なんで、こんなくだらないことをつらつらと書き続けているのか、自分でも謎になってきたんだけど、もー書かないと、むかつきがおさまらないので、書きます。笑
許すまじ、南京虫。笑
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腕と右顎をかまれて、痛痒さに四苦八苦した一日を終え、帰宅したのが9時頃。ムヒをぬったりなんたりしたりして、なんとか床につきました。その時には、すでに「これは蚊ではないのかもしれない」という疑いは私の中でかなり確信めいたものになっていたのですが、されどもここは、日本。「ダニにかなぁ」くらいにしか思えませんでした。
母が寝る前に、「レイコップしようかー?」と今流行りの布団クリーナーの出動を喚起してくれたのですが、そこは生粋のめんどくさがりーな私なので、「めんどくさいからいーよ。大丈夫だよ。」と断ってしまいました。(これがいけなかった。)
布団に入ってしばらくしてから、またあの痒さに目が覚めました。まさか、またか!と思ったときにはすでに遅し。こんどは、左こめかみと、左眉毛をかまれていました。痒い。そして、すでに若干の腫れが左眉毛から瞼の方に広がってきています。恐怖。これからの左目の行く末が容易に想像できたので、痒さよりも怒りがふつふつとわいてきました。
「どこや!敵は、どこや!!!!」
(謎に関西弁)
部屋の壁という壁を見渡すもどこにもそれらしき影は見えません。ダニかなにかという懸念もあったので、枕回りや布団に目を向けてみると、いました。ついに、諸悪の根源のお出ましです。枕カバーの上を、のっそりと動く小さな赤茶色い虫が。
そいつの正体を頭で認識する前に、近くにあったティッシュを手に取り、にがにがしきその丸い体をありったけの憎しみを込めてつぶしにかかりました。しかし、蚊やその他の害虫と同じように、一度のつぶしではその動きを止めないのが、やつらの生命力のすさまじいところ。そのしぶとさに若干の感動を覚えつつ(覚えんなよ。)2回、3回と攻撃を加えることにより、やっと完全にのされたのでした。
完全につぶれ、動かなくなったやつの体を見て、どこか見覚えがあるぞ、と思った私。エジプトでさんざん悩まされたこいつを脳が忘れるはずもないのでした。
たっぷりと私の血をすっていたやつの体からは、少し前まで私のものだった血液が大量に出てきました。それを眺めていると、猛烈に左目がかゆくなってきます。鏡を見ると、左眉から下、瞼の方へ腫れが広がりはじめていました。急いでムヒをぬって(塗りたくって)、もう一度布団中を見渡して、仲間が潜んでいないかを確認し、再度眠りにつきました。第二、第三の襲撃があるのではないかと戦々恐々でしたが、睡魔には勝てませんでした。
翌朝目が覚めると、案の定、左目が腫れぼったく、熱を帯びています。鏡で確認すると、四谷怪談のお岩さんみたくなっています。
THE BUSAIKU!!!!!
もはや、物もらいですなんて言い訳できないレベルの腫れに、自分でもかなりドン引きしつつ、目が腫れようが、お岩さんになろうが、仕事にいかなければいけないのが、サラリーマン。急いで眼帯を用意して(家にあった。なんでだろう。)、お岩さんからキャプテンクックになり、なんとか体裁は「目をなんかやっちゃった人」くらいを保って外にでました。
眼帯に憧れてくれるのはちびまるこちゃんくらいなもんで、社会人になって眼帯をつけている奴なんて、ちょっと恥ずかしいですよね。憐みの目線をいたいほど感じながら仕事をしました。
昼休みを使って(うちは昼休憩をすきな時間にとれる)一応、皮膚科にいってきました。
初診だったので、問診票に記入をしたのですが、思い当たる原因のところに、
「たぶん、南京虫」
と書いたのです。
「たぶん」と付けたのは、少なからずの私の恥じらいを表していて、日本でまさか南京虫が発生したなんて、どんだけ汚いんだよと思われたくなかったのです。
診察してくれたおっちゃん医師は、
すごぉぉぉぉぉぉぉぉくめんどくさそうに、
「え、南京虫?みたの?どこ?え、腕と顔だけ?」
といって、大して診察もせず、自分でできる駆除のしかたと、専門の業者にいってきちんと駆除してもらうようにとひたすら説教されました。なんだかその説教を聞きながら、なんで私はここにいるんだろう、とかなりみじめな気分になってきました。
「いまどき、南京虫って。あんたねぇ。。。」
それは、私が痛いほど思っているんだよ、おじさん。私だって溜息つきたいよ。好きでお岩さんやってんじゃねーんだよ。。。。と思ったのですが、そこはぐっとこらえて、おじんさんの説教を聞きました。10分くらい。
