28日の引け後の米国株は低調だったが、29日・昨日は反転。特に、バイデン大統領の施政方針演説での米国を再稼動させるとの強い決意とGDP速報値などが好感されて相場指標は軒並み上昇し、S&P500も史上最高値を更新している。
一方、日本市場は寄り付き前の先物も、寄り付き後も全く冴えない展開が続く。買い仕掛けができる銘柄は非常に少なく、売りも上昇銘柄が少ないため、タイミングが難しい印象である。
GW中にポジティブな材料が出てくることを期待したいが、国内的にはどうしてもコロナに対する警戒感が拭えない。どう考えても、欧米に比べるとうまく対処してきたと言えるはずだが、日本人得意の自虐的な思考によって、政府・首長も何も有効な手立てを打てていないと多くの国民が考えている。考え方の転換も必要ではないか。
【急騰】
ノートレード
2780ナフコ、1789ETSHDなどはチャンスはあったが日足の形がイマイチなのと、監視しているうちに地合いが悪くなり、エントリーのタイミングを失った。
【マザーズ】
2780 ナフコ
売2259→買2249.8 +9.2×100=-+920
9時18分シグナル1点灯。出来高4.01倍、5MA差異4.7%。急騰でもシグナルが出ている銘柄だったが、下落を見極めてエントリー。タイミングは良かったが、我慢できずに僅かに0.4%で利確。ここを堪えれば、2225まで下がってきたので残念。
4292 セプティーニHD
9時25分、シグナル1、出来高1.26倍、5MA差異-3.4%。32分にはシグナル1・3・4点灯。十分に引きつけて9時41分のエントリー。結構我慢したが、15分後に0.6%で利確。あと2〜3分待てれば484まで下落していた。
4582 シンバイオ製薬
9時35分、シグナル1、出来高0.47倍、5MA差異6.7%。9時39分、シグナル4。9時47分、高く引きつけたつもりでエントリーしたが、上昇気配を感じ0.45%で利確。その後の10時1分・2分・5分のシグナル点灯。に合わせれば良いトレードができたのだが。
7342 ウェルスナビ
9時50分、シグナル1、出来高1.37倍、5MA差異-1.0%。10時1分、シグナル3・4点灯。10時3分にエントリーしたが、あまり落ちなかった。結局0.24%の利確というか撤退に終わる。しかし、その後は上昇していったことを考えるともっと引きつけるべきだったのだろう。10時17分の前場の最高値付近でエントリーできれば下落をしっかりと捉えられたとは思う。
日計+4620
今日は急騰、マザーズともにトレードに難しさを感じた。シンバイオの10時過ぎのシグナルでエントリーしたかったが、ウェルスナビのトレードをしていたのでチャンスを逃してしまった。このところ、板の状況を加味してエントリー判断をする手法を試している。まだ完成には程遠いが一定の優位性はありそうだ。それにしても板状況が刻々と変わるのは実に興味深い。GWはゆっくり休んで英気を養いたい。