👇バラ科❹(ルブス属(Rubus)の雑種)の宇宙猫の珍しい果物図鑑ニャ🍓🍈🍇
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ローガンベリー(Loganberry)(学名Rubus loganobaccus)は
バラ科で、1881年に米国カリフォルニア州サンタクルーズの判事でもあったLogan氏に
よって育成されたモノで、学名と英名は育成者名に由来で、その後爆発的に生産され、
英国や豪州にも広がってボイセンベリーやヤングベリーなどの改良種作出の契機となる。
この種は棘なし品種もあり、北米系ブラックベリーとされてる種でもある。とにかく、
この種は2.5m(8フィート) × 2.5m(8フィート)まで速い速度で成長の落葉低木で、
英国ゾーン8までの耐寒性があり、USDAの耐久性は7-10で、霜には弱くなく、
雌雄同体で、アポミックでもあるそうで、6月から7月に白い花が咲き、7月から8月に熟し、
果実は直径4cmに達するが大きいのが特徴(8g)で種子も大きいそうで
味は心地よい酸味がありラズベリー風の風味があっるので、生または調理済みで食するそうで、
これはラズベリーとの交雑種だが芯が果実に残るのでブラックベリーとされる。
(📸)果実は暗い赤色だが昔写真で見ると奇妙なピンク色のラズベリーのように見えた。
(🛒)このボイセンベリーという種は
営利栽培はWalter Knottによって行われ1932年に‘Boysenberry’と名付けて販売を開始で、
爆発的ヒットでナッツベリーファームが誕生した。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ルブス・フラセリ(学名Rubus × fraseri Rehder)は
バラ科で、交雑種で、日陰のカバープランツとして植栽されるが、
種小名の意味は英国の育種家Fraserへの献名だそうで、
(学名Rubus parviflorus Nutt.)と(学名Rubus odoratus L.)の交雑種で1918年に作出される。
高さ2.5mになる落葉低木で強勢で吸枝も多いが、葉は掌状で、
花は大輪で芳香があり薄桃色で萎む時に青紫色に変化するが夏に開花で、果実は食用になる。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡マリオンベリー(Marionberry)(学名Rubus sp.)は
バラ科で、キイチゴ属で、匍匐性のトゲがある植物で、
チェハレムベリーとオラリーベリーの交配種で、ブラックベリーの一種。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡トゥンメルベリー(Tummelberry)(学名Rubus sp.)は
バラ科で、キイチゴ属の交配種(ブラックベリーとラズベリー)で、
タイベリーと同様のプログラムで開発だが、タイベリーは紫がかった赤色の果実だが
このトゥンメルベリーはタイベリーより赤色に近い果実。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ヤングベリー(Youngberry)(学名Rubus sp.)は
バラ科で、キイチゴ属の複雑な交配種で、匍匐性でトゲがあるが、
ラズベリー+ブラックベリー+デューデリー(Rubus caesius)の交配種で、
オラリーベリーの親でマリオンベリーの祖父母で、
フェノメンタルベリーとデューデリーを交配したモノで、
果実は暗い赤色をしている。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ラクストンベリー(Laxtonberry)(学名Rubus sp.)は
バラ科で、キイチゴ属の交配種で、ローガンベリーとラズベリーの交配種。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡フェノメナルベリー(phenomenal berry)(学名Rubus sp.)は
バラ科で、キイチゴ属の交配種で、ブラックベリーとラズベリーの第二世代交配種で
ブラックベリーとラズベリーを交配して交配種でまた交配したもの。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ローベリー(lowberry)(学名Rubus sp.)は
バラ科で、キイチゴ属の交配種で、ブラックベリーとラズベリーの交配種。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡タイベリー(Tayberry)(学名Rubus sp.)は
バラ科で、ブラックベリー(Rubus fruticosus)とラズベリー(Rubus idaeus)の交配種で、
茎にはトゲがあるが、ブラックベリー同様に果実の芯(花托)がベリーに残るそうで、
果実は熟すると赤みがかった紫色で長さ4cm程度。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ワイベリー(wyeberry)(学名Rubus sp.)は
バラ科で、ブラックベリーとラズベリーの交配種で、
タイベリーに似てトゲがあるそうで、果実は明るい赤色で普通のキイチゴに写真では見える。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ニューベリー(newberry)(学名Rubus sp.)は
バラ科で、キイチゴ属のラズベリーとブラックベリーの複雑な交配種で、
マリオンベリーやローガンベリーやボイセンベリーなどを祖先にもつが、
匍匐性の植物で、外見はボイセンベリーに似てるそうだ。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ネクターベリー(nectarberry)(学名Rubus sp.)は
バラ科で、キイチゴ属の交配種で、ボイセンベリーの突然変異と考えられている種類。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ネスベリー(nessberry)(学名Rubus sp.)は
バラ科で、キイチゴ属のデューベリー(Rubus rubrisetus)と
レッドラズベリー(Rubus strigosus)の交配種。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡チェハレム・ベリー(Chehalem berry)(学名Rubus sp.)は
バラ科で、キイチゴ属で、複雑な交配種で、
○サンティアムベリー(santiam berry)(学名Rubus sp.)と
ヒマラヤブラックベリー(学名Rubus armeniacus)の交配種。
○サンティアムベリー(santiam berry)(学名Rubus sp.)は
カルフォルニアブラックベリー(学名Rubus ursinus)と
ローガンベリー(Loganberry)(学名Rubus sp.)の交配種。
○ローガンベリー(Loganberry)(学名Rubus sp.)は
ブラックベリー(Rubus ursinus)とラズベリー(Rubus idaeus)の交配種。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ヒルダベリー(Hildaberry)(学名Rubus sp.)は
バラ科で、キイチゴ属でのタイベリーとボイセンベリーの交配種で、
タイベリーとボイセンベリー自体も交配種。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ガウトベリー(goutberry)(学名Rubus villosus)は
バラ科で、薬草療法の分野で使われるそうだが、Rubus allegheniensis(学名)もあるが、
ブラックベリー(㊟果実が摘み取る時に芯が残るキイチゴ類)の一種だそうだ。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡サンティアムベリー(santiam berry)(学名Rubus sp.)は
バラ科で、ローガンベリー(Loganberry)(学名Rubus sp.)と
カルフォルニアブラックベリー(学名Rubus ursinus)の交配種。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡タイベリー(Tayberry)(学名Rubus var.)は
バラ科で、ブラックベリーとラズベリーの交配種で、
つやのある赤いラズベリーに見える実で、コクがあり香り豊かだそうだ。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡サンベリー(Sunberry)(学名Rubus var.)は
バラ科で、ラズベリーの交配種で、
少し長めのつやのある黒いラズベリーに見える実で、馥郁とした濃厚な風味を持つ。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ボイセンベリー(学名Rubus idaeus×R.ursinus)は
バラ科で、アメリカ原産といっていいが、BOYSENBERRYと表記だが、
ブラックベリーよりも柔らくて大きめの果物で、色は黒というより栗色や紺色に近いそうで
写真だとブラックベリーと同じ色と形でほぼ紫がかってるが真っ黒に見える。
