もう時効かな…と思うので、書きます。
20年近く前まで、特別支援学校に勤めていました。
そこを辞める時、送別会の折に豪華な壁掛けの造花をいただきました。
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大きくてとても綺麗だったけど、
家に帰って即、捨てました。
同僚が書いてくれた寄せ書きの色紙も一緒に捨てました。
その職場のことは、何一つ思い出したくなかった。
児童はともかく、職場の同僚は誰一人、本当に誰一人、思い出したくなかった。
その、心のこもっていない豪華な花を見るたびに、
いやでもその職場の環境や人々を思い出すのが耐えられないと思い、家に帰ったらすぐに捨てました。
2年間勤めた職場だったけど、
後半は息をするのも、立っているのも辛く
かろうじて自分を保っていたのは、デスクの引き出しに入れた聖書だけでした。。。
職場でも学校でも、
人の集まるところは
たった一人の影響力のある人の言動で
その空気がガラリと変わるものです。
いじめというものは、若い子の学校生活だけの話ではなく、
大人の社会に蔓延しているものだと肌を通じて感じました。
この日本は、
大人が、しかも学校の先生がこうなんだから
子どもたちのいじめを問題視しても
根源が違うと、今でも思っています。
大人が変わらなくちゃいじめは絶対になくならない。
でもね、
この経験があるから
学校に行きたくない子には、無理して学校に行かなくていいと言えるし
今の職場でも、悪意で人を攻撃する人を絶対に許すことはできません。
言葉は、時としてナイフ以上の殺傷力を持ちます。
悪意に満ちた言葉は、人のエネルギーを奪取します。
私は、平和が大好きなんです。
普通の職場でよくある、ちっちゃい陰口なんてね、ホントかわいいもんです。
そんな陰口に全然感情を揺さぶられなくなったのも、この職場にいた収穫の一つかもしれませんね。