原油相場は小幅続伸です。前日に比べて価格帯が数十セント上がりましたが、過熱感はありません。
4月26日の NYMEX WTI 原油先物の終値は前日比14セント高の$68.19/bblで、引け後の時間外取引は$68/bbl台前半です。
米国によるイラン制裁の再開で日量25~35万バレルの供給に影響が出るとされます。
■ 'Up to 350,000 barrels of Iranian crude a day could be at risk' if nuclear deal is scrapped (CNBC)
前回の制裁解除後イランの産油量は日量100万バレル規模で増加しましたが、今のところ制裁に積極的なのは米国だけで欧州や他の国々は自制を呼びかけています。
以前の制裁では欧州の保険会社や再保険会社などによる制裁遵守がイラン原油の輸送を困難にして、アジアを含めた消費国の大幅な調達減少を招きました。今回はまだそういった話になっていないため、供給への影響が直ちに大きくなる事態は想定されません。
新華社によると、3月末の中国の商業原油在庫は前月比2.4%減でした。過去最高の原油処理量を受けて4か月振りに減少です。3月中の同国の原油需給バランスは312万トンの供給過剰だったので、商業在庫の減った分も含めて戦略備蓄が積み増しされたと見られます。
石油製品の在庫量は前月比0.6%減で、こちらも4か月振りのマイナスです。ガソリンが前月比6.8%増の一方、軽油は前回の40%増から一転5.2%減となりました。
在庫変動を考慮して当ブログで推定する3月の中国の純国内石油需要は、日量1,201万バレルで前年比7.6%増。政府発表の原油処理量の伸びである同8.3%をやや下回っています。
2018/4/26
NYMEX WTI Jun: $68.19/bbl ( +0.14 )
20日移動平均: $66.53 ( +0.18 )
ボリンジャーバンド
+2σ: $70.81/ -2σ: $62.25
幅: $8.56 ( +0.12 ) / 100日平均: $6.11
ボラティリティ
24.55 ( -0.64 ) / 100日平均: 21.54
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