このボイセンベリーは、ブラックベリーとラズベリーとローガンベリーが交配したものだが、
ローガンベリーもブラックベリーとラズベリーの交配種とされるモノだそうだ。
アメリカのカルホルニアの農夫ボイセンが1923年に作り上げた果実だそうだ。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡マリオンベリー(学名Rubus 'Chehalem'×'Olallie')は
バラ科で、ラズベリーの血を引く新しいブラックベリー二種の交配種で、
MARIONBERRYと表記だが、ボイセンベリーとほぼ同じ姿の果実だが少し赤い感じがする。
味は濃いブラックベリーの味だが甘くてかすかにムスクに似たような風味だそうだ。
品種改良プログラムの一環として1950年にアメリカのオレゴン州で開発と栽培された果実。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡バイチベリー(Veitchberry)(学名Rubus sp.)は
バラ科で、ヨーロッパブラックベリー(Rubus fruticosus)と
ヨーロッパラズベリー(Rubus idaeus)の交配種。
○ヨーロッパブラックベリー(Rubus fruticosus)は
Rubus plicatusとRubus ulmifoliusが混ざったものといわれる。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡パープルラズベリー(学名Rubus x neglectus - Peck.)は
バラ科で、北米東部原産だが、自然交雑種と考えられている。
五つある場合のラズベリーの代表的な種で、
ラズベリー類のパープルラズベリー系統の原種で、
ヨーロッパラズベリー(別名ワイルド ラズベリー)(Rubus idaeus)と、
北米ブラックラズベリー(別名ブラックキャップ)(Rubus occidentalis)の交配種で、
北米系のパープルラズベリーの品種親として利用される。
落葉低木で、茎と果実が紫色を呈するが、葉は3出複葉もしくは奇数羽状複葉で、
果実は紫色のラズベリーで、果実が熟すにつれ赤い実が紫がかっていき、
完熟すると黒っぽい紫色になります。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡シルバンベリー(silvan berry)(学名Rubus sp.)は
バラ科で、キイチゴ属で、マリオンベリーとボイセンベリーの複雑な交配種。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ゴールデンメイベリー(golden mayberry)(学名Rubus sp.)は
バラ科で、メイベリー(和名はナガバモミジイチゴ)(Rubus palmatus)と、
レッドラズベリー(Rubus strigosus)の交配種。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡コタタベリー(kotataberry)(学名Rubus sp.)は
バラ科で、集合果(㊟ラズベリーやキイチゴのような果物)で、
別名は『ココタブラックベリー(kotata brackberry)』で、
ローガンベリー(交配種で学名Rubus sp.)と
野生種(太平洋北西部ブラックベリーと米国東部ブラックベリー)の交配種で、
ブラックベリー系の交配種だそうだ。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ハイブリッドベリー(学名Rubus species)は
バラ科で、園芸用の雑種なので原産地はないらしいのだが、
この植物は、USDAの耐久性5-9で、英国のゾーン6までの耐寒性があり、
花期5~9月で、果期7~10月で、雌雄同体で昆虫によって受粉されるが、それ以外にも、
アポミック(㊟性的融合をせずに形成された種子によって繁殖)や自家結実性もあるそうで、
野生動物を引き寄せることで有名でもあるそうで、果実は生か調理で食せるとしか不明。
👇バラ科❺(ルブス属(Rubus)の日本自生種)の宇宙猫の珍しい果物図鑑ニャ🍓🍈🍇
🍎宇宙猫の果物図鑑➡①ナガバナモミジイチゴ(長葉紅葉苺)(学名Rubus palmatus)は
バラ科で、日本の本州や四国や九州や稀に北海道南部と朝鮮と中国に分布で、
日本のキイチゴの33種ほどの一つで、変異が多い、白い花の植物で観賞に供される。
別名は『モミジイチゴ(紅葉苺、椛苺)』『キイチゴ(黄苺)』『メイベリー(Mayberry)』で、
樹高1~2m程の落葉低木で、棘がまばらにあるが、
葉はモミジのように5裂し鋸歯があるが、変異が大きい。
花は単生し径3cmで花弁は細無くて先が尖り白色で4月に下向きに開花で、
花は大きく白色の花で下向きに咲く。果実は6~7月に橙色に熟し食用に、
この果実は赤オレンジ色で中身は中空になるのでラズベリーの一種といえる。
○ナガバナモミジイチゴ(学名Rubus palmatus)の変種に
『モミジイチゴ(学名Rubus palmatus var.coptophyllus)』という
東日本の山地にごく普通に生息で、
果実は小型の橙黄色の集合果で、味は甘く生食向きのが有り
『キソキイチゴ(学名Rubus palmatus var.kisoensis)』という
長野県の木曽根に生息の種類で、赤沢森林公園で観測できるが
(学名Rubus kisoensis)とも学名があるモノや、
○他のナガバナモミジイチゴ(学名Rubus palmatus)の近い仲間に
『ヤクシマイチゴ(学名Rubus yakumontanus Masamune)』という
屋久島に生える植物で、果実は黄色い集合果のがある。
(🍓)キイチゴは花弁が五個で一個の果実は集合果という複数の小核果の集まりで
ラズベリーもこの集合果だが、このキイチゴを日本の33種だが➡①~➡㉝として
柏書房の「📚;食べられる野生植物大辞典(作者:橋本郁三)」の本で調べ載せますが
それ以外の日本のキイチゴも後の番号だがつけて載せます。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡②ビロードイチゴ(天鵞絨苺)(学名Rubus corchorifolius)は
バラ科で、日本の本州(東海地方以西)や四国や九州と南朝鮮と中国に分布で、
外国だと東アジア~インドシナ半島原産とあるが、日本のキイチゴの33種ほどの一つで、
中薬利用種で、樹高1~3mの落葉低木で、茎葉にビロード状の細かい毛が密生で、
葉は単葉で卵状披針形3浅裂する事があるが葉にもビロード状の毛が密生で、
葉の下面の主脈の上と葉柄に棘がまばらにあるが、
花は大きく(2~3㎝)で白色の花で下向きに咲くが、
果実は集合果で球形で大きさは10~12mmで橙紅色で小核果に短毛があるが
果汁が多くジャム・ジュース・ワインなどに加工される。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡③ハチジョウイチゴ(八丈苺)(学名Rubus ribisoideus)は
バラ科で、日本の本州の伊豆七島や伊豆半島などや四国と九州の沿岸地に分布で、
別名は『ビロードカジイチゴ』で、葉は単葉で、花は大きく白色の花で下向きに咲くが
粒が小さめの赤い色の小型ラズベリーに見える果実。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡④ゴジョイチゴ(御所苺)(学名Rubus chingii Hu)は
バラ科で、日本の高知県の土佐町に稀に生え山口県や大分県や福井県にもまれに分布で、
分布域は狭く個体数も少ない、早明浦ダム湖畔に1997/4/25に真っ白い花は確認だが、
分布域がごく狭いので個体数はやや多くても絶滅の恐れがあるものだそうで、
種小名の『chingii』の意味は中国の植物学者のChing(秦仁昌)への献名だそうで、
別名は『掌葉覆盆子(ショウヨウフクボンシ)』で、
茎には棘がまばらにあるが、葉は単葉で掌状でモミジや梶のように5裂だが、
花は大きく白色の花で下向きに咲き、果期は5月で、果実は橙色だそうだ。
(💊)漢方ではゴジョイチゴ(学名Rubus chingii)の果実を
青いうちに摘み取って沸騰水に数分浸した乾燥果実を
盆が裏返ってる姿に見えるので覆盆子と言って利尿作用や強壮剤とするそうだ。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡⑤リュウキュウイチゴ(琉球苺)(学名Rubus grayanus)は
バラ科で、日本の屋久島や種子島以南と琉球に分布で、南西諸島に自生で、
別名は『シマアワイチゴ』や『トゲリュウキュウイチゴ』や『ツクシアワイチゴ』で、
葉は単葉で卵型~卵状楕円形で、花は2~4月上旬で花枝(短枝)の先に一つ咲き、
径3cmの白い花が下向きにつくが、果実は集合果で橙黄色で食用になるそうだ。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡⑥カジイチゴ(梶苺)(学名Rubus trifidus)は
バラ科で、関東南部以西の太平洋沿岸と伊豆七島と四国や九州の暖かい暖地に分布で、
別名は『ファイアーラズベリー(fire raspberry)』で、
樹高2~3mの落葉~半常緑低木で、キイチゴ類には珍しく株全体に棘が全く無いそうで!
