原油相場は5営業日振りに反発です。中国や欧州の製造業PMIが冴えない数字で、週明けの時間外取引は$63/bbl台まで下げを拡大しましたが、1週間で$10/bbl以上下げた相場にはさすがに戻りが入ります。

12月1日のNYMEX WTI 原油先物の終値は前日比$2.85の$69.00/bblで、引け後の時間外取引は$69/bbl台前半です。

リーマンショック前後の大相場の後、2009年から続いていた原油の上昇トレンドは、今年10月に$90/bblを割れたところで終了したと見られますが、底値については極めて不透明です。

OPECは価格下落によってシェールオイルなど非在来型の産油量が落ちることを期待していますが、その生産コストはOPECが言う$80/bblや$70/bblよりも下がっているようです。
技術革新もあるでしょうし、初期投資分は稼動が始まれば次第に償却されます。

とはいえ、原油価格が下がったといって需要が大きく増えるのかも疑問です。
ここ数年、価格と需要はあまり関係なく推移してきたようにも見えます。

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米国商品先物取引委員会(CFTC)が発表した11月25日時点の建玉報告では、ヘッジファンドによるWTI 原油先物の買い越し幅は前週比7.7%減で2週連続の大幅縮小です。

買い玉が大きく減っている一方、売り玉の増え方はそれほどでもなく、売り玉数は10月中旬の水準に届いていません。

 (参考図表)

一方、限月間などでの売り買い両建てのスプレッドが縮小し、総取組も前週比5.0%減で140万枚大台を割れています。とはいえ、直近の11月28日現在では140万枚大台を回復しており、値頃買いの動きをうかがわせます。

2014/12/1
NYMEX WTI Jan: $69.00/bbl ( +2.85 )
20日移動平均: $75.31 ( -0.66 )
ボリンジャーバンド
 +2σ: $81.49/ -2σ: $69.12
 幅: $12.37 ( +0.76 ) / 100日平均: $8.63
ボラティリティ
 45.00 ( +3.86 ) / 100日平均: 20.48

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