人間欲を起こすと、自分の決めた型を破ってしまう。そうなると人間としての心を失ってしまう。
人間とは自分の中に大事なものがあって、どんな時も大事にし続けるから人間と言える。
でも、欲で目が曇ると、その大事なものが見えなくなり、簡単に犠牲にしてしまう。
大事なものが見えなくなると、それでも最初は普通に過ごすことができる。
でも、大事なものを見失った人生は何も生み出すことがない、無味乾燥な世界。
それは人生の多くを過ごして、終わりが見えた時に気づく。
自分は何をしてきたのだろうと。
それに気づいても、もうやり直すことはできない。なぜなら、人生は一方通行だから。
大事なものは、いつも忘れてはならないし、ずっと大事にし続けなければならない。
大事なものを見失った人生ほど、後悔しか残らない人生はないのだから。