葉は掌状の単葉で3~7裂するが、カジノキの葉に似てるが葉は単葉でモミジの方に似て、
葉の向軸面は無毛で光沢がある。茎は直立して側枝を出し茎の下部に棘のある事があるが、
花は径3~4cmの白色で4~5月に開花で、
果実は集合果で橙黄色でオレンジ色と言ってもいい小型のラズベリーのような果実食用だが
味は今いちで、あとはこの植物は生け花の花材として庭木で利用されるそうだ。
(○)このカジイチゴ(学名Rubus trifidus)の仲間にはこの二つがあるが、
それは、○イオウトウイチゴ(学名Rubus tuyamae)があり、北硫黄島や南硫黄島に分布で、
株全体に棘がなく、枝はジグザグに曲がり、カジイチゴより葉が小さいそうだ。
あとは、○チチジマイチゴ(学名Rubus nakaii)があり、
日本の父島の長屋で見られたものなのでそこに分布で、父島にしかない固有種だそうで、
ハチジョウイチゴに近縁とされよく似てるが、高さ1~2mでよく枝分かれして、
若枝は黄褐色の毛が密に有るが棘は無く、葉は互生で長さ5~10㎝で3~5の切れ込みがあり
花は純白で花弁は大き目で少し薔薇に似て5弁や八重咲もあり、果実は赤く6~7月に熟し、
葉形はハチジョウイチゴに似ていて、樹形と棘がない事でカジイチゴに似てたそうだ。
あとは、これは庭のカジイチゴから分化した種かもしれないと橋本郁三の本に書かれてた。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡⑦クマイチゴ(熊苺)(学名Rubus crataegifolius Bunge)は
バラ科で、日本列島と朝鮮から中国の東北部と北部に分布で、分布域は広く個体数も多く、
これ学名がそっくりで同名の同属の物があるので学名がどちらか間違ってる可能性あり❓
茎は黒っぽく高さ1~3mで棘だらけの大きな茂みを作り、
1~1.5cmの小さな白い花は4~6月にだが、果実は集合果で紅色で10~15mmで、
味は酸っぱく甘く生食やジュース向きで、ゼリー固め等の冷菓向きでもある。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡⑧ニガイチゴ(苦苺)(学名Rubus microphyllus L.f.)は
バラ科で、日本の本州や四国や九州の丘陵地と山地に分布で、外国では中国に分布で、
分布域は広く個体数も多い植物で、別名は『ゴガツイチゴ(五月苺)』で、
樹高1~2mの棘が多い落葉低木で、花は白色で、
葉は単葉で3裂で鋸歯があるが葉脈で窪んで皺が顕著で、
果実は核にわずかな苦みがあるが生食もできる果実だが、
赤色の小型のラズベリーのような果実で明赤色や明るい橙色で、
味は甘いが種が苦いそうで、あとは橋本郁三が言うにはリキュールは風味最高だそうで、
三倍量のホワイトリカー酒に浸けると苦みが効いて中辛口になるが味は優れてるそうだ。
○このニガイチゴの仲間には、
ミヤマニガイチゴ(深山苦苺)(学名Rubus microphyllus var. subcrataegifolius)があり、
学名はミヤマニガイチゴ(深山苦苺)(学名Rubus subcrataegifolius)と別の資料にあるが
日本の本州の東北地方(㊟岩手県の船越半島が北限)から近畿地方に分布で、
ブナ帯などのやや高所に生えるが、葉が長卵型で普通は三裂になり頂裂片は大きく長尖頭で
クマイチゴの変種とされた事もあり、両者の中間の性質に見えるそうで
仲間のニガイチゴ(学名Rubus microphyllus)と比べて白い花片はやや幅広で乱れてるそうだ。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡⑨ミヤマモミジイチゴ(深山椛莓)(学名Rubus pseudo-acer)は
バラ科で、日本の本州の秩父山以西と紀伊半島山地や四国や九州(九州には稀に分布)に分布で
四国の石鎚から手箱山系にポツポツ見られ、徳島県の剣山の西島神社近辺の山系では
ハスノイチゴと隣接して茂るが、日当たりの荒れた礫地では高さ30cmまでの落葉灌木で
優美で、葉は単葉で、棘もない植物だそうで、葉はモミジ(カエデ類)のような形だが、
果実は1cm程で写真だと光沢のあるように見える果実だが
赤色の小型のラズベリーのような果実で、和名は深山でモミジのような葉をつける苺の意味。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡⑩ハスノハイチゴ(蓮乃葉苺)(学名Rubus peltatus)は
バラ科で、日本の本州の長野県西部や愛知県や福井県以西や四国の深山に分布で、
日本以外でも分布ではあるそうだが、中国原産だそうで、
樹高1mほどの落葉灌木で、葉は単葉の盾形で、地下茎で増殖だそうで、
花は径5cmと大きく白色で、果実は橙色に熟すとあるが写真だと薄い緑色で、
果実は5cm程だが長細い形で薄緑色で、少し長いが桑の実のような実に見えるが、
中身の芯の部分の果床が割合では大きい実で、断面はトウモロコシと同じに見えるが、
味は甘味が強いがあまりおいしいとは思えないと資料にあるが、それで、
この果実は果床まで熟して放置すると発酵までしてしまうと同じ資料にある。
(💊)中薬では果実をジュンヨウバイ(盾葉莓)と呼び腰脊四肢の酸疼に用いる。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡⑪ヒメバライチゴ(姫薔薇苺)(学名Rubus minusculus)は
バラ科で、日本の関東地方以西や四国や九州の団地の山中に分布で、
普通は群生して、多少日の当たるところでは高さ10~30cmの落葉灌木で、
茎に上向きに曲がった棘が生え腺点があるのが特徴で、
葉の下面に微細な黄色い腺点が有り10倍ルーペで確認可能で、
小葉は5~7個(11個以下)で、赤色の小型のラズベリーのような果実。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡⑫バライチゴ(薔薇苺)(学名Rubus illecebrosus Focke)は
バラ科で、日本の本州の関東以西と四国と九州の主に太平洋山地に分布で、北米で栽培で
別名は『ミヤマイチゴ(深山苺)』『ストロベリーラズベリー(strawberry-raspberry)』で
高さは30~50cmの落葉する草本で小葉は3~5個で、花は大きめの花びらで白色で、
赤色の小型のラズベリーのような果実で、8~10月に赤く熟し酸味があり食べられるが、
果実はこの属では大きく2cm程度の長さで50~100の小核果からなる。
(📚)Luther Burbankという栽培家が外国種を取り寄せた時に
このバライチゴを『バルーンベリー(balloon berry)』と名付けたそうだ。
(○)あと、このバライチゴの仲間に、
○ヤクシマバライチゴという低地型の屋久島の低地に生える型がある。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡⑬クサイチゴ(草苺)(学名Rubus hirsutus)は
バラ科で、日本の本州と四国と九州の暖地帯や朝鮮や中国に分布で、
50㎝の背丈で半常緑で冬季は葉を落とすか温暖な地域では葉を維持で
茎が柔らかく草本的な事からクサと命名だがれっきとした木本植物で
別名は『ワセイチゴ(早稲苺)(㊟早めに食せるから命名)』や『ヤブイチゴ(藪苺)』や
『ナベイチゴ(鍋苺)(㊟果物が中空で鍋に譬えられて命名)』や『蓬蘽(ホウルイ)』で、
樹高0.6~1mの草本に近い落葉小低木で、枝葉に軟毛が密生で棘もまばらにあるが、
奇数羽状複葉で小葉は3~5枚で鋸歯があるが、花は径4cmで白色で春に開花だが、
花弁にアストラガリンとトリフォリンを含有だそうで、5~6月に果実は赤熟するが、
果物は食用になるが多数集まった集合果でキイチゴとしては大型だが核果は小さく、
赤い色のラズベリーとストロベリーの中間体に見える果実で径は1センチほどで
他のキイチゴ類より粒が細かい果実。味は甘味だけで酸味が無いそうで
生食が美味で冷菓も向くそうだがジャムは水分が多すぎ種子しか残らないそうだ。
(💊)中薬では根あるいは葉をシハ(刺菠)と呼び、
喉痛&歯痛&頭痛&扁桃炎&黄疸&鼻血&
小児の高熱によるひきつけ&小児の汗疹から生じた腫物に用いる。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡⑭コジキイチゴ(乞食莓)(学名Rubus sorbifoliun(R. rosaefolius))は
バラ科で、日本(東海道の以西・近畿・四国・九州・沖縄)と
南朝鮮や中国や台湾やシッキムや東南アジアに分布で、
別名は『フクロイチゴ(袋莓)』で、名のコジキは土器の甑(こしき)が名の由来で、
