発達障害、特に自閉症スペクトラム障害(ASD)を持つ子どもたちにとって、スケジュールは日常生活の見通しがもて、心の安定に大いに役立ちます。

 

私は、このブログで特別支援教育者という立場から障害の疑いがある子どもを持つパパママが、不安や戸惑いを乗り越え、子どもの特性を理解し、その力を活かして豊かな人生を歩むための支援について一緒に考えていきたいと思いますウインク

 

この記事は私の個人的な見解と経験に基づいて書かれています。法的な解釈に誤りがある可能性がありますので、その点をご理解いただければと思います。また、シビアな話題なため、ストレートな表現などで気分を害してしまわれるかも知れません。貴方のためを思って伝えているので、悪気は全くありません。不適切な表現があればすみません。

 
自閉症スペクトラム障害を持つ子どもたちは、予期せぬ変化に対応するのが難しいことがあります。
日々の生活に一貫性と見通しをもたらすことは、子どもの不安を軽減し、心の安定に繋がりますウインク
スケジュールの活用は、そのための有効なツールです。

スケジュールの作成方法

①発達年齢に合わせる
子どもの発達段階に合わせて、スケジュールを作成します。
次にすべきことを明確にし、1行程毎に細かく示すことが重要です。
 
②視覚的サポートを利用する
言葉だけでなく、写真やイラストを使って、スケジュールを視覚的に理解しやすくします。
ちなみに具体物を示す写真の方が分かりやすい反面、イラストの方が汎用性があります。
(写真の方が簡単、イラストの方が難しいです)
 
③一週間〜一ヶ月単位で大まかに提示する
長期的な予定も理解できそうなら一緒に提示するのも良いです。
長期的な予定は、一週間や一ヶ月単位で大まかに提示し、子どもが週や月の流れを把握できるようにします。
(楽しみな行事やテレビ番組なんかを提示すると分かりやすいかも)

スケジュールの利点

①予測可能性の向上: スケジュールによって、子どもたちは何が起こるかを事前に知ることができ、安心感を得られます。
②自己管理能力の向上: 自分の時間を管理するスキルが身につき、自立に繋がります。
③ストレスの軽減: 日々の活動が予測可能になることで、ストレスや不安が軽減されます。
 
スケジュールは、子どもたちが日常生活を安心して送るための素晴らしいツールです。
親や教師がこれを適切に作成し、活用することで、子どもたちの心の安定を支えることができます照れ
 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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