心が体を動かすと言いますが、心が起きないからやらないのだと思っている人は、いつまででもやることはありません。
なぜなら、心が起きることはないからです。
それは善知識からこれをやりなさいと言われても、やらなければならないと思っていないからです。
やらなければならないと思っていないから、心も起きない。そして、自分は心が起きないからやらないのだと思っているのです。
心が起きていなくても、善知識からやりなさいと言われたら、まず、やってみる。そこで初めて、何故やらなければならないのかが問題になります。
そして、その疑問を次の聴聞の時に聞いてみる。そうやって、納得して心が起きるようになるのです。
心は後からついてくる。まず、やってみることが大切なことなんですね。