高さ1m程の暖地性の落葉灌木で、茎には長さ4~5mmの紅褐色長腺毛と鉤棘が有り、
葉は奇数複葉で小葉は2~3対で、腺毛が密につくが、扁平な三角形のトゲで、
果実は小核果は小さく極めて多数の普通のストロベリーのような外形で2.5~3㎝だが、
黄色い表面に赤い点々がまばらに多数ついてるように見える果実で、夏の七月頃に熟れて、
内部が空洞の実で、クサイチゴのように美味とあるがあまりおいしくないとも別の資料にある。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡⑮オオバライチゴ(大薔薇莓)(学名Rubus rosaefolius)は
バラ科で、日本の房総と伊豆と紀伊半島と山陰地方と四国と九州と南朝鮮に分布で、
別名は『リュウキュウバライチゴ』や
『薄瓣懸鈎子(㊟この種(R.rosaefolius)のシノニムのR.croceacanthus)の事としてある)』で、
この種は花びらが大きめの白い花で、
果実は紅赤色のラズベリーの様な集合果で2~3cmで粒は小さめ。
○アリサンオオバライチゴ(学名Rubus rosaefolius var. formsanus Card.)というのは、
日本の与那国島の山地の荒れ地にあったそうだが全体的に軟毛と腺毛を密生で
分布域がごく狭く個体数はやや多くても絶滅の恐れがあるものだそうで、
果実は赤色で甘く、歪んだ果実は発見はされなかったそうだ。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡⑯サナギイチゴ(猿投苺)(学名Rubus oldhamii(学名R. oldhamii))は
バラ科で、日本(本州、四国、九州)分布で、ブナ帯などの深山の林中にやや稀に生えて、
別名は『刺懸鉤子(シケンコウシ)』で、シノニムは(Rubus pungens var. oldhamii)もで、
和名は愛知県猿投山(アイチケンサナゲヤマ)で採取された事からの転訛だが、
つる状の落葉灌木で、細かい棘がまばらにあるが、
奇数羽状複葉で小葉は3~5枚で、花は径2cmの白~淡紅色で5~6月に開花で、
果実は一つの中の集合果の粒が数少なく十個以下ほどで、
蕚(ガク)に覆われがちで、赤色の粒が少ないラズベリーに見えるが食用になる果実。
中薬では根をトウサツリュウ(倒扎竜)と呼び腰痛・白帯・黄水瘡・盗汗などに用いる。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡⑰ベニバナイチゴ(紅花苺)(学名Rubus vernus)は
バラ科で、日本の北海道のニセコ山系等の主に南西部と本州(中部,北部)の日本海側に分布で
高さ60~150cmの棘のない落葉灌木だそうで、葉は3出複葉で、6~7月に開花で、
花は径2~3cmで花弁は濃桃~濃紅色で先端がやや尖り、果実は赤熟し食用になる。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡⑱エゾイチゴ(蝦夷莓)(学名Rubus idaeus L.var.aculeatissimus
Regel st Tiling;Rubus matsumuranus Lév.et Van)は
バラ科で、日本に生息だが、(学名Rubus matsumuranus)と言えるが
ヨーロッパのワイルドストロベリー(学名R.idaeus)とほぼ同じもので、
ピンク色のプラスチックでできたようなラズベリーのような果実で、
香りは他の日本のキイチゴと違い素晴らしいそうだが、
核が大きくジャムづくりには工夫が必要だそうだ。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡⑲ミヤマウラジロイチゴ(深山裏白苺)(学名Rubus yabei)は
バラ科で、本州(関東~近畿、大分)の亜高山に分布で、ヨーロッパに隔離分布もしてるが、
シノニムは(学名Rubus idaeus subsp. nipponicus Focke)とは思うが私は専門家でないので
正解か分からんがニャ、これはエゾイチゴのⅠ型で、果実は食用とされて栽培品種も多いが
樹高1mの落葉低木で、葉は3出複葉か小葉5枚の奇数羽状複葉で背軸面は軟毛に覆われて白く
花弁は白色で萼片よりも小さいが6~8月に開花で、
果実は集合果は6~12mmでラズベリーの香りが高く、
ピンク色のプラスチックでできたような粒の数が少ない小型のラズベリーのような果実で、
それでキイチゴ類の中では、このミヤマウラジロイチゴと
基本種のエゾイチゴ(学名Rubus idaeus melanolasius)という
北海道から本州中部に分布の全草が腺毛で覆われてるキイチゴだけが洋紅色だと資料にはある。
(📚)このミヤマウラジロイチゴ(学名Rubus yabei)の亜種の品種とされるのを二つ書くが、
百数十種類もあるラズベリー(学名Rubus idaeus)の変種でもあるそうで、
その一つ目の○シナノキイチゴ(信濃木苺)(学名Rubus idaeus f. marmoratus)は
八ヶ岳付近に分布で、葉の背軸面が緑色で、
その二つ目の○イシヅチイチゴ(石鎚苺)(学名Rubus idaeus vra. shikokianus)は
石鎚山固有種で、種として同定し分類は大変難しいともあるね。
(📚)このミヤマウラジロイチゴ(学名Rubus yabei)の仲間に、
○イシツキイチゴ(Rubus yabei var.shikokianus)と言うのがあるが、
全体に小型で茎に棘針と軟毛を密生で葉も小型で花は7月。
これの葉の下面が緑色で白綿毛がない型はシナノキイチゴといい関東中部の亜高山に分布。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡⑳エビガライチゴ(海老殻苺)(学名Rubus phoenicolasius Maxim.)は
バラ科で、日本の丘陵地や山地と中国~朝鮮に分布で、欧州~北米に導入され帰化で、
別名で『ワインラズベリー』や『ウラジロイチゴ(裏白苺)』や
『デューンベリー』や『ワインベリー(wineberry)』ともいわれる果実で、
花序全体に赤い毛が密生し海老殻色に例えられたのが和名の由来で、
葉は3出複葉で白色の背軸面がウラジロイチゴ(裏白苺)の名の由来に、
花弁は白色で萼片よりも小さく開かずに雄蕊と雌蕊を取り囲むように直立しているのが特徴で、
2年生枝(茎)を生じる多年生の落葉性の種で、茎や葉軸や花序などに紫褐色の剛腺毛が密生で、
樹高2m程の落葉つる性低木で、
花はトゲが多く花弁は紫色がかった赤色からピンク色でガク(蕚)もトゲが多いが、
開花は6~7月で開花後萼が一旦閉じてから果実が発達し赤熟するが、
果実は食用でオレンジ色または赤色で大きさ約1cm径で毛で覆われた保護のガクで囲まれ、
この毛は粘着質流体を出す。
(🍤)蕚に赤紫の腺毛が生えゆでた海老殻に見えるので海老殻苺と言われるが、完熟してないと
ヤニっぽく、赤色の小型のラズベリーのような果実で光沢があるが、採取で内部の余計な物は
ラズベリーと同じく取れるが、果実は生食やリキュール向きだそうだ。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡㉑ナワシロイチゴ(苗代苺)(学名Rubus parvifolius L.)は
バラ科で、日本(海岸~草原)やアジア東部(含むベトナム)やオーストラリア原産で、
別名は『紅梅消(㊟中国語名)』『サツキイチゴ(皐月苺、五月苺)』『ウシイチゴ(牛苺)』で、
『アシクダシ(足下)』『サオトメイチゴ(早乙女苺)』『ワセイチゴ(早稲苺)』や
『ジャパニーズ・ブランブル(Japanese bramble)』や『native raspberry』で、
黄色になる品種も稀に有りキミノナワシロイチゴと言うが、
あとは和名は苗代(稲の苗を育てる頃)の5月頃に実がなり食べられるからで、
別名のサツキ(皐月)は陰暦の五月を指すが、
古くは琉球王国でタカイチュビとされ他のキイチゴ(オオバライチゴ、リュウキュウイチゴ、
ホウロクイチゴなど)とともに栽培され、現在は首里城の敷地内で展示されているそうだ。
高さ0.2~0.3mの落葉性の種で、草のように匍匐し、茎は赤く下向きの棘がまばらにある。
葉は奇数羽状複葉で小葉は3~5枚で、葉の表は明るい黄緑で、
葉脈が窪むので皺があるように見えるが、葉裏では白い綿毛を密生で、
花弁は濃桃色(赤色)で萼片よりも小さく開かずに雄蕊や雌蕊を取り囲むように直立が特徴で、
地を這って蔓延ってる(這い上り性質)のせいか採取では清潔な実は少なく、
集合果の粒が十個ほどしかない、赤色の結構小型のラズベリーのような果実で
