米について、専門家でもないですが、また、思うところがあったので、書いてみました。
イラスト:私
去年は予測量を上回る705tの需要があったそうです。
米の需給状況の現状について(PDF : 338KB)(令和7年6月2日)より 抜粋
私は、物価高の影響もあると思いますし、ユネスコの酒づくりの登録、そもそもユネスコに登録されていた和食などと、再び脚光を浴びた?かと。
何にせよ、見込みを上回る消費、高温化により混濁で消費が高いのなら、この傾向は一過性ではなく、今年も、来年も、ずっと今後も続くのでないかと思われます。
今年は、去年据え置き量で、689万トンと言いますが、去年で705tも需要があったわけですから、今年だって、聞く分には不安な量に思います。まあ、備蓄米も放出されましたが。
珍しい、貴重な、とか、わずかしかない、等、希少な少な目のものになってしまうと、すぐ人は殺到しますし、在庫切れを出すものです。
だから、生産する米の見込み量は大目に設定したほうがいいのでないか、と思いました。
●米アマリ・・・・・
なら、増産というか、まあ、もっと作って儲けたいため、農家も作るなどにしても、米アマリになったら?今の農家の状況、なるか分かりませんが。
輸出を増やすと言っていますが、EUや韓国も米アマリで、買い入れたりがあるようです。
それで、価格を調節したりもします。
今回の備蓄米の人気を見たら、備蓄米の時々販売も、かなり売れそうに思います。
また、海外援助へ毎年、何兆もの金が送られていますが、それなら、米を送るのも良いのでないでしょうか。
アフリカ等の海外が米を食べるか分かりませんが、今の時代、米粉にしてパンを作ることも出来ます。
また米粉にしておいたら、茹でて団子状でも、かゆみたいな、ゼリーみたいなものでも作れますし、今なら、米粉の活用法って多いです。
いろいろ加工したら、援助物資として活躍するのでないでしょうか。
ふるさと納税ではないけど、国へ納税して、米をくれる。の納税とか。(各省庁ごととか、国だけど)
●今後の米の生産・・・・・制度
それから農家がいなくなるという話。このままでは米が食えなくなる。農家が廃業するばかりと言われています。
それで、所得云々、収入云々と言われ、直接支払いか、価格支持か?などと話題になっています。
結局、自由が大切だと任せて良かったか?と考えると、価格が消えてなくなっていくばかり。
が、今のままだとまた、勝手に値段を決められて、元の世界に戻るように思います。。
ただ、制度的なものは、これは難しい話で、私も何が良いのか、悪いのか、分かりません。
けど、制度を何にするにしても、加算なり、副収入なり、農業の枠を超えて、外と部分、他の部でも、収入アップになるものが必要に思いました。
EU政策にもありますが、生物多様性の加算、若手育成にも加算とかも良いものと思います。
その他EUではいろいろあるようですが、以下は私の思いつくものですが、今思い付くのは、
田んぼをコイフナの淡水魚を育てるのに協力して、協力費
観光風景やその保護や自然を整えるのに、加算。
外来種の除去に協力して加算。
道の駅を作って販売。
スーパーなどと直接契約をして、販売。
農地景観を生かしたウォーキング、サイクリングなどのイベントで収入アップ。
バイオマスでメタン発酵で、メタンガスを売る。(今には、小型の簡単に置けるタイプもあるようで)
●若手の育成、確保、・・・・・・
また、後継不足という話があります。
私も農業ってどんな支援があるのかな?と見てみたのですが、こんなに金がいるの?という最初の用意の金額を、まず、支払えと言う話から。
また、農作物を作るのに、経費が大量にかかるのです。それだけ負担して、労力をかけて作ってくれる農家さん、それも驚きでした。
また、収入が出るのも年季が入らないと難しいような話です。
に対して、補助とか、支援しますという金額が、低い・・・というか、ぜんぜんない。足りない。
NHKの食の防衛線でも言われてましたが、元を取るのに何年もかかるとか、返せないとか。
炎天下の中、手作業で肥えをバラ撒いたり、農薬を撒いたり、70代80代の爺ちゃんが作ってくれているのです。
家を建つほどの資金を負担して、多大な費用も払いながら、我らが手にする農作物、婆ちゃんが。
私的には、爺ちゃん子なので、何かもっとして欲しいこのままでは、顔向けできない・・・と思いました。もう二人ともいませんが・・・