げっそりとして病院を出て、一応薬も出してもらったので、近くの薬局にいきました。そこでは、塗り薬とアレルギーの薬をもらったのですが、薬剤師のおばさんがとてもフレンドリーな方で、
「あらーどうしたの?虫?虫にくわれたの?かわいそうねー」
と話しかけてくれました。何の虫?と聞かれたので、(ここでも)たぶん、南京虫だと思うと応える私。
「あらー、南京虫!え、そっかー、海外でもいったの?そうでしょ!」
と言われ、まさか日本の自宅で襲われたなんて言えず、そうでーす。と答える私。無駄なウソをついてしまいました。
「いまどき、南京虫なんて、日本にはいないからねぇ。災難だったねぇ。お大事にね!」
と言われ、おばちゃんの優しさが、逆に痛かった、早春の午後。
病院から帰ってくると、上司が心配して様子を伺いにきてくれました。まさか、南京虫だとはここでも言えず、なんかわからないけど一応薬もらいましたーと答える私。
上司は心配してくれたのはいいんだけど、
「大丈夫か?なんか顔全体も腫れてるし、無理すんなよ。眼帯くいこんでるし。」
とのこと。
…。
顔は虫じゃねぇよ。。。もともとだよ。。。。。
とは言わず、ありがとうございますと模範回答する私。
南京虫のせいで、いろいろ気を使った2日間でした。
それから何日かすぎましたが、つぶした1匹以外、出現していないので、とりあえず大丈夫かとは思うのですが、もしかしたらやつらとの闘いは始まったばかりなのかもしれません。きっと、エジプトかどっかから持って帰ってきちゃったんだと思うけど、つ、つらいなあ。
こんなくだらいないことを3回にも分けて書くのもどうかと思うけど、どうしても伝えたくて。
あざした!

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許すまじ、南京虫。笑
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腕と右顎をかまれて、痛痒さに四苦八苦した一日を終え、帰宅したのが9時頃。ムヒをぬったりなんたりしたりして、なんとか床につきました。その時には、すでに「これは蚊ではないのかもしれない」という疑いは私の中でかなり確信めいたものになっていたのですが、されどもここは、日本。「ダニにかなぁ」くらいにしか思えませんでした。
母が寝る前に、「レイコップしようかー?」と今流行りの布団クリーナーの出動を喚起してくれたのですが、そこは生粋のめんどくさがりーな私なので、「めんどくさいからいーよ。大丈夫だよ。」と断ってしまいました。(これがいけなかった。)
布団に入ってしばらくしてから、またあの痒さに目が覚めました。まさか、またか!と思ったときにはすでに遅し。こんどは、左こめかみと、左眉毛をかまれていました。痒い。そして、すでに若干の腫れが左眉毛から瞼の方に広がってきています。恐怖。これからの左目の行く末が容易に想像できたので、痒さよりも怒りがふつふつとわいてきました。
「どこや!敵は、どこや!!!!」
(謎に関西弁)
部屋の壁という壁を見渡すもどこにもそれらしき影は見えません。ダニかなにかという懸念もあったので、枕回りや布団に目を向けてみると、いました。ついに、諸悪の根源のお出ましです。枕カバーの上を、のっそりと動く小さな赤茶色い虫が。
そいつの正体を頭で認識する前に、近くにあったティッシュを手に取り、にがにがしきその丸い体をありったけの憎しみを込めてつぶしにかかりました。しかし、蚊やその他の害虫と同じように、一度のつぶしではその動きを止めないのが、やつらの生命力のすさまじいところ。そのしぶとさに若干の感動を覚えつつ(覚えんなよ。)2回、3回と攻撃を加えることにより、やっと完全にのされたのでした。
完全につぶれ、動かなくなったやつの体を見て、どこか見覚えがあるぞ、と思った私。エジプトでさんざん悩まされたこいつを脳が忘れるはずもないのでした。
たっぷりと私の血をすっていたやつの体からは、少し前まで私のものだった血液が大量に出てきました。それを眺めていると、猛烈に左目がかゆくなってきます。鏡を見ると、左眉から下、瞼の方へ腫れが広がりはじめていました。急いでムヒをぬって(塗りたくって)、もう一度布団中を見渡して、仲間が潜んでいないかを確認し、再度眠りにつきました。第二、第三の襲撃があるのではないかと戦々恐々でしたが、睡魔には勝てませんでした。
翌朝目が覚めると、案の定、左目が腫れぼったく、熱を帯びています。鏡で確認すると、四谷怪談のお岩さんみたくなっています。
THE BUSAIKU!!!!!