この果実は食用になり生食には向かないが砂糖を加えてジャムにすると美味だそうだ。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡㉒クロイチゴ(黒苺)(学名Rubus mesogaeus Focke ex Diels)は
バラ科で、北海道~九州と南千島と外国(台湾、朝鮮半島、中国、ヒマラヤ)に自生で、
1m前後で半つる性落葉低木で、直立せず他の植物に寄り掛かるが、葉は3出複葉で、
花弁は鮮やかなピンク色で萼片よりも小さく開かずに雄蕊や雌蕊を取り囲むように直立で、
海外のブラックラズベリーと同じで地下茎は広がらず株元(クラウン)から枝が生えるタイプで、
トゲはあるがやや下向きで葉軸や葉裏にもある。果実は食用だが
日本のブラックラズベリーとやらで、ブラックベリーではなく黒いラズベリーで、
果床から果実が外れるタイプで、日本のキイチゴ属で唯一の黒く熟す野生種である。
日本の富山県では花は六月上旬で実は8月上旬で、花はナワシロイチゴによく似て地味だが
花の色はピンク色で平開しないが枝先に球状の花序をつくる。
黒色と赤色の小型のラズベリーのような果実で両方の色とも一緒の株に生る。
あと集合果は小さく酸味が強く甘みが小さい味でリキュール向きと橋本郁三は
本に書いたが、他の人でキイチゴの専門家と思われる人は、
味は日本のキイチゴ属でトップクラスで風味は強くないがコクのある甘味があるが
残念ながら果実は小さく1cm程であるとネットに書いたニャ。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡㉓キビノナワシロイチゴ(学名Rubus yoshinoi)は
バラ科で、日本の中国地方の山地と福島県と長野県に分布で、
石灰岩地に隔離的に分布で、石灰岩地の周辺にいる時もあるそうだが
分布域はやや狭く、個体数も少ない植物だそうだ。花は紅紫色で
果実は赤色の小型のラズベリーのような果実。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡㉔ゴヨウイチゴ(五葉苺)(学名Rubus ikenoensis H.Lév. & Vaniot)は
バラ科で、中国や朝鮮や日本に分布で、日本の北限は岩手の一関付近だが、
別名は『トゲゴヨウイチゴ(棘五葉苺)』で、
亜高山帯での草状のつる性宿根草~小灌木で有棘で花は下向きで、
地下茎で棘が密生するそうで、葉は5出掌状複葉で鋸歯があるが、
6~7月に開花で、果期は8月で、
花には花弁が無いように見え下向きに咲くが、他のキイチゴ類と違い
花は花弁が針状に退化で殆ど見えなく緑色の蕚片が大きく目立つようになってるが
果実は赤色で大きく無く目立たないそうだ。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡㉕ヒメゴヨウイチゴ(学名Rubus pseudo-japonicus)は
バラ科で、日本に分布で、亜高山帯での草状のつる性の小灌木で、無棘で花は上向き。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡㉖コバノフユイチゴ(学名Rubus pectinellus)は
バラ科で、東アジア(中国、日本)分布で、本州や四国や九州に分布で山地の林下に生え、
中国南部の標高700~3000メートルの山林や渓谷や川岸などに生息で、
別名は『アチブルナク(Atibulnak)』で、あとは日本語だが『マルバフユイチゴ』や
『針寒苺』で、この種は常緑性の種でフユイチゴ類と言うモノだが、
0.2mx1mまで成長する落葉低木で、雌雄同体で昆虫によって受粉され、
葉っぱはユキノシタのような丸い形で、開花は5~6月で、結実は7~8月で、
果実は赤オレンジ色のキイチゴ(📐直径10~15㎜)で葉っぱのようなガクがあるが
味は風味が良く品質が良いそうで甘み少ないが生食向きで、この果実は生か調理で食する。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡㉗アマミフユイチゴ(奄美冬莓)(学名Rubus amamianus)は
バラ科で、奄美大島(湯湾岳頂上付近)と徳之島(井之川岳頂上付近)のみに分布で、
貴重な固有種で分布域きわめて狭く個体数ごく少数だが、八重咲品種もあるそうだが、
この植物は、花は白色だが、茎は細く匍匐性で、常緑性の種でフユイチゴ類と言うが、
よく似たホウロクイチゴに比べ、実が少し小さく毛も少なく萼が細長く尖っているが、
葉は単葉で丸く向軸面の葉脈の各主脈の中央付近に棘があり、
円形の葉に長めの棘が7個程あるのだが、花は白く2~2.5㎝で、
夏に花が咲き冬に実が付くからフユイチゴなのに、春に花が咲き夏に実が付くキイチゴ属。
○コバノアマミフユイチゴ(小葉奄美冬莓)(学名Rubus amamianus var. minor)は、
アマミノフユイチゴ(奄美冬莓)の温帯の変種で、 奄美大島(住用川上流)に稀にはえ、
アマミノフユイチゴ(奄美冬莓)に比べ葉が小さく花が小さく1個つく点で区別される。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡㉘シマバライチゴ(島原苺)(学名Rubus lambertianus)は
バラ科で、日本の島原半島や眉山に稀に分布で、雲仙普賢岳の麓に隔離的に分布で、
長崎と熊本以外にも台湾や中国南部にも分布で、和名は長崎県島原市で発見された事からで、
この植物は、樹高3m程の常緑性の蔓植物でフユイチゴ類と言い、葉は単葉でアサガオ状で、
花は白色で花序と果房は15~20cmの房状になるが、
果実の集合果は円錐状に下垂してる冬に熟して
葡萄の様に多数だが球体のラズベリーのような赤色の集合果がなるが食用になるそうだ。
あと和名は島原半島で最初に採取された為に名付けられた。
(📸)写真だと中国の実は黄色い透明感のあるツブツブの集まりに赤色のガクがついてるが
ほかの写真だと赤色の実なので色が違うが品種の違いかもしれない。
(💊)薬用では葉の汁を外傷出血に外用で健康茶や薬用酒も造るそうだ。
(💊)中薬では、シマバライチゴ(島原苺)(学名Rubus lambertianus)の
根をコウリョウホウコン(高梁泡根)と呼び
高血圧による半身不随・吐血・血便・脊・鼻血・産後の腹痛などに、
葉をコウリョウホウヨウ(高梁泡葉)と呼び外傷出血・喀血に用いる。
○亜種に山泡刺藤/サンホウシトウ(学名Rubus lambertianus var. glaber Hemsl.)と言うのがあるが
中国原産で、半常緑つる性低木で、葉は単葉の卵形~長楕円状卵形で、
花は径8mmで白色で、果実の事は不明だが同じではあるとは思う。
(💊)中薬では山泡刺藤/サンホウシトウの葉をオウスイヒョウヨウ(黄水藨葉)と呼び
黄水瘡や小児の口元の腐爛で黄水が出る場合に使用だが、亜種に過ぎないのに薬用は違うニャ。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡㉙ミヤマフユイチゴ(深山冬苺)(学名Rubus hakonensis)は
バラ科で、日本(福島県と新潟県より南)に分布で、
樹高0.3m程のつる性常緑低木で、葉は単葉で3~5に浅裂で、
常緑性の種のフユイチゴ類で、花は径1.5㎝で白で9~10月に咲き12月に実る。
果実は食用になり集合果で赤色でそっくりなフユイチゴ(学名R.buergeri)より
花序が長くより多くの果実をつけるそうで、フユイチゴに似てるのだが区別は
ミヤマフユイチゴは葉の先が尖り萼が無毛で花弁が萼片より小さい点で見分けられる。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡㉚フユイチゴ(学名Rubus buergeri)は
バラ科で、日本に分布で、常緑性の種で匍匐性で、8~10月に咲き10~11月に実るが、
集合果の粒が十個ほどしかない、赤色の結構小型のラズベリーのような果実。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡㉛オオフユイチゴ(学名Rubus pseud-sieboldii)は
バラ科で、日本の暖地の沿海側に分布で、常緑性の種でフユイチゴ類と言う。
集合果の粒が十個ほどしかない、赤色の結構小型のラズベリーのような果実。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡㉜ホウロクイチゴ/ホウラクバイ(焙烙苺)(学名Rubus sieboldii)は
バラ科で、東アジア南部原産で、本州南西部の暖地と四国と九州と沖縄初頭までに分布で、
日本では本州の島根ー伊豆ライン以西の山地に自生だそうだが、Malachobatus亜属で、
