーと本人がなにか自分でごまかしてくれるのが
一番なんだけど・・・今の彼女にはその心の声は聞こえない。
しかも、しばらくその変な空気がながれたあとでさらに
「ねえ。やっぱりビデオカメラとか買っちゃうの?
運動会とか見に行ってさ~。
『おー。うちのバカ息子が走ってるぞー』とか言いながら
追いかけちゃったりするの~?」
ごーんごーんごーんごーん
終了~!! \(゜□゜)/
もう、だめだ。ごまかしきれないっ!!
今までの苦労が水の泡だぁ!
夫も
「(°Д°;≡°Д°;) え?そうなの?え?女の子じゃないの?」
なんて言っちゃってるし。
もう、なんか緊張の糸がきれてどうでもよくなってきた。
「・・・・・ねえ。もう観念して性別聞いたら?
そのほうがこの先いろいろ話が早いんだけど」
夫 「やだ!生まれるまで聞かないんだ!!」
「でもさあ。もうわかっちゃったでしょ。いいじゃんもう。」
夫 「いい!聞かない!!言うな!!」
なんつーか。
頑固者?わからずや?それともただのドリーマー?
わかっちゃったくせに、あくまでも自分の理想を追求する男。
それまでは、まわりやかあちゃんの言動を推理して、
男かな、女かな、と考えるのが楽しかったらしくて
知りたくないくせにいろいろかあちゃんに探りを入れていた。
(探りをいれるぐらいなら、はじめから性別きいてください)
でも、どうやら男らしいと、思ったとたんに
一切性別の話をしなくなり、こちらから振っても
「(-з-)聞かない。しらない。おれはまだ性別を知らない!!」
なぜそこまで、と思うほど自分に暗示をかけている。
あと1ヶ月だったのにね。ごめんよ。酒乱の妹で。
ばあばも「家族みんなが知っていて、一人だけに
ばらさないようにするっていうほうが無理なのよ」
と妹をフォローしていたけど。 まあ、そうだよな。
もし次に子供を授かったら、一切性別を聞かないか、
かあちゃんだけの胸にしまっておくか、どちらかにしようと思った。
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