相手が悪いと言っていても | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

よく時が解決してくれると言いますが、人間関係に関しては、時がどんなに経ったとしても、解決しないことが多いように感じます。

夫婦関係に於いても、相手が不機嫌になった時に、時が解決してくれるからと放置すると、相手は自分のことをどんどん嫌いになって、扱いが悪くなってきます。

やられた側も、時が解決してくれると思っているから、ただ我慢しているだけで、自分の態度を改めることをしない。

その結果、やられている側はこんなに我慢しているのにと思っているので、これ以上いつまで我慢すればいいんだと思っているし、やった側はこんなに否定しているのに、どうして分かってくれないのと思っている。

結果的に、この関係は破綻してゆきます。

解決するには、やられた側が自分が間違っていたと反省して態度を改めて、相手に対して冷たくされても温かく接してゆくしかありません。

しかし、これは簡単に書きますが、実際やってみようとすると物凄く難しい。

だってやられている側は自分は被害者だと思っているし、悪いのはやっている側だと思っているからです。

だから、頭でも自分が折れてゆかなければならないとは思えないのです。

しかし、相手がどんなに悪いと思ってもやっている側が反省してくれることは絶対にありません。

だから、また、仲良くしたいと思うならば、どちらが正しいか、どちらが悪いかは置いておいて、まず自分が姿勢を正し、温かく接してゆくしかないのです。

それで関係が破綻したら、どちらも寂しい思いをするだけ。

だから、少なくとも自分が寂しいと思わないように、自分が姿勢を正し近づいてゆく。

それが自分の幸せの為にもなるのです。

みんな相手が悪いと思って相手に変えてもらおうとする人ばかり、自分がまず変える。

そうすることによって相手も変わってゆくのです。