別名は『Molucca raspberry』で、
常緑性の種でフユイチゴ類だがフユイチゴでありながら冬に果実を見る事はできなく
樹高1.5mの常緑低木で、小さな棘が多いが、果期は5~8月で、
葉は単葉で丸葉か3~5に浅裂し鋸歯があるが、花は径2.5~3cmの白色で4~6月に開花
葉は肉厚で向軸面には光沢があり背軸面は綿毛が密生して白く葉長は最大17㎝と大きいが、
果実は赤色で2cm程で食用になる。あとはこの植物の名のホウロクイチゴ(焙烙苺)とは
摘み取った後の果実の中心が空洞になるので焙烙に見立てこの名がついたが由来。
(⛩)厳島神社や鹿児島大隅地方では葉を神前のお供えを載せるのに利用。
(💊)中薬では全株をリュウセンウホウ(竜船烏泡)と呼び、
流行性感冒・痢疾・淋病・小児の口の爛れ・過労による吐血・打撲傷・刀傷・歯痛に用いる。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡㉝クワノハイチゴ(学名Rubus nesiotes)は
バラ科で、日本の沖縄島の嘉津宇だけに分布で、
常緑性の種でフユイチゴ類と言うのモノだが、果実は集合果で帯黒紫色。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡㉞ナグーンベリー(nagoonberry)(学名Rubus arcticus)は
バラ科で、北半球(寒帯と高山地域)分布で、千島列島やサハリンにも生える植物だが
日本自生種で、日本では千島列島と夕張山系の高山に自生だが絶滅危惧種で、
英国のスコットランド高地の原産だが北米や欧州の北部や北アジアに帰化で、
別名は『チシマイチゴ(千島苺)(和名)』だが和名は最初は千島で採取されたからが由来で、
あとは『Arctic bramble』や『Arctic raspberry』や『nectarberry』だが、
ロシア語では『クニャジェニカ(Княженика)』で、
ブリティッシュコロンビア州では『ナグーンベリー(nagoonberry)』とも呼ばれ、
この植物は、トゲのない多年草に見える低木で高さ30cm程度で、
USDAの耐久性2-7で、英国ゾーン1までの耐寒性があり、Idaeobatus亜属で、
0.2 m x 1 mまで成長するが、花は6月~7月に咲き、種子は7月~8月に熟します。
それで葉っぱの事だが鋸歯のある緑の葉は3つの部分で構成されてるそうだ。
この種は雌雄同体(雄と雌の両方の器官を持つ)であり昆虫によって受粉されます。
花の花弁はハマナス色とあるのだが、
花は写真では中央は黄色で鮮やかな赤紫色の花弁でこの花弁は六つあるように見える。
果実は茶色がかった色や紫色がかった赤色で芳香のある甘い核果の集合体で生食可能で、
味は非常に甘くジューシーで口当たりが良くパイナップルのような香りがします。
そのまま食べてもおいしい他に、ケーキやジャムなどを作るのにも使われる。
この果実はすぐに腐ってしまうそうだが非常に香りが強いのでお茶の風味づけにも使用。
(🥫)ナグーンベリー(nagoonberry)(学名Rubus arcticus)は、香りが非常に強いので、
林檎やラズベリーや赤スグリや白スグリを缶詰にする際のスパイスとして使用されます。
(🔬)他の種子付きのベリー類(クラウドベリーやラズベリー)と比較して、
エラジタンニンが最も多く含まれています。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡㉟イオウトウキイチゴ(硫黄島木苺)(学名Rubus boninensis)は
バラ科で、日本の硫黄島や小笠原諸島の原産で、
別名は『オガサワラカジイチゴ(小笠原梶苺)』で、
樹高2mの落葉低木で、葉は単葉の無毛で浅裂で、花は径2.5㎝で白色で4~5月に開花で、
果実は赤熟し食用になるそうだ。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡㊱フユイチゴ(冬苺)(学名Rubus buergeri)は
バラ科で、東アジア(日本、台湾、中国)原産で、日本自生種で、中薬利用種で、
別名は『寒莓(カンバイ/カンイチゴ)』で、日本では北陸・関東以西の山地に自生で、
似てるミヤマフユイチゴと違いキイチゴ属(Rubus)の特徴であるトゲが茎に少ないが、
樹高20~30cmの常緑つる性低木で、棘がありサッカーも多いが、
葉は有毛で硬く単葉で浅く3~5裂するが、花は白色で秋に開花し、
花期は9~12月で、果期は12~1月で、
果実は赤色で粒が少し少なめの数個ほどの小型の集合果で冬に赤熟して食用になる。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡㊲バライチゴ(薔薇苺)(学名Rubus commersoni)は
バラ科で、日本の本州(関東以西)や四国や九州に分布で、
別名は『ミヤマイチゴ(深山莓)』で、
高さ1⒨程の植物で地下茎を伸ばし繁殖するが、
果実は2cmで集合果で秋に熟し食用可能だそうだが
鑑賞用に栽培のモノは果実は結ばず『トキンイバラ』や『ボタンイバラ』とも言われる。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡㊳ビロードイチゴ(天鵞絨苺)(学名Rubus corchorifolis)は
バラ科で、中国と朝鮮半島南部と日本の静岡県以南に分布で、
キイチゴの世界(鈴木和次郎著;発行所(日本林業調査会☎03-6457-8381))では
植木鉢を破って地面に地下茎を伸ばす程で強烈な繁殖力があるとされてるが
この植物は葉の表面がビロード状の綿毛に覆われていてるが和名の由来で、
果実はオレンジ色か赤色の集合果。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡㊴トックリイチゴ(徳利苺)(学名Rubus coreanus)は
バラ科で、朝鮮と日本と中国や、
南アジアから中国、台湾、フィリピンおよびマレーシア原産で、
別名は『ブラックラズベリー(black raspberry)』や『Mysore raspberry』や
『bokbunja』や『Korean black raspberry』や『Korean bramble』や
『Ceylon raspberry』や『hill raspberry』や『挿田泡(ソウデンホウ)』で、
高さ1~2.5mの植物で、棘がまばらにあるが、葉は奇数羽状複葉で小葉は5~7枚で、
花の花弁は暗いピンクから赤と資料にあるが他の資料だと白色とあり、
果実は8~12mmで熟すると黒色と資料にあるが他の資料だと赤色で食用とあり、
摘み取ると果実の中の花托(芯)がついたままのキイチゴの一種ではある。
(💊)中薬では、未熟果をフクボンシ(覆盆子)、茎葉をフクボンシヨウ(覆盆子葉)と呼び、
ゴショイチゴ(掌葉覆盆子)と同様に用いるほか、根をトウセイコン(倒生根)と呼び、
過労による吐血や月経不順、打撲傷、骨折、不妊症、鼻血などに用いる。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡㊵クマイチゴ(熊苺)(学名Rubus crataegifolins)は
バラ科で、中国や朝鮮や日本列島の全域に分布で、低山帯から亜高山帯に生息で、
これ学名がそっくりで同名の同属の物があるので学名がどちらか間違ってる可能性あり❓
日本では一番大きめのキイチゴ属で、葉も含め全身を鋭い鈎状のトゲで武装するので
この植物群落は危険極まりなく容易に入り込めないそうで、果期は5~6月で、
果実は暗赤色の集合果で少し小さめだが食用には向かないそうだ。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡㊶オオバライチゴ(大薔薇苺)(学名Rubus croceacanthus H.Lév.)は
バラ科で、日本では房総と伊豆ー山陽ラインの以南から沖縄に自生で、
沖縄の名護岳や沖縄の嘉津宇岳などでも見かけるそうだが、
その沖縄のチョットした道路のわきなどにも雑草として生えてるそうだ。
あとは東アジア(台湾、日本中南部、韓国、インド北部、ネパール、ブータン、ミャンマー、
タイ、カンボジア、ラオス、ベトナム)に分布でもあると他の資料にはあるが、とにかく、
別名は『リュウキュウバライチゴ(琉球薔薇苺)㊟この名は近縁だが別種と他の資料にある』
や『キシュウバライチゴ(紀州薔薇苺)』で、
あとは二つとも沖縄の方言だが『インギイチブ』や『サングヮチイチビ』とも言うが、
この種も一緒にだが古くは琉球王国でリュウキュウイチゴ、ホウロクイチゴ、
ナワシロイチゴなどが「タカイチュビ」とされ栽培されていたという記録があり、
現在は首里城の敷地内において展示されているそうだ。