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兼業農家を支援したりして、農業休暇、植え付け日、収穫日などを与えて、土日農業、副業で農家も選べる、など、我が国自体をそもそも、農業中心に制度的に変える。とか。
その他、長生き社会と言われていますが、若手もあれですが、シニア世代の老人たちも、農業就農を広める。
今もありそうですが、介護のヘルパー、預け制度というのがありますが、農業にもヘルパーや、助っ人制度を作る。無料。
など、考えましたが、もう、あらゆる面で、農業、農家を生かす方針や制度にして行かねばならないように思いました。
大規模化の話は、また他で書きたいと思います。
EUでは今はもう、大規模化を進めた後の見直しに入っているようです。
The European Environment Agency
少々書くと、大規模化では、生物多様性の低下をしたり、気候変動を進めたりが言われていますが、また、賃貸も多く、所有者が外国だったりするのも問題視されています。
60haや100haなどのメガソーラーでもないですが、ゴルフ場に匹敵する、それほどの大きさ、自衛隊の駐屯基地ぐらいあります。それが外国資本で占有され、村の住居地より広い面積になる・・・単一栽培。
村が一変するかもしれない等、いろいろな他の面も我らは見ておいたほうが良いように思います。
生物多様性の面ですが、EUのほうでは、農業政策が何度も見直され、環境政策など備えているように思えますが、それでも低下は止まらず、回復はなかなか一筋縄ではいかないようです。
だから、さらに全自然生態系回復、レジリエンス確保、農業生態系の維持などへもっと進んで行こうとしています。
今は日本はスズメも絶滅する速度と言われています。
生態系や自然がないと我らは生きていけないですので、我々も生物多様性の減少を食い止め、回復させ、軌道に乗せ、再生する。もっと増やす、ということを基本にする時代です。それが気候変動対策にもなります。
ある程度、有機農地、ある程度、農薬削減した農地にし、農業生態系、生物多様性を維持する。
そういうことが、我が国も、今後の基本になるのでないかと思います。
だから、大規模化など、その低下分はまわりに自然地帯を入れるなど、低下をさせない、そもそも回復させる等、メタン抑制もですが、そもそもそういうこともしておかねばなりませんが、そもそも、今の時代進んで大丈夫かなと。。。。
問題は農家のなりてがいないことです。そこから全部の問題が。
だから、制度的には何かまた、考えてもらうしかないでしょう。
そして、地域の担い手を増やし、小作農でも農家は誰でも、営農していける状態にしていける制度にするほうが良いように思います。
土地にしても、その地域の人に農地を受け継いでもらう必要はあるのでないでしょうか。
他県や外国資本が所有し、村の景色が一変するのは、我らの故郷の原始風景が変わってしまうのは、本来求める姿でないと思います。
有事に備えるにしても、大規模では心もとない気がします。
家の畑や、小さな田んぼのように、人力さえあれば作れる田んぼなら、それぞれ各地で、自力で食料生産が出来ます。
また川や海に魚が、山にはいろいろな幸、里地にはいろいろな材料、周りに薬になる植物があることも、生きていけます。
医療保険を思えば、ある程度、勤めたら、所得アップがあるとか、そういうある一定数の所得がある制度のほうが良いのでないかと思ったり。
農家をある期間勤めたら、ボーナスが出たり、しっかりとした老後の年金支払いもあるとか。
もちろん、機械は負担は無し。資材の負担もなし。サラリーマンみたいに、0で初めて、勤めるごとに月給ほどの収入が溜まっていく。
担い手不足も、問題は、収入がネックだろうと思います。
何にせよ、農家は経済的見通しがないと、立ち行かない。
そこを改善したら、若手なり、老人若手でも、人気が出るような職業と思います。
そのためには、やはり、十分な所得制度の設計等、でないかと思いました。
労働時間も我々より長いようで、その分も、加算せねばならないようにも思いました。
何の制度になるにしても、十分に儲けてもらいたいと思いました。
長くなりましたので今回は、この辺で。
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今日は世界海洋デー。
また行きたいと思う海は?
かつて、ウミガメが来た、うちの近所の海。
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