Bandcampにて録り下ろし新作2作品と未発表ライヴ、復刻作品を公開せり | 大ぼら一代番外地

Bandcampにて録り下ろし新作2作品と未発表ライヴ、復刻作品を公開せり

米音楽配信/販売プラットフォームBandcampが実施される、コロナ狂騒の煽り食らいしミュージシャン達の窮状救うべく、売り上げ100%還元下さる太っ腹イベント「Bandcamp Friday」は、欧米に於けるコロナ終息を請け、一度は終了すれど、9月から年内一杯に渡り「Bandcamp Friday」再開下されば、今月が愈々その最終回、勿論是非にもその恩恵に肖るべしと「Kawabata Makoto official Bandcamp」にて4作品、AMT公式Bandcampにても2作品を、帰国以来絶賛廃人状態たれど、重度の時差ぼけ逆手に取り、音源制作に勤しめば、此処に公開せり。

而して200タイトル達成記念として、Bandcampにて公開せしデジタルリリース作品のフィジカルリリースにての復刻も、第1弾たる4作品に加え、先達て第2弾たる4作品もリリースすれば、既に残部僅少なれどACID MOTHERS TEMPLE SHOPZONE B.O.にて絶賛通販請承り中

 

AMT宗家欧州ツアー中にも関わらず、私個人とAMT公式と合わせれば計8作品を公開せし前回のBandcamp Fridayより更新滞れど、流石にAMT宗家欧州ツアー中たれば仕方なしと言い訳させて頂く次第。

帰国するや当然廃人状態と化せど、Bandcamp Friday用音源制作ミッション完遂すべく、重度の時差ぼけにて眠れぬ有様を、翻りて好機とばかり音源制作に勤しめば、AMT宗家欧州ツアー中、ギターのサウンドチェックのみ録音し続け、1枚の作品として纏めしドキュメント作品「Guitar Soundcheck」、実は今年、Mainlinerがタイゲン君を迎えての復活10周年迎えれば、2013年に行いし英国&アイルランドツアー時の音源を以てのライヴアルバム「Live in Hebden Bridge 2013」、更には私の初期作品復刻として、高校時代にバンド経験皆無な楽器ド素人級友達を扇動結成せし、自作楽器アンサンブルMURAのカセット第2作目「MURA 2」、而して廃人状態乍らも入魂にて録り下ろせしアコースティックギターに由るアンサンブル最新作「Dancing Under The Total Lunar Eclipse」、以上4作品を公開せり。

 

 

嘗てAMT宗家海外ツアー中に津山さん曰く「まこやん、サウンドチェックで弾いてるギターおもろいから録音したらええねん」久しくその御言葉忘却すれど、今回のAMT宗家欧州ツアー幕開けに際し、ふと思い出せば、ギターのサウンドチェックを連日録音、これを纏め1枚のドキュメント作品「Guitar Soundcheck」とせり。然りとて時間的都合に由り、ラインチェックのみにて、ギターのチェックあらざる日も少なからねば、47公演分はあらざれど、サウンドチェックせし限り全て録音果たせり。サウンドエンジニア次第にて長さはマチマチ、そもそも一番最初たるバスドラムの音作りに、無駄に時間費やす御仁は、ドラムとベースの音作り終わるや必ず「ではドラムとベースで」なんぞと不毛極まりなきチェック行う始末、而してこの手の御仁は凡そ100%、私が音出すや否や「音がデカいから下げろ」と云うてこまされれど、この手の御仁のミックスは、80〜90年代の流行宜しくリズムセクションがアホ程デカく、ギター等の上物を蔑ろにする傾向顕著と知れ。そもそも事前に各プロモーターへテクニカルライダー送信済み、其処には「Kawabata's guitar must be the loundest in the band, like three times louder than drums」と明記される次第。ドラムの3倍の爆音と綴れど、それぐらいの覚悟にてミックスして頂ければ、初めて「本来あるべき音像バランス」に至り易く、決して実際にドラムの3倍の音量と云う意味にあらず。

扨、本作にもサウンドエンジニアが「音を下げろ」と宣う局面幾らか収録、実際の遣り取りを聞き得れば、是非に御笑納頂きたし。況して私は、そもそもサウンドチェック時にファズを踏まず終いが常、而してサウンドエンジニアもジョンソンや、嘗てはみつるちゃんには「他の音色あれば」と伺うに対し、私には全く何も申さねば尚更かな。