この植物はスクランブル状の落葉低木の一種で、雌雄同体(雄と雌の両方の器官を持つ)で、
高さは1〜1.5m位になり枝には鋭いトゲを持つが、この植物は、
木質の台木から毎年にトゲのある隔年茎の塊を出し、茎の高さは100cmにもなるが
茎は生長1年目は葉だけを出し花は咲かなく、2年目に花咲く枝を形成し結実後に枯れるそうで
葉は複数枚あるように見えるが奇数羽状複葉といって3枚か7枚で一枚の葉と数えるモノなので
この種は葉は3枚か7枚でも一枚として数える形状で、花は径2.5cmで白色で、とにかく、
花は3月ごろに咲く薔薇のような白い花で、これの果実は食用に適するそうだが、
果実は資料だと赤色とあるが写真だと黄色のラズベリーに見える実で、
他の写真だと果実は赤色のキイチゴだが粒粒が少し細かい感じには見えるが
味は甘酸っぱくておいしく、あとネットにあったがジャムにするなら沖縄のキイチゴなら
このリュウキュウバライチゴ(琉球薔薇苺)のジャムが一番美味しいと結構言われてるそうだ。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡㊷リュウキュウイチゴ(琉球苺)(学名Rubus grayanus)は
バラ科で、名前の通りに沖縄県に分布してるそうだが、
近縁種のリュウキュウバライチゴ(R.croceacanthus)とは葉の形態が異なり
独立した一枚になっていて、花は地面に向かって可憐な小ぶりの白い花が咲くそうだが
一緒にこの二種は花が沖縄では咲くそうで、果実は赤色のキイチゴでラズベリーに見える実。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡㊸ツクシアキツルイチゴ(学名Rubus hatsushimae)は
バラ科で、日本の本州(関東南部以西)や四国や南朝鮮や台湾や中国に分布で、
島原市の眉山に生息ともされてるが、この付近のシマバライチゴを守る会の
山田スミ子先生たちは見た事ないと言ったそうだ。
あと同じ亜属のシマバライチゴやミヤマフユイチゴに類似してるそうで、
山地の日陰に多く、地を這って繁殖で、果実は集合果で冬に熟し食用可能だそうだ。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡㊹イシカリキイチゴ(石狩木苺)(学名Rubus ischyracanthus Cardot)は
バラ科で、原産地不明だが、北海道の低地に自生はするが帰化植物と考えられている。
この種小名の意味は強い棘の意味で、シノニムは(学名Rubus exsul Focke)で、
草丈1.5mの多年草で、花は白色で夏に開花で、果実の事は詳細不明❓
🍎宇宙猫の果物図鑑➡㊺クロイチゴ(㊟同名の別学名有り)(学名Rubus kinashii)は
バラ科で、日本各地及び台湾や中国に分布で、下向きのトゲと細毛が有る落葉小低木で、
果実は核果が集まり8mmの球体となり夏に紫色から黒色に熟する。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡㊻キソキイチゴ(木曽木苺)(学名Rubus kisoensis Nakai)は
バラ科で、日本の長野県の木曽根の付近の一部にだけ分布で、長野県木曽地方の固有種で、
赤沢森林公園で観測できるそうだが、この種は、短い棘がまばらにあるが、
葉は単葉の卵形で先が尖り、花は単生で径2cmの白色で、果実は淡赤色に熟す。
○この種はナガバナモミジイチゴ(学名R.palmatus)の変種ともされてるので
学名Rubus palmatus var. kisoensisとも表記されてる。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡㊼ハチジョウクサイチゴ(学名Rubus nishimuranus)は
バラ科で、日本の小笠原や父島の夜明山から中央山の湿った林縁に生える固有種で、
別名は『シマツバキイチゴ』や『ニシムラキイチゴ』で
花は3~5月で実は3~6月で分布域は狭く個体数も少ないが
カジイチゴとクサイチゴの雑種と思われるそうだが
果実の色は橙黄色で集合果だそうだ。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡㊽カラフトイチゴ(樺太苺)(学名Rubus komarovii Nakai)は
バラ科で、アジア北部~北米北西部原産で、日本では北海道の日当たりのよい山地に自生で、
シノニム(同義語)は(学名Rubus idaeus subsp. melanolasius (Dieck) Focke)で、
別名は『エゾイチゴ(蝦夷苺)』や『ウラジロエゾイチゴ (裏白蝦夷苺)』や
『オオミヤマウラジロイチゴ(大深山裏白苺)』で、
樹高0.8~1.5mの落葉低木で、葉は3出複葉で、背軸面は綿毛で白いが、
花は径1.5cmで白色で花弁は萼片よりも小さく直立している事が多く目立たないが
6~7月に開花で、果実は赤熟し食用になるそうだ。
(📚)カラフトイチゴ(樺太苺)(学名Rubus komarovii Nakai)の亜種の
品種とされるカナヤマイチゴ(金山苺)は関東~近畿に自生し葉の背軸面が緑色だそうだ。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡㊾オキナワバライチゴ(沖縄薔薇苺) (学名Rubus okinawensis)は
バラ科で、日本(沖縄、九州南部、高知、静岡)に分布で、シノニムは(R.croceacanthus)で、
別名は『リュウキュウバライチゴ(琉球薔薇苺)』『インギイチブ』で、
オオバライチゴと近縁だが葉の向軸面に毛がなく、
背軸面葉脈に棘がないことでオオバライチゴと区別される。
八重島諸島では3月に開花で同じ株に花と実が見られて
果実はやや未熟なのは円く赤く
完熟果は黒味の強い紅色で球形や卵円形や歪んだ広卵型などがあるそうだ。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡㊿ミヤマモミジイチゴ(深山紅葉苺)(学名Rubus pseudoacer)は
バラ科で、日本の本州(関東秩父以西)と四国の深い山奥に稀に分布で、
山岳地帯に生息のキイチゴ類の準絶滅危惧種で、
この植物は、全株無毛で棘は稀な落葉低木の1種で、花は小型で白色で、
花期は7月頃だが、果期は8月で、ミヤマモミジイチゴの名の通り、
葉はモミジイチゴ(Rubus palmatus var. coptophyllus)に似て掌状で、
浅裂から深裂まで三裂以上する。それでモミジイチゴは黄色の実をならすが、
本種は赤く小型の球形の実をつける。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡(51)ヒメゴヨウイチゴ(姫五葉苺)(学名Rubus pseudojaponicus)は
バラ科で、日本固有種で、南千島や北海道や本州の中部・北部に分布し、
亜高山帯の針葉樹林内のやや暗い場所に生育で、別名は『トゲナシゴヨウイチゴ』で、
この植物は、近縁種のゴヨウイチゴ(学名R.ikenoensis)に似てるそうで、
つる性で地をはい基部は木質化だが、花を咲かせる枝が直立して高さ30cm程度になり、
茎は始め直立または斜上しているが後に地上に倒伏して長く伸びさらに短い花枝を立てる。
植物体に刺はなく茎や葉柄や葉脈に軟らかい毛が密生する。
葉は長い葉柄をもって互生し葉身は鳥足状の5小葉からなり、
花は枝の先端に短い花柄を伸ばして1個の白色の花を上向きにつけるが、花期は5-7月で、
この花は花弁は7個あり狭卵形で長さ約10mmになるが萼も7裂し裂片は花後に反曲する。
果実は径約1cmになる集合果で赤熟し上向きにつくが果期は7~8月だそうだ。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡(52)ミヤマニガイチゴ(学名Rubus subcrataegilolius)は
バラ科で、日本に分布で、似た仲間のニガイチゴ(学名R.microphyllus)が丘陵帯に
分布なのにより標高の高い山地帯に分布で、葉が大きく3裂で先端が尖ると言う違いが有り
果実は橙色で種子を噛むと苦みが有るそうだ。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡(53)コジキイチゴ(学名Rubus sumatranus)は
バラ科で、本州中部以南・四国・九州、朝鮮南部・中国・台湾などに分布で、
暖地の林縁から林内に成育する。
茎は高さ1mほどになり、上部は倒れて他の植物に寄りかかる事が多い
全体に腺毛が多い植物で
葉は3~7枚の小葉からなる複葉で葉の質は柔らかく薄く
