留学 | MBA留学記 in マドリッド and ボストン

MBA留学記 in マドリッド and ボストン

Spain/Madrid のInstitute de Empresa(IE) Business School、及びUSA/BostonのThe Fletcher School Law and Diplomacy留学記です。

「留学」については大学時代より憧れがあった。浪人と学部変更により2年遅れてしまったこともあり、大学時代の留学は、ついに実現することがなかった。


仕事を始め、ブラジルで2年間を過ごし、初めての海外長期滞在、仕事を経験し、幅広い経験をさせてもらった。「海外に滞在する」というかねてからの想いは実現し、大満足であった。



帰国後、約28か月の業務を経て、再び海外へ。スペイン/マドリッドへ経営学修士(MBA)を取得するために留学する。そもそも保守本流の米国ではない国でのMBA取得にずいぶんと迷いもあったが、自分のこれまでのキャリアと今後も方向性を踏まえ、これがベストな選択だと思っている。また、そう思えるように、今後やっていきたい。これについては、別の機会にまた纏めたい。

MBAについては、就職活動後にその存在を知った。大学5年生(×4年生)の大学新聞の取材を受けた際のインタビュー記事が、今も手元に残っている。


一応、イッパシのことを言っているが、当時は当然実務経験も無く、何も分かっていない中で、イメージのみで話している。8年半の実務経験を経て、これが、多少具体的になってきているのは確か。


MBAの価値」は多くの人(行った人、行ってない人)が議論しているが、結局は「その人次第」、としか言えないと確信している。1年強の留学とはいえ、機会コスト含むと1,500-2,000万円が掛かる。その「対価」は金銭的なもの/お金で図れないもの含め、自分が求めれば、多くの見返りを得られる類のもの。留学中、そしてそれ以降の自分の姿勢次第で。まあ、そもそも自分はこのROI的な考え方は好きでなく、どうでもいい話であるが。「この位の投資をしたから、この位のリターンがなきゃ」とか、ビジネスなら兎も角、自分のライフイベントに関し、これは発想が貧困過ぎる。

ぶれない価値観。プリンシプル。判断基準。心のポジション。世界を俯瞰する眼。覚悟。これらを、世界80か国から集まってくる、「将来何かやってやろう」という山っ気の強い個性的な人間と、日本から離れ隔離された環境で、日本語でなくて英語で、集中的に、睡眠時間を削って肉体的・精神的に自分を追い込んで、磨きかげていく。その題材として、ケースがあり、戦略、マーケティング、会計、財務、オペレーション、人的資源管理、イノベーション、アントレプレナーシップ、等の切り口から学ぶ。知識をインプットすることも勿論重要だが。それが第一義ではない。授業以外の中でも、学ぶことはとっても多そうだ。1年なりなんなりの「その瞬間」が輝き、充実したものであるなら、それ自体で十分な価値があると思う。また、そのことが、結果として、大きなリターンを齎すのではないか。


仕事との両立をしつつ、1年強もの間勉強を継続することは大変苦しく、精神的にも随分追い込まれたが、何とか、結果が出てほっとしている。上司、仕事のパートナー、友人、他に感謝。




明日は、会社の最終日。色々な意味で、とっても感慨深い。