ボーナストラックとして、バンドにてのチェック演奏も一部収録せり。更には最後に、本作に収録せしサウンドチェックのギター全音源を同時再生せし轟音ドローンも、チャンスオペレーション作品として収録すれば、是亦御笑納頂きたし。

 

 

タイゲン君を迎え、魔界転生復活せし新生Mainlinerも、既に今年を以て復活10年目迎えしかな。然れば復活第1弾「Revelation Space」リリースし、英国&アイルランドツアーを敢行せしも10年前、然ればその10周年記念として、そのツアーに於けるHebden Bridge公演を完全収録せしライヴアルバム「Live in Hebden Bridge 2013」をデジタルリリースせり。

気付けばこの10年間、タイゲン君の帰国に合わせMainlinerのライヴを不定期乍ら継続すれば、今やMainlinerの代名詞たる「終わりなき反復リフ」に由る永続的高揚感も、この地道極まりなきライヴ活動を経て徐々に熟成されしとは、今回この復活直後のライヴ音源を改めて聴きて実感せり。新たなメンバーを迎え、到達すべき境地を模索せんとする、正に初期なればこそのカオス渦巻く轟音絨毯爆撃痕。
毎年末年始にタイゲン君一時帰国されれば、来春には10周年記念国内ツアーも予定、震えて待たれたし。

 

 

高校入学当時、既に即興演奏をベースにし乍らも宅録に由る実験音楽の制作に夢中たりし私は、退屈極まりなき高校生活に於いても、何か新たな音楽制作の場を求められぬか思案、斯くしてバンド経験どころか楽器演奏経験もほぼ皆無な級友数人を誘い、簡素な自作楽器を以ての即興演奏なんぞ焚き付け、見事に自作楽器アンサンブルMURA結成に至りし。

自作楽器なんぞとは聞こえ良けれど、実際にはスーパーの汎用トレイに輪ゴムを十数本張り、それを抱え両親指にて演奏する代物、輪ゴムなればチューニング変更も容易至極、何より制作コスト無料なれば、赤貧高校生にはそれこそ最重要案件たりしかな。

録音方法に関せば、未だ4chカセットMTRが一般販売される遥か以前故に、その創意工夫ぶりはMURA第1作目「MURA」をBandcampにて公開せし当時のブログ記事に詳しくして、興味抱かれる御仁は御併読頂きたし。

今回公開せしは第2作目「MURA 2にして、当時主宰せし超極私的カセットレーベル「R.E.P. (Revolutionary Extrication Project) 」より私家版カセットとしてリリースされし。

 

 

今回のBandcamp Fridayの為に、録り下ろし新作用意せんとすれば、帰国以来廃人状態にして料理さえする気にならぬ有様なれど、何故かアコースティックギター爪弾く日々なれば、此処はそのアコースティックギターを徒然なる儘に録音、而して完成せし、オーバーダブに由る3本のアコースティックギターにて紡がれるミニマルなアンサンブル作品「Dancing Under The Total Lunar Eclipse」公開せり。

 

 

Bandcampページに於ける「Weekly Kawabata」一応毎週水曜に更新せんと思えば、旧譜のみならず録り下ろし新作も亦、然れば引き続き何卒御贔屓に御願い奉り候。

 

 

既にリリースも258タイトルに至れば、リストページ「Speed Guru's Time」も併せて更新中、こちらは「Solo」「Band & Collaboration」のページに分かれ、各々の内部にて項目毎に分類、而してリスト上のタイトルをクリックすれば、リンクにてBandcamp各ページへ辿り着き得る次第。是非に御活用頂きたし。

 

 

AMT公式Bandcampも、未発表ライヴ音源等含め71作品を公開中なれば、是非にチェック頂きたし。

 

 

更に「Acid Mothers Temple Bandcamp アルバムリスト」も設営、バンド毎に「Unreleased live & rare recordings」と「Reissue」2項目に分け、リリース年次にて並べ分類整理、リスト上のタイトルをクリックすれば、リンクにてBandcamp各ページへ辿り着き得る次第。是非に御活用頂きたし。

 

 

インド古典音楽家としても活躍される金子ユキ嬢とカネコテツヤ君とのトリオFloating Flowerも、公式Bandcampページにて、スタジオ録音作品やライヴ録音作品を公開すれば、最新ライヴ「West Japan (京滋名) tour 2021」も公開中。是非にこちらよりチェック頂きたし。

 

 

Bandcampアプリ入手はこちらから。