緊張の舞台でスピーチ成功の秘訣

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人は「言葉」で思考して

「言葉」で自己理解して

「言葉」で他者とコミュニケーションします

フリーアナウンサー歴30年の言葉のチカラ

➕

目的論と勇気づけのアドラー心理学

二つの柱を融合して

自分とも他者ともラクに付き合っていける

そんな言葉のチカラをお伝えしています

影響力ナビゲーターの山田響子です

今日はちょっと

脳が疲れました

４時間半ノンストップで言葉達と真剣勝負で向き合ったから

スピーチ指導とメンタルトレーニングで関わらせていただいている

ミス・アース・ジャパン岡山大会

いよいよ開催まで10日を切りました

この土日二日間でビューティーキャンプが行われました

ファイナリストたちは

ウォーキング・メイク・ダンス・フォーメーション・ドレスフィッティング・イメージムービー撮影と

ほとんど休憩なしでフル回転

ちょっと前まで普通の女の子だったファイナリスト達が

心身ともに磨き上げられている様子に

大いに刺激を受けております

スピーチレッスンはパーソナル指導

全員が熱心に入れ替わり立ち替わり指導を受けに来てくれたので

気づけばノンストップでした

ふと、あれ？集中力が？言葉が出てこない？となって

４時間経っていることに気がついた次第〜

本番のイメージをしっかりと描いてもらえるよう
スタンドマイクまでの出入りも含めて
全てを録画してチェックします

（画像は動画のスクリーンショットです）

片手にスマートフォンを持っているのは
まだ原稿が覚えきれていないから
でも、レッスン後半にはこのスマートフォンを手放して
暗記の状態でスピーチをしてもらいました

90秒のスピーチ
しかも、コンテストという特別な場で
自分の思いをスピーチに組み立てて
言葉にエネルギーを乗せることができる
それをしっかり空で言えるようになるのは
並大抵のことではありません

この舞台
きっと
人前でしゃべるプロである
私でも、ど緊張すると思います

当然
覚えたはずの言葉が出てこない
接続詞を間違えて、詰まってしまう
ということが起きてきます

そんな時、わたしはファイナリスト一人一人と向き合って

で、
この段落では、要するに何が言いたいの？
と尋ねます

まずエントリーナンバーと名前を言ったら
最初にこの話をする
それを受けて、こう展開して
それから、このことを伝えて
最後にこうつなげて締めくくりたい

と
つまりは、こういうことが言いたい

ということが
流れで理解できていることが大切です

ところが
この段階で
つまりはこの段階で何が言いたいの？
と聞かれて答えられなかったりするのです
端的に
この段落でこのことが伝えたい

と腹に落ちていること
が、忘れないスピーチの秘訣です

スピーチ原稿は
話し言葉を文字で起こして書く、という形でできています

まず、この言葉にして起こす
という作業は必要です

私も大事なスピーチは必ず一言一句言葉に起こします

しかし
舞台上でイメージしているのは
つまり何が言いたいのか？の連続です

原稿をつくる
それを覚える
そして
その原稿を捨てて
これが伝えたい
というエネルギーだけを持って舞台に上がる

文字の連なりの原稿ではなく
伝えたいことの設計図のようなものだけが
頭にイメージされている状態を目指すのです

１２人のファイナリスト達
一人一人の個性が光るスピーチ作りに立ち会っていると
みんなが可愛くて愛おしくて仕方なくなってきます