2023年6月3日(土)
11時 博多駅
福岡市の博多から橋本までを結ぶ福岡市営地下鉄七隈線。
2005年の開業時は天神南~橋本だったわけですが、天神南~博多が2023年3月に開業しました。
開業から3ヶ月後の6月に福岡に滞在中に空き時間が発生したので博多から天神南だけ乗車することにしました。
福岡市営地下鉄というと空港線が幹線で箱崎線や七隈線は支線のような見方ができるのですが、
箱崎線は中洲川端や天神といった主要駅で楽に乗り継ぎができる一方で、
七隈線は唯一乗り換えができる天神からだと10分くらい歩いてようやく乗り換え駅の天神南にたどり着く状態だったので、
新しく乗り換え可能となった博多の空港線ホームから七隈線ホームに向かうところから書いていきます。
七隈線に乗り換えるには福岡空港から乗車した場合には先頭車両(博多口側)に乗っておくことをおすすめします。
なぜなら空港線ホームに降り立ってすぐ左手に乗り換え通路に入れて時間のロスがなくて楽だからです。
万が一、後ろの車両で下車して七隈線ホームに向かうときにはところどころ案内が貼ってあるのでそれを頼りに真っすぐ進めばOKです。
博多を出発すると、緩やかに下り勾配を進んで2分で櫛田神社前に到着します。
キャナルシティの最寄り駅でそれまでは博多から10分ほど歩くかバスだったので、アクセスのしやすさでは格段に上がったんじゃないかと思いました。
櫛田神社前を出発して前半は急に上りつつ後半はやや下っていって2分で天神南に到着。
乗車時間はわずか4分で延長距離は1.6kmなんですが、
博多から福岡市では最大の繁華街である天神地区へ2路線目の地下鉄線が通されるのは利便性が増していいことですし、
金山や賀茂など六本松より橋本寄りに住んでいる人が博多だったりさらに遠くの土地にJRで向かう際には天神地区を経由しなくても済むわけで、短いながらも意味のある延伸に感じました。
ちなみに七隈線では博多から福岡空港の国際線ターミナルへの延伸計画があるそうです。
国際線ターミナルから地下鉄で博多や天神まで動こうとすると国内線ターミナル行きの連絡バスに10分乗るほどかけて乗り継ぐことから、計画が実現されれば相当楽になり、
国際線ターミナル発の博多や天神へのバスに比べても運賃は安く済むことが予想されるので、是非とも実現してほしいところです。
なお、実工事する際には道路の陥没にご注意を。