原油相場は反発です。しかし、日中高値は前日水準からも大きく切り下がっており、週末に向けたポジション調整の域を出ていないことをうかがわせます。一方、ファンドの買い越しは3週連続で拡大しており、取組も増加傾向です。

12月19日のNYMEX WTI 原油先物の1月限は前日比$2.41高の$56.52/bblで納会し、引け後の2月限の時間外取引は$58/bbl台前半です。

戦闘の続くリビアですが、付近で空爆も伝えられた主要石油出荷港の施設は果たして無事のようです。

 ■ Workers: Libya’s top two oil ports undamaged (Reuters)

2011年の内戦中から、同国の石油関連施設が大きなダメージを受けたことはなく、戦闘が終息したら供給の急回復を繰り返してきました。

オイルムーブメンツによると、1月3日までの4週間にアンゴラとエクアドルを除くOPEC加盟10か国が出荷する石油量は日量2,384万バレルで、12月6日までの前期間に比べて同70万バレル増加です。
2週連続の前期比増加ですが、前年同期比では6週連続のマイナスです。

インド石油天然ガス省の統計では、11月の同国の原油処理量は日量469万バレル相当の1,921万トンで、前年比8.1%増でした。2か月連続の増加で、8.1%は昨年1月以来の大幅な伸びです。

India141220

インドの原油処理量は今年第2四半期から第3四半期にかけて前年比マイナスと伸び悩んでいましたが、ここにきて過去最高を更新です。

引け後に米国商品先物取引委員会(CFTC)が発表した12月16日時点の建玉報告では、ヘッジファンドによるWTI 原油先物の買い越し幅は前週比6.0%増で3週連続の拡大です。8月中旬以来の買い越し幅水準となっています。

 (参考図表)

総取組高は前週比2.1%増で、こちらも3週連続の増加です。

2014/12/19
NYMEX WTI Jan: $56.52/bbl ( +2.41 )
20日移動平均: $63.12 ( -0.69 )
ボリンジャーバンド
 +2σ: $76.94/ -2σ: $49.29
 幅: $27.65 ( -0.68 ) / 100日平均: $10.64
ボラティリティ
 51.17 ( +3.43 ) / 100日平均: 25.14

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