結婚しようと決めたならまずはやることは一つ。
そう、お相手探し。
ある調査によると出会いのきっかけは
５位部活（サークル）
４位インターネット
３位学校の同級生、先輩、後輩
２位友人、知人の紹介
１位職場の同僚、先輩、後輩
らしい。
この他に６位合コン、８位ナンパなどもあるが
一番手っ取り早いインターネットに挑戦してみることに。
正直昭和世代の私にはネット婚活に対して正直若干の抵抗があった。
自分のことは棚に上げてなんかモテない奴らが集まっていそうとか
逆に遊び目的のやつらばかりなんじゃないかとかそういうイメージ。
だが何事も経験という事で調べてみるとあるはあるは…。
私が聞いたことぐらいあるそこそこ有名なものから
いかがわしい雰囲気プンプンのものまで含めると１００以上。
それを比較したサイトなどもあるが正直どこがいいのかよくわからない。
いろいろ検討した結果
「ゼクシー縁結び」というものに登録してみた。
別に今までも現在も結婚したくないわけではない。
じゃあなぜ４６歳まで結婚しなかった（できなかった？）のか？
理由は一つではないが恐らく一番大きいのは
結婚しなくても特に不便を感じないからだろう。
洗濯も掃除も家電がほぼ全てやってくれるし
東京に住んでいるとお腹が空けば２４時間いつでも好きなものを食べることができる。
特に新宿に住んでいるので他に何か困った事があっても夜中でもほぼ解決できるのだ。
また意外に一人が大丈夫というのも要因の一つなのかもしれない。
ただ絶対に一人ではできない事があった。
それは子供を作る事。
遺伝子が私に訴えているのか最近どうしても子供を持ってみたいと強く思うようになった。
厳密には結婚しなくても可能だがこの際だからきちんと結婚して子供を作り育てたい。
短絡的だがだから結婚してみようと思った。
結婚する理由は人それぞれだと思うけど以前テレビで拝見した政治学者の三浦瑠璃さんの見解にはなるほどと考えさせられた。三浦さんによると「夫婦っていうのは何層構造かになっている。」土台には『生活安全保障』があり、次に『子育ての共有』、その上に『友人関係』があるのだそうだ。そして『男女の関係』は、頂上にあるかもしれない存在なのだという。優先度は下にある「生活安全保障」から順に高くなっていくため「下が崩れたら全て終わり」「生活を確保しないと」と語っていた。これは三浦夫婦が話し合って出した結論なので誰にでも当てはまるわけではないが実感として非常に現実的だなと感じた。相手の事が好きで好きでという時期は残念ながらいずれ終わる。その時の感情を優先して結婚を決めるとすぐにきつくなるのは想像に難くない。とはいえ好きだと思えない相手とはよっぽどのメリットがない限りずっと一緒に生きてこうとすら思えない。そう考えると生活安全保障が土台にある関係は非常にスマートかつ合理的。ただ…。そこまで合理的になれないのが感情の動物＝人間だよなあと最後はもやもやした感情が残ってしまった。
