現在 登録数41件
世界第二位の保有数を誇る 世界遺産大国 スペイン
アタプエルカの考古遺跡やらローマ時代のセゴビア水道橋のような
年代物？の世界遺産をご紹介してきましたが
今日は、それに比べるとかなり近代的な世界遺産・・・・・
ビスカヤ橋をご紹介します。
ビスカヤ橋は、スペイン北東部バスク地方にあるスペイン屈指の
港湾都市ビルバオの市内から海へ向かって地下鉄で20分ほどのところに
あります。(車でも20分くらいですね）
ビスカヤ橋
Puente de Vizcaya
河口付近に架かるこの見るからに現代風なこの橋が
世界遺産に登録されたのには、もちろん理由があります。
世界初の運搬橋
世界でも珍しい人や自動車を運ぶゴンドラが吊り下げられた
全長160m高さ50mのこの橋は、1893年に開通しました。
ゴンドラは、両岸の街ポルトゥガレテとゲチョを約1分半で結んでおり
8分間隔で年中無休の24時間運航しているそうですよ！
スペイン政府観光局の情報を参照しますと・・・
ゴンドラは、約200人と乗用車12台を運べるそうですが
どうみても50人ほどと6台ほどのスペースしかありません。
やっぱりイナバ 100人乗っても大丈夫～的な実験をしたのか？
それとも、もっと大きなゴンドラに交換になったのか？
まあいいか。
なんで普通の橋にせず、こんな運搬橋になったかと言いますと
船の通行を妨げないためでした。
そしてこの橋、エレベーターで上部に上がり、
徒歩で通行することもできます。
橋の上からの絶景！？
エレベーターのふもとからの1枚。
中央から右へ伸びる黒い帯・・・ここを歩きます（え？？）
見るからに華奢な鉄骨？の橋。
そして、ゴンドラに乗るより歩く方が高い通行料・・・
よほどの高所好きでなければ、ゴンドラをお勧めします。
現在使用されている運搬橋は、世界でもごくわずかだそうです。
ぜひ見に行って、乗ってみて、歩いてみて(！？)くださいね～！
今日もお付き合いありがとうございます。
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