もはや、物もらいですなんて言い訳できないレベルの腫れに、自分でもかなりドン引きしつつ、目が腫れようが、お岩さんになろうが、仕事にいかなければいけないのが、サラリーマン。急いで眼帯を用意して(家にあった。なんでだろう。)、お岩さんからキャプテンクックになり、なんとか体裁は「目をなんかやっちゃった人」くらいを保って外にでました。
眼帯に憧れてくれるのはちびまるこちゃんくらいなもんで、社会人になって眼帯をつけている奴なんて、ちょっと恥ずかしいですよね。憐みの目線をいたいほど感じながら仕事をしました。
昼休みを使って(うちは昼休憩をすきな時間にとれる)一応、皮膚科にいってきました。
初診だったので、問診票に記入をしたのですが、思い当たる原因のところに、
「たぶん、南京虫」
と書いたのです。
「たぶん」と付けたのは、少なからずの私の恥じらいを表していて、日本でまさか南京虫が発生したなんて、どんだけ汚いんだよと思われたくなかったのです。
診察してくれたおっちゃん医師は、
すごぉぉぉぉぉぉぉぉくめんどくさそうに、
「え、南京虫?みたの?どこ?え、腕と顔だけ?」
といって、大して診察もせず、自分でできる駆除のしかたと、専門の業者にいってきちんと駆除してもらうようにとひたすら説教されました。なんだかその説教を聞きながら、なんで私はここにいるんだろう、とかなりみじめな気分になってきました。
「いまどき、南京虫って。あんたねぇ。。。」
それは、私が痛いほど思っているんだよ、おじさん。私だって溜息つきたいよ。好きでお岩さんやってんじゃねーんだよ。。。。と思ったのですが、そこはぐっとこらえて、おじんさんの説教を聞きました。10分くらい。
げっそりとして病院を出て、一応薬も出してもらったので、近くの薬局にいきました。そこでは、塗り薬とアレルギーの薬をもらったのですが、薬剤師のおばさんがとてもフレンドリーな方で、
「あらーどうしたの?虫?虫にくわれたの?かわいそうねー」
と話しかけてくれました。何の虫?と聞かれたので、(ここでも)たぶん、南京虫だと思うと応える私。
「あらー、南京虫!え、そっかー、海外でもいったの?そうでしょ!」
と言われ、まさか日本の自宅で襲われたなんて言えず、そうでーす。と答える私。無駄なウソをついてしまいました。
「いまどき、南京虫なんて、日本にはいないからねぇ。災難だったねぇ。お大事にね!」
と言われ、おばちゃんの優しさが、逆に痛かった、早春の午後。
病院から帰ってくると、上司が心配して様子を伺いにきてくれました。まさか、南京虫だとはここでも言えず、なんかわからないけど一応薬もらいましたーと答える私。
上司は心配してくれたのはいいんだけど、
「大丈夫か?なんか顔全体も腫れてるし、無理すんなよ。眼帯くいこんでるし。」
とのこと。
…。
顔は虫じゃねぇよ。。。もともとだよ。。。。。
とは言わず、ありがとうございますと模範回答する私。
南京虫のせいで、いろいろ気を使った2日間でした。
それから何日かすぎましたが、つぶした1匹以外、出現していないので、とりあえず大丈夫かとは思うのですが、もしかしたらやつらとの闘いは始まったばかりなのかもしれません。きっと、エジプトかどっかから持って帰ってきちゃったんだと思うけど、つ、つらいなあ。
こんなくだらいないことを3回にも分けて書くのもどうかと思うけど、どうしても伝えたくて。
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