親の気づきが不登校の子どもを支える
このところ、不登校の相談が続いていた。
あるお母さんは帰り際に、
「いままで私は子どもの気持を分かろうとしてなかったことが
今日わかりました」と私に伝えた。
「お母さんのそんな気づきが子どもを支えるんです」
と私は伝えた。涙がこぼれそうだった。
子どもが不登校になって、はじめて、不登校の親になる。
不登校になったばかりの子どもが不登校の初心者なら、
親だって、不登校の親の初心者だ。
親のひとつひとつの気づきが、
不登校の親としての成長だと思う。
そして、不登校の親としての成長が
不登校の子どもを支えていく。
ということは、不登校の親の気づきが子どもを支えていくってことだ。
親といっしょにオロオロしながら、親の気づきを支えたい。
いっしょにオロオロしてくれる人はそばにいるだけで
温かくなる。
・・・そんな人になりたい。