小沢一郎の戦略がだんだん見えてきた。

暗黒氷山戦略だな。

海水面の上にほんの少し顔を見せている氷山は実体ではない。

本当の実体は暗黒の海中にある巨大な物言わぬ集団だ。

言い換えれば、内閣なんてその顔見せ様の看板であり、実体は海水中にある 。

つまり、党本部の小沢軍団と言う事だ 。

この連中は決して口を開かない。

そして、その決定を国家戦略局に下ろし、反対は許さない。

党本部の下に国家戦略局があり、それを受ける内閣があり、同時に官僚組織がある。

このやり方はかつての田中角栄を彷彿とさせるが、田中角栄は官僚の扱いに長けていた。

しかし小沢は余り官僚との接点がない 。

細川内閣の時の福祉目的税でころっと騙された様に、官僚に抗弁してやっつける事には長けていないから、官僚潰しを謳い文句にしたんだろうが・・・ 。

予算の執行停止が勝手に一人歩きしている。

これは極めて拙いし、未だ内閣も出来ていない内から不安を煽る形となっている。

第一次鳩山内閣なんて不満分子一層の一山内閣だから構う事はないんだろうが藤井の墓石に日本経済を止めた、片岡直温蔵相と並ぶ迷財務相と書かれかねない。

本当に藤井を財務相にするかも判らないが他にいないんだろうし。

官房長官の平野は、脇が甘すぎる 。

特定のメディアとの癒着を聞いた・・・それが漏れすぎる。