作花法律事務所が設立されたのは,2012年(平成24年)4月2日です。この令和3年4月2日で,作花法律事務所も設立9周年を迎えることができました。多くの方々に支えられた結果だと思っています。改めてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

今年は,良いスタートが切れたなと思っていることがあります。それは,令和3年2月9日には,法制審議会において,女性の再婚禁止期間の全廃と,子側からの嫡出否認権を付与する民法の法改正案が公表されたからです。いずれも,私が担当させていただいた憲法訴訟と関係がある法改正案になります。

 

 

 

 

さらに,それに続く令和3年2月10日には,今度は上川法務大臣が,法制審議会に対して,離婚後共同親権と親子の面会交流の実現についての法改正を検討するよう諮問がされました。それらも,いずれも私が現在担当させていただいている憲法訴訟と関係がある法改正の検討になります。

 

 

 

 

何となくですが,今年は良い年になりそうだな,と思う1年のスタートとなっています。今年予定されている憲法訴訟を見ますと,いずれも期待ができる訴訟ばかりで,その点においても,今年はとても良い年になりそうです。

 

 

 

 

まず今年は,最高裁に係属している戸籍法上の夫婦別姓訴訟がどのような展開を見せるかの問題があります。戸籍法上の夫婦別姓訴訟は,民法の夫婦別姓訴訟と同様に,最高裁大法廷に回付されるのでしょうか。

 

 

 

 

また,東京地裁令和3年2月17日判決で「親による子の養育は,親にとっても子にとっても人格的利益であり,両親が離婚するとしても,その人格的利益は妨げられるべきではないし,妨げられてはならない。」との判示がされた離婚後単独親権違憲訴訟が,東京高裁にステージを移して,さらに審理が行われることになります。

 

 

 

 

さらに,子の連れ去り違憲訴訟,自由面会交流権訴訟,ゲーム条例訴訟など,マスコミでも大きく取り上げてくださっている憲法訴訟があります。後日このブログでもお話をさせていただく予定ですが,その他の憲法訴訟もすでに申立や提訴が行われたものがあります。

 

 

 

 

多くの方に支えられた作花法律事務所の9年間でした。でも上でお話した内容を振り返りますと,作花法律事務所は9年間で,決して目には見えない,でも確実に心で感じることができる「正義と公平」の方向を目指して,懸命に走り続けてきたように感じています。

 

 

 

 

良い9年目と,さらに良い10年目を目指して,今後も「心の中で感じることができる正義と公平」を追い求める活動をして参りたいと考えています。9年目の作花法律事務所を,どうぞよろしくお願いします。