金は今後3年で2000ドルへ、「強烈」インフレでスーパーファンド

http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=arZvHwf5vlaM

世界的な量的緩和の影響でインフレ予測が出ています。

利上げと吸収でインフレに対処した場合、これは緩和されることになります。

しかし、それはドルキャリーで成立する新興国バブルを破壊することになります。

逆に、現状を維持した場合、インフレと同時に更なるバブルの拡大とリスクを高めることになるでしょう。

金融政策の予測と動向でドルと資源価格の反比例が発生し、大きく揺れやすい市場となると思われます。


ドルはいずれ価値ゼロに、米国の「壊滅的」財政状態でファーバー氏

http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=aVWSLeHvWW2o

「ドルはいずれ、価値がゼロになるだろう。今はまだその時ではない」と述べた。

「オバマ政権を見ていると、既にそうなっていてもおかしくないが、人々が米国の財政が完全に壊滅的な状態にあることに気付くのには10年ほどかかるだろう」


ルービニ教授:ドル安は「定着」、調達通貨になりつつあるCNBC

http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=aNSP6Mrd3_b0

ルービニ教授は「ドルが下がり続けることを懸念する」と述べ、ドルはキャリー取引における資金調達通貨となりつつあると指摘した。

大量に資金供給されているドルが国内に循環せず、新興国への投機に流れていく日本の2003年以降と同じ現象。

問題はどのようにすれば国内実体経済へと循環させることが出来るか?ということになる。

で、こうなる。

バーナンキFRB議長の教訓生かせアジア諸国が資産バブル退治強化

http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=ahdJKJdkbESo

韓国や香港、シンガポールの監督当局はここ数週間に銀行に融資基準の引き締めの必要性を通達。

インドや韓国などの中央銀行は数カ月以内に利上げに踏み切る構えをちらつかせている。

資金の国際化の影響で自国のバブルを中央銀行が制御できない状況になっている。

特に資金規模が小さい新興国においてこの影響は顕著であり、ドルキャリーのリワインドによる影響が懸念されている。

そして、最大のターゲットは中国

ラガルド仏財務相:人民元高容認、決めるのは中国香港で記者会見

http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=jp09_newsarchive&sid=aX7GmGt208ZI


しかし、人民元自体に信用が無く誰も使ってくれない。

あんな当局の都合でガッチガチに固めた通貨。

中国が輸出しているのは単なる安価な労働力だけで中国でしか作れないオンリーワンや世界的な必需品がない。

中国は2018年頃に人口減少社会に入り人口ボーナスを使い切る。

一人っ子政策の第一世代が1969年生まれで一人の子供に6人の親や祖父母が乗っかっている状態。

そして、後10年程度でもう一世代進み10人乗る計算になる
(実際は高齢化による死者が発生する)

男女比も140対100で増やしたくても増やせない。

その先は資源も技術も無い中で人口減少と格差、環境汚染と戦う訳だ。

老人を友愛しないかぎり(笑)

人口爆発を止めるべくして実施してきた政策だからタイムスケジュールの点を別にすれば当初の目論見通り。

ベストではなく、ベターの選択なのだから、多少の問題は想定済でも予想外でも甘受するべき。

改革開放前の共産主義前提の政策(計画経済で内需中心)で健在の経済構造では歪みが大きすぎる。

それを10年以内に解消しようと思ったら、どんな手段があるか?

共産主義革命による富の再分配と農業国への転換だが、その際に内乱になる可能性は既に織り込み済み。

故意に内乱にし、不要な部分を切り捨てるって手も使えそうではある。

歴史は繰り返す。

三国志時代から何も変わっていない。

同志毛の再臨。

既に農村部を中心にマオ思想というか毛沢東信仰が生まれつつある。

改革開放は間違いだったとし、共産主義革命を起こそうとする動きが生まれつつある。

フランスの工作とも言われているが、その数は2億人。

現実に開放路線で豊かにならない訳で、広まるのも当然。

農民達は貧しくなり、無料の年金や医療が切り捨てられた。

イスラム原理主義のように政治にあまり関与しない田舎から徐々に出てくる黄巾党。

ソビエトの崩壊に関わっている『家の教会』が1億前後(バック、シオニスト)法倫功が5000万から8000万(米国関与)これが年間80万件とも言われる農民暴動を主導してきた。

それに対し、このところ勢力を伸ばしているマオ思想の伸びは凄く希望がもてなくなった人を統率するには宗教が一番か?

日本も、戦国時代から江戸初期にかけて一向宗とキリシタンが流行した。

内戦でも戦争中でもないのに国民が希望を持てなくなるのは日本も同様だな。

中国はパスポートですら2種類あり、農村部パスでは都市部にすら入れない。

見えない貧困が進んでいる。

上海のような大都市部での富裕層や
党幹部も、今更延安時代みたいな生活には戻れない。

モウタクトウの孫が史上最年少で将軍になってたが、毛信仰が広まったら、彼を名目上の指導者にでもするつもりか?

中国で一番高齢化が進むのが上海なので上海は、農民などの労働者の受け入れを進めているが将来の混乱の原因となる。

潜在的には裕福な都市部の人と自治区の人が資本主義・民主主義を地方の貧しい地域が共産主義を望んでるとすると、自治区が独立し、更に中国が2分割するっていう状況が発生し、東トルキスタン共和国、チベット共和国、中華社会主義共和国(旧地方農村)、中華連邦共和国(旧都市部)って感じになりそうだ。

中国には二つの戸籍制度がある。

一つは都市住民戸籍・もう一つは農村住民戸籍。

共産党政府はこの農村住民を、都市の安価な労働力として採用する事によって都市戸籍住民の年金問題を乗り切る構えだ。

農村住民はさらに搾取される可能性がある。