あがり症克服協会認定講師の山口伸一郎です。
日本列島がスッポリと冷蔵庫に入ったかのようなこの寒い中、栄中日文化センターで今年最後のあがり克服講座を行いました。あがり克服を志す同志に会いたい、話を聞きたい、という仲間が集まってくれました。講座では社会的地位は関係ありません。老若男女、皆平等、全員参加型の楽しい講座です。
☆カタルシスで心のモヤモヤを吐き出しちゃえ～！
カタルシス、それは過去のトラウマ等により抑圧された不安や感情を言葉で表現する事により、気持ちが浄化される事。人前で緊張して手足が震えた、国語の本読みで声が震えた、持っていた本が震えた、等経験された方は多いと思います。この事は自身の心に深く刻まれ、同じシチュエーションになったらフラッシュバックしてきます。嫌な思い出ですよね。こんな事、誰にも言いたくありません。しかし、当講座では堂々と話せます。皆、真剣に自分事として聞いてくれます。
その人の気持ちが痛い程分かっているからです。
・成人式の司会進行で、緊張のあまり新成人の名前を読み忘れてしまった。責任者と共にその方に謝りに行った。
・PTAや地元の催し物の自己紹介で大緊張のあまり何も言えなかった。子供を前にして大恥かいた。
・結婚式の友人代表挨拶で無茶苦茶、声が震えた。
・子供を前にしたピアノ演奏発表会で手が震えて大失敗した。
等々、皆さんに吐き出して頂きました。これは聞いている側にも勇気を与えてくれます。自分だけではなかったんだ～と。皆さん、スッキリした事と思います。
☆暖かな空気感が心地良い！
この言葉、講座3回目のHさんのスピーチでありました。講座3回目、まだまだ新人のアガリスト（あがり症）さんです。そんな方からこんなスピーチがあるなんて驚きでした。自分が新人アガリストだった頃は、正直、講座に行くのが嫌でした。何でお金払って人前で恥かかないといけないんだ！とまで思ってました。同じ気持ちの方は結構います。それに対して、新人アガリストのHさんが言う事ですから事実です。確かに、受講生さんはいい方ばかりで、トゲトゲした方なんていません。スピーチに対する皆のコメントも思いやりがあります。笑い有、感動有、拍手有の講座です。講座を続けて頂くためには、そんな雰囲気作りは必要ですね。改めて思いました。Hさん、有難うございました。
次回のスピーチテーマは、年始の講座ですから、
『今年やめる事は？』です。
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