まず自分自身が苦しみから離れなければならない | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

人生は自分だけで幸せになることはできません。それはまわりの人の影響を受けるからです。

まわりに苦しんでいる人がいたら、どんなに自分には問題が無くても、悲しい気持ちになります。そして、自分に苦しみがない人ほど、その苦しみを放っておくことはできなくなります。

だから、苦しんでいる人と向き合い、その人の苦しみを取り除き、楽にしてあげたいと思うようになります。

でも、そのように思うのは、自分自身が苦しんでいない人だけで、苦しんでいる人は、まわりで苦しんでいる人がいると安心します。

それは自分が上に立てるからです。

つまり、苦しんでいる人を見て、温かい気持ちで接するかどうかは、自分が苦しんでいるかどうかで決まります。

そういう意味で、他人の苦しみを無くしてあげたいと思う慈悲深い人になるには、まず自分自身が苦しみから離れなくてはなりません。

自分が苦しむと自然と他人の苦しみを願い、苦しませてしまう。だからこそ、まず自分自身が苦しみから離れないといけないのですね。