裏面脈上には腺毛があり、茎には棘があり長い腺毛が密生している。
花は5月から6月に咲き白色の花を開くが
果実は大きめの黄色い苺に腺毛が大量にあるように見えるが
ラズベリーのように袋状に果実は剝れるそうで
味は美味しいとは言えないそうだが食べられるそうだ。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡(54)ベニバナイチゴ(学名Rubus vemus)は
バラ科で、本州中部山岳の高山帯から北海道に至る偽高山帯の雪田群落や
小河川の周辺に生息で、日本産キイチゴにはよく棘が有るのに珍しい事に棘が無く、
背丈は2m程で、大きな群落を形成する事はないそうで、
花は初夏に赤紫色の大輪の花をつけるが、
果実は緑色から熟すると黄色で最後は橙色になるが
乾燥重量が3.39㍉㌘で日本産のキイチゴ類(㊟属名Rubus)では最大級。
👇バラ科(ルブス属(Rubus)の日本の種間雑種)の宇宙猫の珍しい果物図鑑ニャ🍓🍈🍇
🍎宇宙猫の果物図鑑➡アイノコキイチゴ(学名Rubus × nikaii Ohwi)は
バラ科で、日本国の北海道(西南部)と本州から知られる種で、染色体数2n=14で、
ナワシロイチゴとエビガライチゴの雑種と考えられてるキイチゴ属。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡アイノコフユイチゴ(学名Rubus × pseudohakonesis Sugim.)は
バラ科で、日本の関東地方や新潟県以西から九州の山地や沿岸の山地の林縁や林下などに
普通に生える植物だそうで、フユイチゴとミヤマフユイチゴの雑種と考えられてるが、
葉先が尖るが蕚に毛が多いなど両者の特徴を併せ持つが、染色体数2n=56で、
蔓性の常緑小低木で、花期は9月~10月で、果実は直径1㎝程の赤い集合果。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡エゾエビガライチゴ(学名Rubus × paxii Focke)は
バラ科で、日本の本州(長野県)から知られる種で、
普通のラズベリーの日本生息の野生種のエゾキイチゴ(R. idaeus L.)と
エビガライチゴ(R. phoenicolasius)の雑種で、
この種のタイプ標本はドイツのシュレージェン州の庭園栽培のモノで、
雑種だからまああちこちにあるのだろうが、この種は日本にも1995/7/19に発見と
鳴橋直弘と院生の橋本勝明によって長野県木曽郡王滝村滝越の標高1000mの
三浦ダム付近で道路横の崩壊異であったとネットの資料にあるのだが、とにかく、
茎はトゲは多いが剛毛と腺毛はエビガライチゴに比べてはるかに少ないそうで、
葉は初年茎の葉は5枚からなる羽状複葉で、大きな葉は葉柄も含め27㎝にもなり、
花は広卵形~円形でエビガライチゴのようだが白い色だそうで、
果実だが子房は稀にしか成熟しないとあるので稀にしかないとは分かる。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡エノシマキイチゴ(学名Rubus × yenosimanus)は
バラ科で、日本の本州と九州から知られる種で、染色体数2n=14で、
別名は『トゲナシイチゴ』『マナヅルキイチゴ』『ヤブアワイチゴ』で、
モミジイチゴとカジイチゴの雑種と考えられてるキイチゴ属。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡オオアマミフユイチゴ(学名Rubus amamianus × R. sieboldii)は
バラ科で、沖縄諸島(奄美群島の徳之島)から知られる種で、
アマミフユイチゴとホウロクイチゴの雑種と考えられてるキイチゴ属。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡オオタキキイチゴ(学名Rubus × ohtakiensis)は
バラ科で、日本の本州の長野県から知られる種で、
クマイチゴとハスノハイチゴの雑種と考えられてるキイチゴ属。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡オオトックリイチゴ(学名Rubus × hiraseanus Makino)は
バラ科で、日本の滋賀県の東部の彦根市の彦根城でしか見つかってない種で、
有名な明治時代(1868~1912)の植物学者の牧野富太郎(1862~1957)が見つけた種で、
別名は『ヒラセイチゴ(平瀬苺)』『ウラジロトックリイチゴ(裏白徳利苺)』で、
市指定文化財の植物で、染色体数2n=21で、この種は叢生する草だが、
茎は緑か赤茶で小型の棘があり、葉は対生で菱形で5出複葉で、花は赤紫色で、
トックリイチゴとナワシロイチゴの雑種と考えられてるキイチゴ属だが、
果実は緑の星状の蕚に赤い粒の少なめのラズベリーに見える食用果実で
味は野イチゴのようだと調べるとある食用果実。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡オオフユイチゴ(学名Rubus × pseudosieboldii Makino)は
バラ科で、日本の房総半島より西の本州や四国や九州に生息だが、
フユイチゴとホウロクイチゴの雑種と考えられてる種で、染色体数2n=42,56で、
海岸沿いの林や山地などに生える常緑性のつる植物だが、名の通り冬に果実はなり、
葉は丸い形で浅く3~5裂で葉の裏は灰黄色毛に覆われ脈状に小さなトゲがあり
葉の裏の網状脈は強く隆起で手触りが厚く、葉の柄も太く、茎は毛むくじゃらで、
トゲも結構あり、果実は直径1センチほどで赤く熟する小型のラズベリーに見える種。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡オオミネキイチゴ(学名Rubus × ohmineanum)は
バラ科で、日本の本州(中国山地に稀に分布)に生息だが、
モミジイチゴとハスノナイチゴの雑種と考えられてる種で、染色体数2n=14,21で、
別名は『マルヤマキイチゴ』『マルヤマイチゴ』『オーミネキイチゴ』
『オオミネイチゴ』『Ohmine-kiichigo』で、
果実は数個の結実した小核果が見られる時があるそうだ。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡キレハクマイチゴ(学名Rubus × kenoensis)は
バラ科で、日本の本州の群馬県から自生と知られてる種で、
クマイチゴとゴヨウイチゴの雑種と考えられてる考えられてるキイチゴ属。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡クマクサイチゴ(学名Rubus × masakii)は
バラ科で、日本の本州の山口県から知られてる種で、染色体数2n=14で、
この種は山口県下松市の茶臼山から1987/5/8採取で福山大学で栽培の標本だと
3出複葉で先端の尖った楕円形の葉だが両脇の葉は少し小型の葉で、
クマイチゴとクサイチゴの雑種と考えられてる考えられてるキイチゴ属。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ゴショモミジイチゴ(学名Rubus × calopalmatus)は
バラ科で、日本の山口県と高知県と神奈川県仲多度まんのう町でも発見の種で、
染色体数2n=14で、ゴショイチゴとモミジイチゴの自然雑種で、
この種は、枝に棘があり、モミジに似た葉とイチゴに似た実をつけるが、
春に白い花を咲かせ初夏に赤い実をつけ、秋から冬に葉は紅葉するが、
果実は酸味少なくとても甘く野イチゴの中でも特に上品でおいしいとされだが、
不稔性を有し結実しないとも矛盾するが調べるとある。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡スオウイチゴ(学名Rubus × okae)は
バラ科で、日本の本州の山口県と四国の神奈川県から知られる種で、
染色体数2n=14で、クサイチゴとヒメバライチゴの雑種とされてるキイチゴ属。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡(学名Rubus × )は
バラ科で、
🍎宇宙猫の果物図鑑➡(学名Rubus × )は
バラ科で、
🍎宇宙猫の果物図鑑➡(学名Rubus × )は
バラ科で、
🍎宇宙猫の果物図鑑➡(学名Rubus × )は
バラ科で、
🍎宇宙猫の果物図鑑➡(学名Rubus × )は
バラ科で、
🍎宇宙猫の果物図鑑➡(学名Rubus × )は
バラ科で、
🍎宇宙猫の果物図鑑➡(学名Rubus × )は
バラ科で、