十 | Specia Latticeのブログ

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将来建てるならどんな家?おシャレな家か、かわいい家か、はたまた風流な家か。

オレなら飾らない、しかし、趣味の溶け込んだ家が好きだ。洋風和風問わず、普段は機能的な西洋スタイルで、そして「ハレ」の日にはをかしな日本スタイルで。

ホームシアター付きはさながら、ピアノのある部屋があればもっと良い(そして万が一奥さんができてピアノが弾けるならこの上なきこと)。そして、恐らくは自分も料理するので、広い台のたくさんある台所も。最近流行りのIHはさながら、中華料理用のガスコンロは絶対必須。桑野さんの唱える「キッチンを中心とした家作り」にも納得が行く。

人はいつかは死ぬとはいえど、こだわりの家くらい生涯のうちに一軒くらい持ちたいというものだ。

悩みどころは庭にするかガーデンにするか。今の時代、庭といえば芝生の上をワンコーが走り回るのを想像するだろう。

だが、ここは日本庭園にするのも情趣があってよい。春夏秋冬晴雨雪問わず、ほぼすべての気象条件に順応し、「もののあはれ」を体現するもの他になし。

そしてシシオドシの一つくらいリズムを刻みたいもの。やがてそこに蛙が住み着き、そしてトンビが蛙を喰らうのをオレがかわいそうだと思って庭全体に縄が張れればそれこそ本望だ。


昔アパートの4階に住んでいた頃、ベランダに鳩が寄り付かぬよう、網を張っていた。大変に不恰好だったが、当時は仕方なかったというものだ。どうもあの、「ホホゥ、ホゥホゥ」という鳴き声は「糞」を思い出させて頭にまとわりつく。

日本庭園ともなれば、たとえ鳩、ましてやカラスが寄り付こうとも、蛙さへ喰わなければ構わない。

彼らの声は、水竹のリズムとの見事なセッションとなろう。